Microsoft Bookshelf Basic(マイクロソフト ブックシェルフ ベーシック)はマイクロソフトオフィススイートMicrosoft Office」に付属されていた辞書ソフトである。

マイクロソフトWindows向けに販売している辞書ソフトMicrosoft Bookshelfをベースに、中でも使用頻度の高い国語辞典英和辞典和英辞典をパッケージングしたものである。

Microsoft Office 2003以降はこうした辞書ソフトの付属は廃止され、代替としてインターネットから意味や追加情報を検索・引用する機能に変更された(リサーチ機能)。

内容

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製品名 国語辞典 英和辞典 和英辞典 付属したオフィス製品
Bookshelf Basic 3.0 三省堂
新明解国語辞典
第五版
研究社
新英和中辞典
第6版
研究社
新和英中辞典
第4版
Office XP
Bookshelf Basic 2.0 小学館
国語大辞典
(新装版)
小学館
プログレッシブ英和中辞典
第3版
小学館
プログレッシブ和英中辞典
第2版
Office 2000
Bookshelf Basic 1.0 小学館
プログレッシブ英和中辞典
第2版
Office 97

Bookshelf Basic 2.0まではHDDにインストールされずCD-ROMを用いるが、3.0は標準ではHDDにインストールされる(ただし、2.0以前でもHDDにセットアップファイルをコピーしてインストールするとHDDにインストール可能である)。

Bookshelf Basic 2.0では項目によって画像や音声(wav)、音楽(MIDI)などといったマルチメディア資料も添付していたが、3.0では辞書データがchmファイル化されるとともに文字データのみとなっている(英和辞典の発音機能は残されている)。また、2.0ではMicrosoft Office製品とのみ連携していたが、3.0ではQuickShelfを常駐させることで、Office以外のアプリケーションであっても選択文字列を辞書に送れるようになっている。

各Officeのエディションの内、StandardにのみBookshelf Basicが付属しない。Personalの方が低価格にもかかわらずBookshelf Basicが付属しているのは、個人ユーザーを対象としているためPowerPoint等より必要性が高いという判断と考えられる。

関連項目

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