NHK赤塚ラジオ放送所
NHK赤塚ラジオ放送所(エヌエイチケイあかつからじおほうそうじょ)は、新潟市西区にあるNHK新潟放送局の中波放送送信所である。
概要
編集送信施設概要
編集放送局名 | コールサイン | 周波数 | 空中線電力 | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 運用開始日 |
NHK新潟ラジオ第1 | JOQK | 837kHz | 10kW | 新潟県 | 約-世帯 | 1950年(昭和25年)3月25日 |
NHK新潟ラジオ第2 | JOQB | 1593kHz | 全国 |
- 送信機は東芝製の真空管式で、有人の送信所であった(当該送信機は、過去、現NHK新潟放送局に展示されていた)が、のちに全半導体式に置き換えられ、送信所も小型化無人化され、現在は敷地も狭くなっている。
- 送信アンテナはラジオ波2波に対して、円管柱式一本で済ませている。これは、第1放送と第2放送の周波数がほぼ1:2の比率であることによる。
- NHKラジオ第2放送は、基本的に地域性が無い=全国向けであり、新潟県は近県(秋田など)に大出力のラジオ第2放送所があるので、新潟局は聴取困難地域のための補完放送所の位置づけである。そのため、出力は県域内対象のラジオ第1と同じである。しかし、コールサインのアナウンスは新潟局からのものであり、他局の中継ではない。
- 赤塚送信所からの中波放送は、新潟県が東西に長く広いことから、上越地方などにはあまり届かないので、新潟局は県内に多数の中波放送中継用送信所を持っている。また、夜間になると、朝鮮半島からの中波放送との混信が酷く、そのため、夜間だけNHK新潟局のFM放送でラジオ第1放送の内容を放送していた時期もあった。