NGC 3195
カメレオン座の惑星状星雲
NGC 3195(Caldwell 109)は、カメレオン座の惑星状星雲である。明るい惑星状星雲の中では最も南に位置しており、北半球からは見ることができない。1835年、ジョン・ハーシェルによって発見された。
NGC 3195 | |
---|---|
仮符号・別名 | He2-44、Hen 2-44[1]、Sa2-57 PK 296-20.1、PN G296.6-20.0[1] ESO 19-2[1]、Caldwell 109 |
星座 | カメレオン座 |
見かけの等級 (mv) | 11.6 |
視直径 | 40" x 35" |
分類 | 惑星状星雲 |
位置 元期:J2000.0[1] | |
赤経 (RA, α) | 10h 09m 20.91s[1] |
赤緯 (Dec, δ) | -80° 51' 30.73"[1] |
距離 | 5,500光年 |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
わずかに楕円で視直径40秒×35秒の大きさは、口径10.5cmの望遠鏡で低倍率で見ることができる。分光法により、NGC3195は秒速17kmで地球に近づいており、また星雲は秒速40kmで広がっていることが判明している。中心星の等級は15.3Vまたは16.1Bとして記載されており、眼視で観測することはできない。地球からの距離は約1.7キロパーセクだと推定されている。
出典
編集参考文献
編集- en:Astronomical Journal., 334, 842 (1992).