NGC 3115
ろくぶんぎ座の銀河
NGC 3115(Caldwell53、スピンドル銀河[2])は、ろくぶんぎ座にあるレンズ状銀河。1787年2月22日にウィリアム・ハーシェルによって発見された。銀河系の数倍の大きさがある。
NGC 3115 SPINDLE GALAXY[1] | |
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仮符号・別名 | UGCA 199[1]、PGC 29265 Caldwell 53 |
星座 | ろくぶんぎ座 |
見かけの等級 (mv) | 9.9 |
視直径 | 7.2' × 2.5' |
分類 | レンズ状銀河 |
位置 元期:J2000.0[1] | |
赤経 (RA, α) | 10h 05m 13.80s[1] |
赤緯 (Dec, δ) | -07° 43' 08"[1] |
距離 | 3160万 ± 130万光年 |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
1992年、ハワイ大学のジョン・コーメンディ(John Kormendy )とミシガン大学のダグラス・リッチストーン(Douglas Richstone )はこの銀河内に超大質量ブラックホールを観測したと発表した。その質量は太陽の20億倍であり、当時発見されていたものでは最大規模のものであった。多くの星は年老いた星であり、ほとんどあるいは全く活動していないと思われる。また、ブラックホールの成長も止まっている。
出典
編集- ^ a b c d e “SIMBAD Astronomical Database”. Results for NGC 3115. 2012年5月4日閲覧。
- ^ 沼澤茂美・脇屋奈々代『星座の事典』ナツメ社 2007年。ISBN 978-4-8163-4364-3