Noppo
Noppo(ノッポ、1987年12月31日 - )は、日本の元プロゲーマーである。東京都出身、本名は谷口純也(たにぐち じゅんや)。
Noppo | |
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谷口純也 (Junya Taniguchi) | |
基本情報 | |
生誕 |
1987年12月31日(36歳) 日本 東京都 |
愛称 | noppo |
選手情報 | |
現況 | 引退 |
ゲーム | |
役割 | 選手 |
優勝 |
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チーム | |
2005 | AggressiveGene (AXG) |
2006 | 4DimensioN(4dN.PSYMIN) |
2006 | PARANOID |
2007 | afterlife.se |
2008-2012 | Speeder |
2012 | MyRevenge.jp |
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たにぐち じゅんや 谷口 純也 | |
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生誕 |
1987年12月31日(36歳) 東京都 |
国籍 | 日本 |
別名 | Noppo |
職業 | 元プロゲーマー、コーチ、Twitch社員 |
活動期間 |
2008年 - 2009年 2012年 - 2017年 |
身長 | 183 cm (6 ft 0 in) |
人物
編集- 尊敬する人は岡本太郎。
- 初めてプレイしたFPSタイトルは、任天堂64の「ゴールデンアイ 007」、初めてプレイしたPC ゲームは2D-MMORPG 「Helbreath」。
- 好きなゲームはCounter-Strike、パワプロ、ウイニングイレブン、大乱闘スマッシュブラザーズ。
- 好きな歌手はケツメイシ、陳奕迅、David Guetta、Håkan Hellström。
- 好きな俳優は松田翔太、松田龍平、森山未来、松山ケンイチ。
- 好きな料理は日本食、中国料理、タイ料理。
- 好きな酒はビール、ウォッカ、白ワイン。
- 好きな漫画は闇金ウシジマくん、キングダム、テルマエ・ロマエ、浦安鉄筋家族。
- 好きな映画は"ショーシャンクの空に"、"Across The Universe"、"一期一会"、"シンドラーのリスト"、"ライフ・イズ・ビューティフル"。
経歴
編集1987年、東京都にて生誕。
2002年頃、高校入学が決まったと同時に親にPCを買ってもらう。PC ゲーム雑誌『LOGIN』に載っていたMMORPG『Lineage』をプレイするようになる[1]。
2003年、ゲームセンター『LEDZONE』に通い、『Counter-Strike』のアーケード版『Counter-Strike NEO (CSNEO)』を始める。クラン「t.o.L.」に誘われ、始めてクランに加入。『CSNEO』の大会で優勝を重ねる。
2004年、『LEDZONE』の店員からの紹介で『Couter-Strike1.6』を始める。クラン「J」に加入。
2005年、大阪所在のゲーミングチーム「AggressiveGene (AXG)」に加入。初めてのLAN大会「ACON5」に出場。大阪に部屋を借り、プロ選手になるべくチームメイト達と7 ヶ月ほど共同生活をする。「World Cyber Games 2005」の国内予選に挑むが、当時国内無敗だったトップクラン「4DimensioN(4dN.PSYMIN)」を前に敗退。メンバー間の方向性の違いから「AXG」は解散し、東京に戻る[2]。
2006年、「4DimensioN(4dN.PSYMIN)」に加入するも同年5月にチームが解散[3]。Couter-Strikeが盛んなスウェーデンでの選手活動を目指す[1]。スウェーデンに3ヶ月ホームステイ。世界最大のLANパーティー「DreamHack」に参加。10月、「4dN」の元メンバーを中心に新たに結成したチーム「PARANOID」で出場した国内予選で優勝し、10月18日~22日にイタリア・モンツァで行われた世界大会「World Cyber Games 2006」に日本代表として出場[4]。
2007年、スウェーデンへ留学し、現地のチーム「afterlife.se」に加入する[5]。
2008年、帰国後、世界を目指すための日本チームとして「Speeder」を結成。「ESWC: Electronic Sports World Cup 2008」の国内予選で優勝し、8月26日に米国カリフォルニア州・サンノゼで行われた本戦に日本代表として出場。ギリシャチームに勝つも敗退。同年12月5日~8日、中国・武漢市で行われた世界大会「IEF: International e-Sports Festival 2008」に日本代表として出場[2]。
2009年、韓国・水原市で行われた世界大会「IEF: International e-Sports Festival 2009」に日本代表として出場。台湾に語学留学。5月3日~5日、国際大会「ESWC Asia Masters of Cheonan」に日本代表として出場[注 1]。
2010年、台湾の大学に入学。「Speeder」を再結成。2010年~2011年、国際大会への日本チームの出場枠がなく活動が停滞するが、有志によって定例開催されていた国内のコミュニティ大会「Survival of the Fittest (SOF)」に参加し、第11回・第13回・第14回大会 で優勝する[6][7][8]。2012年3月、「日本においてCS1.6の大会がない、また強いチームや世界大会予選もない」という理由からモチベーション等の理由で「Speeder」が活動休止となる[9]。
2012年、ドイツの「MyRevenge」に加入。9月23日、「東京ゲームショウ 2012」内で行われた国際大会「Asia E-sports Cup 2012」にて、Counter-Strikeにおいて日本初となる国際大会優勝。決勝戦最終試合で発生した、「壁抜き」による4連続キルでのラウンドエースと、解説のQoofooRiN氏による「とんでもないプレイが出てますよ今」というコメントが有名[10]。このクリップは、HLTVで拡散されて話題となり、世界のフラグムービー年間2位を獲得する[11]。
2013年11月、『Counter-Strike: Global Offensive (CS:GO)』の大会「Various Challenge #7」で優勝。12月、「Various Challenge #8」で優勝。
2015年9月19日、「東京ゲームショウ2015」で行われた「現役プロゲーマーDeToNator 対 CS1.6レジェンドチーム CSGOエキシビションマッチ」に4dimensioNのメンバーで構成された"CS1.6レジェンドチーム"として参加。イベントの最後に、プロゲーミングチーム「DeToNator(DTN)」の『CS:GO』部門コーチに就任することを発表[12]。2016年9月30日、コーチ退任。
2017年7月30日、元DTNの選手たちと組んだチーム「GTX Gaming」で「GeForce CUP: CS:GO Japan 2017」に出場し3~4位入賞[13]。
2021年11月8日、株式会社Anvilが2021年9月に設立した『VALORANT』のプロチーム「Jadeite(JDT)」にヘッドコーチとして加入することを発表[14]。
大会戦績
編集Counter-Strike1.6
編集国際大会
- 2006-10-22 World Cyber Games 2006: Counter-Strike1.6 - 出場(PARANOID, 日本代表)
- 2008-08-26 ESWC: Electronic Sports World Cup 2008 - 17~21位 (Speeder)[15]
- 2008-12-08 IEF: International e-Sports Festival 2008 - 出場 (Speeder)
- 2009-11-01 IEF: International e-Sports Festival 2009 - 出場 (Speeder)
- 2009-05-05 ESWC: Electronic Sports World Cup Asia Masters of Cheonan - 13~16位 (Speeder, 日本代表)[15]
- 2012-09-23 Asia E-sports Cup 2012 - 優勝 (MyRevenge.jp)[15]
- 2015-08-30 TWC: The World Championships 2015 - Asian Qualifier - 9~12位 (Team Japan, 日本代表)[16][15]
国内大会
- 2006-09-03 World Cyber Games 2006: Counter-Strike1.6 日本予選 - 優勝 (Paranoid)[4]
- 2006-12-10 CSCTL Season1 1stトーナメント - 優勝 (Deadline)[17]
- 2007-03-19 CSCTL Season2 1stトーナメント - 優勝 (Speeder)[18][19]
- 2007-07-02 BIGLAN ONLINE CSCTL Season3 - 優勝 (Speeder)[20]
- 2008-07-26 ESWC: Electronic Sports World Cup 2008 日本予選 - 優勝 (Speeder)[21]
- 2010-12-04 Survival of the Fittest (SOF) 第11回大会 Expert - 優勝 (Vae Victis)[6]
- 2011-06-19 Survival of the Fittest (SOF) 第13回大会 Expert - 優勝 (Speeder)[7]
- 2011-08-28 Survival of the Fittest (SOF) 第14回大会 Expert - 優勝 (Speeder)[8]
Counter-Strike: Global Offensive
編集国内大会
出演
編集大会解説
編集- GALLERIA GAMEMASTER CUP 2017 CS:GO(解説者、2017年9月16日~17日)
- GALLERIA GAMEMASTER CUP 2018 CS:GO(解説者、2018年9月29日~30日)
- GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2019 CS:GO(解説者、2019年9月22日~23日)
- UTAGE CS:GO Japan League Season 1(解説者、2019年3月15日)
- UTAGE CS:GO Japan League Season 2(解説者、2019年7月20日)
- UTAGE VALORANT Season1(主催・運営、Twtich、2020年8月21日~30日)
- UTAGE VALORANT Season2(主催・運営、Twtich、2020年12月8日~10日)
- UTAGE VALORANT Season3(主催・運営、Twtich、2021年10月19日~21日)
テレビ番組
編集- プロゲーマーをめざす若者たち(フジテレビ「NONFIX」、2006年5月4日)
- スカパー!× e スポーツ「Road to ESWC」(スカパー!・Ch.182 スカチャン182、2008年10月18日)
新聞記事
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 現在,ZETA DIVISIONのVALORANT部門でコーチを務めているJUNiORは,Speeder時代のチームメイト.
出典
編集- ^ a b “GEAIM:第04回 Noppo - プロゲーマーを目指し過去にスウェーデンヘ留学、Counter-Strike との出会いが人生を変えた(2011年3月8日 )”. Negitaku.org. 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b “日本 Counter-Strike: noppo 列伝”. 中村鮎葉Blog. 2021年9月21日閲覧。
- ^ “プロゲームチーム『4dN.PSYMIN』が無期限活動停止に”. Negitaku.org. 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b “「World Cyber Games 2006」日本予選開催。「パンヤ」「Counter-Strike 1.6」の日本代表選手が決定”. 4Gamer.net. Aetas, Inc. (2006年9月4日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ a b “スウェーデンに「ゲーム留学」 世界見た先駆者の葛藤 eスポーツ 熱狂の正体(4)”. 日本経済新聞. NIKKEI (2019年11月24日). 2021年11月16日閲覧。
- ^ a b “第 11 回『Survival of the fittest』でVae Victis(Expert)、Knight$ of the Eternity(Main)、autour de trente(Open)が優勝”. negitaku.org (2010年12月5日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ a b “第 13 回『Survival of the fittest』Expert 部門で Team Speeder が優勝”. negitaku.org (2011年6月20日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ a b “Counter-Strike 1.6 大会 第 14 回『Survival of the fittest』の参加チームが決定”. negitaku.org (2011年8月22日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “日本のトップ Counter-Strike1.6 チーム、Team Speeder が活動の一時休止を発表”. Negitaku.org. 2021年9月21日閲覧。
- ^ “Asia e-Sports Cup 2012 - Noppo vs Asking Questions (2012/09/24)”. YouTube. 2021年9月21日閲覧。
- ^ “Top 10 Highlights of The Year 2012 [CS1.6 (2013/01/02)]”. YouTube - HLTVorg. 2021年9月21日閲覧。
- ^ “日本Counter-StrikeのレジェンドNoppo氏がプロチームDeToNatorのCS:GO部門コーチに就任”. Negitaku.org. 2021年9月21日閲覧。
- ^ a b “7/30(日) NVIDIA Japan主催大会、GeForce CUP: CS:GO 開催決定!賞金付きの1 Dayトーナメントです。”. JCG (2017年7月5日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “【VALORANT部門】「Noppo」加入のお知らせ”. Team Jadeite. Anvil Co.Ltd. (2021年11月8日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ a b c d “noppo - Liquipedia Counter-Strike”. liquipedia.net. 2022年2月18日閲覧。
- ^ “World Championships 2015 - Asian Qualifier”. HLTV.org. 2021年11月8日閲覧。
- ^ “CSCTL 2006年大会決勝 DEADLINE vs Rampage”. YouTube. Kyodog8 (2015年9月20日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “『CSCTL Season2』Speeder, Anomaly, 冨樫家が優勝”. negitaku.org (2007年3月19日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “『CSCTL Season2』29クラン 296名が参加”. negitaku.org (2007年3月9日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “『BIGLAN ONLINE CSCTL』Season3優勝はSpeeder”. negitaku.org (2007年7月2日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “[https://game.watch.impress.co.jp/docs/20080728/eswc.htm eスポーツのワールドカップ「ESWC2008」日本予選決勝大会が開催 有力タレントが揃うチーム「Speeder」が本戦出場権を獲得]”. Game Watch. 2021年9月26日閲覧。
- ^ “Counter-Strike: Global Offensive大会『Various Challenge #7』でANTiQUEが優勝”. negitaku.org (2013年11月24日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “Counter-Strike:GlobalOffensive大会『Various Challenge #8』でANTiQUEが優勝”. negitaku.org (2013年12月16日). 2021年11月8日閲覧。
関連項目
編集- keNNy - 元プロゲーマー、「4dimensioN」のチームリーダー
外部リンク
編集- noppo (@noppo_cs) - X(旧Twitter)