NEE』(ニー)は、日本ロックバンドNEEの1枚目のスタジオ・アルバム2021年9月1日ビクターエンタテインメント内のGetting Betterから発売された[注釈 1]

NEE
NEEスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル
時間
レーベル Getting Better
プロデュース くぅ
チャート最高順位
NEE アルバム 年表
NEE
(2021年)
贅沢
(2023年)
EANコード
EAN 44988002910663 (初回限定盤)
EAN 4988002910670 (通常盤)
ミュージックビデオ
「歩く花」 - YouTube
「下品な僕チン」 - YouTube
「不革命前夜」 - YouTube
「九鬼」 - YouTube
「アウトバーン」 - YouTube
「本当は泣きそうです。」 - YouTube
「第一次世界」 - YouTube
「ボキは最強」 - YouTube
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本アルバムよりNEEはメジャーデビューを果たした[2]

概要

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自身初のフルアルバム。「不革命前夜」をはじめとするインディーズ時代の既発曲7曲に新曲9曲を加えた全16曲が収録されている。

2021年4月24日、渋谷CLUB QUATTROで開催されたライブ「鬼ぎりTOUR~青鬼篇~」にて1stアルバム『NEE』をリリースしメジャーデビューすることを発表した[3]

2021年8月30日、本アルバムの収録内容が発表された。CDは通常盤、初回生産限定盤の2形態でリリースされ、初回生産限定盤には、NEEの楽曲のミュージックビデオやメイキング映像、ツアー「鬼ぎりTOUR」の様子が収録されている[4]

本アルバムからの先行配信シングルとして、「本当は泣きそうです。」が8月4日[5]、「第一次世界」が8月18日にリリースされた[6]

2021年9月1日、本アルバムがリリースされた。また、同日21時よりNEEのYouTubeチャンネル及びスペースシャワーTVLINEアカウントにてNEEの特別番組が生配信された[7]

形態 規格 規格品番 出典
初回限定盤 CD+DVD VIZL-1927 [8]
通常盤 CD VICL-65546 [9]

楽曲解説

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第一次世界

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本アルバムのリード曲[10]。2021年8月18日に先行配信リリースされた[6]。ダークな雰囲気が感じられながらも、中毒性の高いポップナンバーに仕上がっている[6]。本楽曲は権力者が題材となっており、「選ぶなら権力か友達か」の究極の選択を描いた歌詞となっている[11]。当初タイトルは「愛情表現」だったが、「第1回目の世界の物語」を意味する「第一次世界」に変更されたという[11]

アルバムのリリース日である2021年9月1日にクリエイティブミクスチャーユニット・NIKO NIKO TAN TANのSamson Leeが手掛けたミュージックビデオが公開された[10]

受賞とノミネート

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音楽賞 結果 出典
2022年 第14回CDショップ大賞 入賞 [12]

収録内容

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CD(全形態共通)
全作詞・作曲: くぅ
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「全校朝会」くぅくぅ
2.「第一次世界」くぅくぅ
3.「アウトバーン」くぅくぅ
4.「下僕な僕チン -元気ver.」くぅくぅ
5.「You are はっぴー」くぅくぅ
6.「九鬼」くぅくぅ
7.ボキは最強くぅくぅ
8.「夜中の風船 Mark II」くぅくぅ
9.「本当は泣きそうです。」くぅくぅ
10.「因果オウホウ」くぅくぅ
11.「ぱくちー」くぅくぅ
12.不革命前夜くぅくぅ
13.「ビリビリのーん」くぅくぅ
14.「こたる」くぅくぅ
15.「歩く花」くぅくぅ
16.「帰りの会」くぅくぅ
合計時間:
DVD(初回生産限定盤)
よくばりDVD HAPPYセット
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「九鬼」(Music Video メイキング映像)  
2.「[鬼ぎりTOUR] ドキュメンタリー&ライブ・ダイジェスト 大阪公演 ~赤鬼篇~」  
3.「[鬼ぎりTOUR] ドキュメンタリー&ライブ・ダイジェスト 東京公演 ~青鬼篇~」  
4.「歩く花」(Music Video)  
5.「下僕な僕チン」(Music Video)  
6.「万事思通」(Music Video)  
7.「不革命前夜」(Music Video)  
8.「aLaLe」(Music Video)  
9.「九鬼」(Music Video)  
10.「夜中の風船」(Music Video)  
合計時間:

NEE 2nd TOUR「熱烈スタンプラリー2021」

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本アルバムを携えて、福岡県のINSA公演を皮切りに2021年9月21日から11月12日にかけて開催された全国ツアー[13]。なお、11月5日の大阪umeda TRAD公演、11月12日の恵比寿LIQUIDROOM公演はツアーの開催発表後の7月9日に発表された追加公演である[14]

脚注

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注釈

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  1. ^ 当初は8月発売と発表されていたが「想定外に”よくばり”なアルバムとなった」ことにより9月に発売延期となった[1]

出典

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  1. ^ 『関ジャム』でも紹介されたエキゾチックロックバンド・NEE、メジャーデビュアルバムは全16曲入り | Daily News”. Billboard JAPAN (2021年6月9日). 2024年5月25日閲覧。
  2. ^ 新宿で走り始めたエキゾチックロックバンド・NEE。多種多様な彼らの音世界と新宿の街のワクワク感はちょっと似ている!?”. MASH UP! KABUKICHO. TSTエンタテイメント (2021年9月9日). 2024年5月25日閲覧。
  3. ^ 4人組バンドNEE、8月にビクターGetting Betterからメジャーデビュー(コメントあり)”. 音楽ナタリー (2021年4月24日). 2024年5月25日閲覧。
  4. ^ NEEのメジャーデビューアルバム詳細発表、よくばりすぎて発売日変更”. 音楽ナタリー (2021年6月9日). 2024年5月25日閲覧。
  5. ^ NEE、メジャー・デビュー・アルバム『NEE』より「本当は泣きそうです。」配信スタート&オフィシャル・オーディオ公開”. 激ロックエンタテインメント (2021年8月4日). 2024年5月25日閲覧。
  6. ^ a b c NEE、メジャー・デビュー・アルバム『NEE』よりリード曲「第一次世界」8/18配信リリース決定。J-WAVE"SONAR TRAX"としてOAスタート。アルバム・ティーザー映像公開”. Skream!. 激ロックエンタテインメント (2021年8月15日). 2024年5月25日閲覧。
  7. ^ NEEがメジャーデビューアルバム発売日に特番生配信、新曲MV公開も決定”. 音楽ナタリー (2021年8月31日). 2024年5月25日閲覧。
  8. ^ NEE/NEE [CD+DVD]<初回限定盤>”. タワーレコードオンライン. タワーレコード株式会社. 2024年5月25日閲覧。
  9. ^ NEE/NEE<通常盤>”. タワーレコードオンライン. タワーレコード株式会社. 2024年5月25日閲覧。
  10. ^ a b NEE、9/1にアルバム『NEE』リリース記念特番を生配信 | Daily News”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2021年8月31日). 2024年5月25日閲覧。
  11. ^ a b NEEはいかにして「いままで誰も聴いたことのない音楽」を生み出すのか メジャーデビューアルバム『NEE』を通して探る”. SPICE. イープラス (2021年9月1日). 2024年5月25日閲覧。
  12. ^ 第14回CDショップ大賞2022”. 全日本CDショップ店員組合. 2024年5月25日閲覧。
  13. ^ NEE、「アウトバーン」MV公開。メジャー・デビュー・アルバム『NEE』リリース・ツアー開催も決定”. Skream!. 激ロックエンタテインメント. 2024年5月25日閲覧。
  14. ^ NEE、ワンマン・ツアー"熱烈スタンプラリー2021"東阪追加公演が決定”. Skream!. 激ロックエンタテインメント (2021年8月21日). 2024年5月25日閲覧。