N.E.R.D
N.E.R.D(エヌ・イー・アール・ディー)はアメリカ合衆国のヒップホップ・ロックグループ[2]。
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![]() N.E.R.D.(2010年) | |
基本情報 | |
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公式サイト | N.E.R.D 公式サイト |
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旧メンバー |
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グループ名はNo one Ever Really Dies(真の意味で死ぬ者はいない)の略と、オタクを意味するスラング「ナード(nerd)」。
略歴
編集少年の頃から友人だったファレル・ウィリアムスとチャド・ヒューゴがネプチューンズを結成[3]。それに盟友のシェルドン・ヘイリー(通称シェイ)を加えた3人組がN.E.R.Dである。
2001年に1stアルバム『In Search of』をリリースした。しかし発売して1ヶ月、打ち込み主体だったパートをSPYMOBによる生演奏に変えアルバムタイトルを『イン・サーチ・オブ…(In Search Of…)』とし再度リリース。
2004年、2ndアルバム『フライ・オア・ダイ(Fly Or Die)』発表後、ヴァージン・レコードと契約でもめ、事実上の活動停止。
2005年3月、BBC Radio 1にてファレルが『N.E.R.D is dead』と発言。解散が囁かれた。
2008年、ヴァージン・レコードからインタースコープ・レコードに移籍し3rdアルバム『シーイング・サウンズ(SEEING SOUNDS)』を発表。
2009年10月、2010年リリース予定の4thアルバム『Instant Gratification』に向け、新メンバーとして女性シンガーであるリアが加入したがわずか3ヶ月で脱退し、4thアルバムは一度白紙に戻し、アルバムタイトルを『ナッシング(Nothing)』と名称を変えリリース。
2017年12月に「誰も本当の意味では死なない」というグループ名をセルフタイトルとして掲げた7年ぶりの5thアルバム『ノー_ワン・エヴァー・リアリー・ダイズ(No_One Ever Really Dies)』を発表。今作はリアーナ、ケンドリック・ラマー、エド・シーランといった豪華ゲストが参加していることも話題となった。
2018年7月、野外音楽フェス「フジロック・フェスティバル'18」に来日・出演した[4][5]。
メンバー
編集- ファレル・ウイリアムス(Pharrell Williams) - ボーカル、ピアノ・キーボード
- チャド・ヒューゴ(Chad Hugo) - ギター、ベース、サックス、ピアノ
- シェイ・ヘイリー(Shay Haley) - ラップ、ドラム、ベース
脱退したメンバー
- リア(Rhea) - ボーカル わずか3ヶ月で脱退した。
ディスコグラフィー
編集アルバム
編集- イン・サーチ・オブ... - In Search Of... (2001年)
- フライ・オア・ダイ - Fly or Die (2004年)
- シーイング・サウンズ - SEEING SOUNDS (2008年)
- ナッシング - Nothing (2010年)
- ノー_ワン・エヴァー・リアリー・ダイズ - No One Ever Really Dies (2017)
シングル
編集- ラップダンス - Lapdance featuring Lee Harvey and Vita (2001年)
- ロックスター - Rock Star (2002年)
- プロヴァイダー - Provider (2002年)
- シー・ウォンツ・トゥ・ムーヴ - She Wants to Move (2004年)
- メイビー - Maybe (2004年)
- エヴリワン・ノーズ - Everyone Nose (All the Girls Standing in the Line for the Bathroom) (2008年)
- スパッズ - Spaz (2008年)
- スーナー・オア・レイター - Sooner or Later (2009年)
- ホット・アンド・ファン - Hot-n-Fun featuring Nelly Furtado (2010年)
- ヒプノタイズ・ユー - Hypnotize U (2010年)
- スクイーズ・ミー - Squeeze Me (2015年)
- パトリック・スター - Patrick Star (2015年)
- サンディ・スクイレル - Sandy Squirrel (2015年)
- レモン - Lemon (with Rihanna) (2017年)
- 1000 - 1000 (with Future) (2017年)
- ドント・ドント・ドゥ・イット! - Don't Don't Do It (with Kendrick Lamar) (2018年)
脚注
編集- ^ a b c d Kellman, Andy. N.E.R.D | Biography & History - オールミュージック. 2021年1月18日閲覧。
- ^ Roberts, Michael (2008年4月23日). “Vintage N.E.R.D. Profile”. Westword. 2020年12月2日閲覧。
- ^ “Like the song? These guys wrote it” (英語). The Age (2004年5月15日). 2020年12月2日閲覧。
- ^ “「フジロック」第1弾でケンドリック・ラマー、N.E.R.D、スクリレックスら17組”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2018年2月9日). 2025年1月30日閲覧。
- ^ Kohei Ueno (2018年7月28日). “フジロック現地レポ「7年の空白を埋めたN.E.R.D流の真摯さ」”. Rolling Stone Japan. CCCミュージックラボ. 2025年1月30日閲覧。