M-1グランプリ2022

2022年に開催されたM-1グランプリの第18回大会
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M-1グランプリ2022』(エムワングランプリ2022)は、吉本興業朝日放送テレビ(ABCテレビ)主催の漫才コンクール「M-1グランプリ」の第18回大会。2022年12月18日に決勝戦が開催され、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて生放送された。大会スローガンは「漫才を塗り替えろ。」。優勝者はウエストランド

M-1グランプリ2022
受賞対象結成15年以内の漫才師(2人以上)
開催日2022年12月18日(敗者復活戦、決勝)
会場テレビ朝日(決勝)
日本の旗 日本
主催M-1グランプリ事務局
吉本興業
朝日放送テレビ(ABCテレビ)
司会今田耕司
上戸彩
報酬賞金1000万円ほか
最新受賞者ウエストランド
公式サイト公式サイト
テレビ/ラジオ放送
放送局ABCテレビ・テレビ朝日系列
放送時間2022年12月18日
18時34分 - 22時10分
視聴率17.9%(関東地区
30.1%(関西地区

概要

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総エントリー数は再エントリーを含め7261組で[1]、前年度からの増加幅が1000組を超えたのは初めて。

決勝戦は準決勝を勝ち上がった真空ジェシカダイヤモンドヨネダ2000男性ブランコさや香ウエストランドキュウカベポスターロングコートダディの9組、そして敗者復活戦を制したオズワルドを加えた10組で争われた。

今大会の決勝戦は、地上波と同時にインターネット(TVer)でも初めて同時配信が行われた。また、敗者復活戦と決勝の見逃し配信(TVer・GYAO!)も併せて行われた[2]

大会の流れ

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1回戦から準々決勝まで

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エントリー受付は6月29日から8月31日まで[3]。1回戦は8月1日から10月5日にかけて、北海道、仙台、埼玉、千葉、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄の8地区・10都道府県で開催。その後は東京、大阪・京都の2地区に分けて、10月6日 - 19日に2回戦、10月24日 - 31日に3回戦、11月12日 - 16日に準々決勝が開催された。

今大会では過去に類を見ないほどの波乱が続出した。

エントリーした7261組中、299組が3回戦、116組が準々決勝に進出。準々決勝初進出組は深海魚入間国際宣言大仰天オドるキネマ10億円とらふぐ、どんちっち、キングブルブリン生ファラオ豪快キャプテンバッテリィズ骨付きバナナインテイクスパイク忘れる。鶴亀オッパショ石エバースきしたかのブレード・ランナーカゲヤマオフローズサツキの23組。

ベストアマチュア賞は「深海魚」が受賞。今大会では初の試みとして、準決勝でオープニングアクトとしてネタを披露した。

準決勝(大会の流れ)

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11月30日にNEW PIER HALLにて開催。準々決勝を通過した27組に[注 3]GYAO!ワイルドカード枠で進出した金属バットを加え、28組が出場した[6]

準決勝初進出はカゲヤマシンクロニシティママタルトハイツ友の会THIS IS パンかもめんたるケビンスダイヤモンドビスケットブラザーズヤーレンズななまがりストレッチーズの12組。

審査の結果、真空ジェシカとロングコートダディが2年連続、ウエストランドが2年ぶり、さや香が5年ぶり、カベポスター男性ブランコ、ダイヤモンド、キュウヨネダ2000が初の決勝戦進出を果たした。

敗者復活戦(大会の流れ)

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12月18日、決勝戦直前の14時55分より六本木ヒルズアリーナにて開催。視聴者投票により、準決勝敗退者から1組のみ勝ち上がることができる。GYAO!ワイルドカード枠の金属バットを除く18組に出場資格が与えられたが、コウテイが体調不良により欠場したため、17組で争うことになった。

今年度は銀シャリがスケジュールの都合で欠席となった[7]ため、出番順抽選会のMCを石田明NON STYLE)と鷲尾千尋(朝日放送テレビアナウンサー)が務めた。石田が投げたサイコロ[注 4]によって「アルファベット逆順」にくじを引くことになった。

総投票数は290万1507票。投票の結果、オズワルドと令和ロマンが上位2組に名を連ね、47万9890票を獲得したオズワルドが決勝戦に進出した。

決勝戦(大会の流れ)

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12月18日にテレビ朝日にて開催。決勝戦の司会は16大会連続の今田耕司と、11大会連続の上戸彩[8]

審査員は塙宣之富澤たけし立川志らく礼二松本人志に加え、勇退を発表していたオール巨人上沼恵美子の後任として、博多大吉が第13回大会(2017年)以来5年ぶりに、山田邦子が初めて就任した[9]

ファーストラウンドの出番順を決める「笑神籤(えみくじ)」を引き演者を発表する役割には、THE MATCH 2022にて白星を飾った那須川天心が招かれ、全組分の抽選と発表を行った。笑神籤による抽選の結果、カベポスター、真空ジェシカ、オズワルド(敗者復活組)、ロングコートダディ、さや香、男性ブランコ、ダイヤモンド、ヨネダ2000、キュウ、ウエストランドの順でネタを披露した。

審査員7名による採点の結果、さや香が1位通過、ロングコートダディが2位通過、ウエストランドが3位通過で最終決戦に進出。CM中にファーストラウンド上位の組からネタ順を選択し、例年通りファーストラウンド下位から順にネタを披露した。最終投票では大吉がさや香に、他の6名がウエストランドに投票。6票を獲得したウエストランドが第18代王者となった。

結果

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準決勝(結果)

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  • コンビ名、所属事務所は出場当時、結成年の太字はラストイヤー。
  • 金背景は決勝戦進出者。
グループ コンビ名 所属事務所 No. 結成年 準決勝進出歴 結果
A キン/金属バット[注 5] ヨ/吉本興業 3104 2007年 5/5年連続 5回目 敗退
カゲヤマ ヨ/吉本興業 1765 2008年 1/初進出 敗退
シンクロニシティ フリー 39 2017年 1/初進出 敗退
ママタルト サンミュージックプロダクション 417 2016年 1/初進出 敗退
ハイツ友の会 ヨ/吉本興業 1693 2019年 1/初進出 敗退
デ/THIS IS パン ヨ/吉本興業 1764 2017年 1/初進出 敗退
カベポスター ヨ/吉本興業 4491 2014年 3/3年連続 3回目 通過
B レ/令和ロマン ヨ/吉本興業 1498 2018年 2/4年ぶり 2回目 敗退
シンクウ/真空ジェシカ プロダクション人力舎 26 2012年 2/2年連続 2回目 通過
かもめんたる サンミュージックプロダクション 4359 2007年 1/初進出 敗退
マユリカ ヨ/吉本興業 4536 2011年 3/2年連続 3回目 敗退
キュウ タイタン 3402 2013年 3/3年連続 3回目 通過
ミキ ヨ/吉本興業 3985 2012年 5/3年ぶり 5回目 敗退
ヨネダ2000 ヨ/吉本興業 1794 2020年 2/2年連続 2回目 通過
C ケビンス ヨ/吉本興業 1773 2021年 1/初進出 敗退
ダンビラムーチョ ヨ/吉本興業 1772 2011年 2/4年ぶり 2回目 敗退
ダイヤモンド ヨ/吉本興業 1771 2017年 1/初進出 通過
ビスケットブラザーズ ヨ/吉本興業 5019 2011年 1/初進出 敗退
ヤーレンズ ケイダッシュステージ 1111 2011年 1/初進出 敗退
ななまがり ヨ/吉本興業 1499 2008年 1/初進出 敗退
ウエストランド タイタン 3312 2008年 3/2年ぶり 3回目 通過
D さや香 ヨ/吉本興業 2852 2014年 3/2年連続 3回目 通過
ストレッチーズ オ/太田プロダクション 2046 2014年 1/初進出 敗退
コウテイ ヨ/吉本興業 4521 2013年 2/2年ぶり 2回目 敗退
オズワルド ヨ/吉本興業 3311 2014年 4/4年連続 4回目 敗退
ロングコートダディ ヨ/吉本興業 4948 2009年 4/4年連続 4回目 通過
ダンセ/男性ブランコ ヨ/吉本興業 1795 2011年 2/2年連続 2回目 通過
からし蓮根 ヨ/吉本興業 4224 2013年 6/6年連続 6回目 敗退

敗者復活戦(結果)

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  • コンビ名、所属事務所は出場当時、結成年の太字はラストイヤー。
  • 金背景は決勝戦進出者、灰色背景は敗者復活戦欠場者。
順位 コンビ名
所属事務所
No. 結成年 敗者復活戦
出場歴
出番 票数
1位 オズワルド
吉本興業
3311 2014年 1/初出場
[注 6]
5番 47万9890票
2位 レ/令和ロマン
吉本興業
1498 2018年 1/初出場
[注 7]
6番 35万5577票
3位 ミキ
吉本興業
3985 2012年 4/3年ぶり 4回目 15番 34万5566票
4位 からし蓮根
吉本興業
4224 2013年 5/3年連続 5回目 3番 23万9203票
5位 マユリカ
吉本興業
4536 2011年 3/2年連続 3回目 17番
6位 ヤーレンズ
ケイダッシュステージ
1111 2011年 1/初出場 14番
7位 ビスケットブラザーズ
吉本興業
5019 2011年 1/初出場 9番
8位 ななまがり
吉本興業
1499 2008年 2/8大会ぶり 2回目
[注 8]
10番
9位 ダンビラムーチョ
吉本興業
1772 2011年 2/4年ぶり 2回目 11番
10位 ハイツ友の会
吉本興業
1693 2019年 1/初出場 12番
11位 ケビンス
吉本興業
1773 2021年 1/初出場 13番
12位 カゲヤマ
吉本興業
1765 2008年 1/初出場 8番
13位 かもめんたる
サンミュージックプロダクション
4359 2007年 1/初出場 16番
14位 シンクロニシティ
フリー
39 2017年 1/初出場 1番
15位 デ/THIS IS パン
吉本興業
1764 2017年 1/初出場
[注 9]
4番
16位 ママタルト
サンミュージックプロダクション
417 2016年 1/初出場 2番
17位 ストレッチーズ
太田プロダクション
2046 2014年 1/初出場 7番
欠場
[注 10]
コウテイ
吉本興業
4521 2013年

決勝戦(結果)

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得点・得票詳細の装飾の意味
金背景 1位通過、優勝
銀背景 2位通過
銅背景 3位通過
赤文字 審査員別の最高評点
青文字 審査員別の最低評点
赤太文字 全体の最高評点
青太文字 全体の最低評点
  • 順位は最終決戦に進出したコンビは票数、それ以外のコンビはファーストラウンドの得点による順序。
    • ファーストラウンドの得点が同じ場合は、高得点を付けた審査員の人数が多いコンビを上位とし、得点欄に括弧書きで高得点を付けた審査員の人数を記載[注 11]
  • 所属事務所は出場当時。
  • 敗者復活組はキャッチコピーが無いため、「(敗者復活組)」とする。
  • 順位や得点などをまとめた表は、矢印がついたセルをクリックすると、昇順、降順、元の順の順番で並び替えられる。
順位 コンビ名
所属事務所
No. 結成年 決勝戦進出歴 キャッチコピー ファースト 最終決戦
出番 得点 出番 得票
1/優勝 ウエストランド
タイタン
3312 2008年 2/2年ぶり 2回目
ノーシード
小市民怒涛の叫び 10番 659点 1番 6票
2位 さや香
吉本興業
2852 2014年 2/5年ぶり 2回目 熱血リベンジ 5番 667点 3番 1票
3位 ロングコートダディ
吉本興業
4948 2009年 2/2年連続 2回目 ゆるハイブリッド 4番 660点 2番 0票
4位 ダン/男性ブランコ
吉本興業
1795 2011年 1/初進出 あぶない地味男 6番 650点
5位 シ/真空ジェシカ
プロダクション人力舎
26 2012年 2/2年連続 2回目 アンコントロール 2番 647点
(4名)
6位 ヨネダ2000
吉本興業
1794 2020年 1/初進出 なかよし奇想天外 8番 647点
(3名)
7位 オズワルド
吉本興業
3311 2014年 4/4年連続 4回目 (敗者復活組) 3番 639点
8位 カベポスター
吉本興業
4491 2014年 1/初進出 草食系ロジカル 1番 634点
9位 キュウ
タイタン
3402 2013年 1/初進出 ノーリアル 9番 620点
10位 ダイヤモンド
吉本興業
1771 2017年 1/初進出
ノーシード
クレイジーな輝き 7番 616点
ファーストラウンド得点詳細
出番順 コンビ名 得点計 邦子 大吉 富澤 志らく 礼二 松本
1 カベポスター 634 84 94 92 93 89 92 90
2 シ/真空ジェシカ 647 95 92 92 92 94 94 88
3 オズワルド 639 87 93 90 90 95 92 92
4 ロングコートダディ 660 94 92 94 96 96 95 93
5 さや香 667 92 96 95 97 95 97 95
6 ダン/男性ブランコ 650 86 91 92 95 94 96 96
7 ダイヤモンド 616 86 90 88 88 88 89 87
8 ヨネダ2000 647 91 91 96 91 97 90 91
9 キュウ 620 87 90 88 90 89 90 86
10 ウエストランド 659 91 93 93 94 98 96 94
最終決戦得票詳細
出番順 コンビ名 得票数 邦子 大吉 富澤 志らく 礼二 松本
1 ウエストランド 6
2 ロングコートダディ 0
3 さや香 1

記録

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  • 第3回(2003年)以降で初めて、準決勝通過コンビに決勝進出3回目以上のコンビがいない大会となった。
  • 第9回(2009年)のハリセンボン以来、9大会ぶり(13年ぶり)に女性同士のコンビ(ヨネダ2000)が決勝戦進出を果たした。
    • ヨネダ2000は2020年代に結成したコンビとして決勝進出した初のコンビである[注 12]
    • 第16回(2020年)から3年連続で、前年度の敗者復活戦10位のコンビ[注 13]が決勝戦に進出した。
  • タイタン所属のコンビが2組同時に決勝進出を果たした(ウエストランド、キュウ)。
    • 吉本興業以外の同じ事務所から、同じ大会で2組同時に決勝戦に進出するのは、第1回(2001年)と第2回(2002年)の松竹芸能ますだおかだアメリカザリガニ)以来2社目で、実に16大会ぶり(20年ぶり)である。
    • 第17回(2021年)から2年連続で、前年度の敗者復活戦最下位のコンビ[注 14]が決勝戦に進出した。
  • 第16回(2020年)から3年連続で、敗者復活戦で5番目にネタを披露したコンビが決勝戦に進出した[注 15]
  • 各審査員が1組のみに最高評点を与えた回で、「そのコンビが全て同じ」でないのは第3回(2003年)以来、実に15大会ぶり(19年ぶり)である。
    • ロングコートダディがファーストラウンドで獲得した「平均94.29点(660 / 700点)」及び「ファーストラウンド2位通過」は、どの審査員からも最高評点を与えられずに獲得した平均点及び順位としては、第15回(2019年)のかまいたちと並んで最高記録である。
  • 2年連続で「決勝進出経験あり、最終決戦初進出」の3組での最終決戦となった。
  • R-1グランプリキングオブコント女芸人No.1決定戦 THE Wと合わせて、初めてタイタン所属のコンビ(ウエストランド)が優勝した。
    • 史上初めて、2年連続で吉本興業以外に所属するコンビが優勝した[注 16]
    • 初めてファーストラウンドで10番目にネタを披露したコンビが優勝した。これによりファーストラウンド1 - 10番まで全ての順番から優勝者が出たことになった。
    • ノーシードからの優勝はトレンディエンジェルミルクボーイに次ぐ3組目、返り咲きからの優勝はマヂカルラブリーに次ぐ2組目で、両方を合わせたノーシードからの返り咲き優勝は史上初である。

GYAO! 三連単人気ランキング

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GYAO!の三連単順位予想キャンペーンの1番人気は「ロングコートダディ・敗者復活・男性ブランコ」、2番人気は「敗者復活・ロングコートダディ・男性ブランコ」、3番人気は「ロングコートダディ・男性ブランコ・敗者復活」だった。

人気 コンビ名 実際
1番 ロングコートダディ 3位
2番 敗者復活(オズワルド) 7位
3番 男性ブランコ 4位
4番 真空ジェシカ 5位
5番 さや香 2位
6番 カベポスター 8位
7番 ウエストランド 1位
8番 ヨネダ2000 5位
9番 キュウ 9位
10番 ダイヤモンド 10位

紹介VTR

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敗者復活組を除く決勝進出コンビ9組の紹介VTRでは、「○○(コンビ名)とは―」への2人の返答が表記された。

コンビ名 ○○(コンビ名)とは―
カベポスター ゆるやかなのに、飽きない。
真空ジェシカ 川北の頭の中。
ロングコートダディ ワクワク感。
さや香 ケンカやと思われる熱量。
男性ブランコ 難しくて楽しい演芸。
ダイヤモンド おもしろ立ち話。
ヨネダ2000 楽しい時間。
キュウ 遊び場。
ウエストランド 井口の爆発。

社会的反応

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Twitterにゃんこスターのスーパー3助が、一緒に見ていた三四郎小宮浩信がウエストランドの優勝に号泣する様子を捉えた動画を投稿し、多くの反響が寄せられた[11]

ウエストランドが最終決戦で「R-1には夢がない」とR-1グランプリをネタにしたことが話題となった。お見送り芸人しんいちなど、R-1王者がTwitterで反応し、中でも三浦マイルドは『マルコポロリ!』にサプライズゲストとして出演した際、ゲストのウエストランドに対し、「俺の目を見て言えるか?」と詰め寄り、放送後にTwitterで「お互い芸人なんやし板の上でネタの勝負しようや。R-1王者とM-1王者どっちがウケるか。タイタンの事務所ライブに乗り込んでもええよ」と息巻いた[12]。その後の『R-1グランプリ2023』の決勝進出者発表会見[13]や審査員のコメント[14]で、井口の発言について触れられており、プロモーションムービー[15]やオープニングのVTRでは「夢」がテーマとなっているなど、井口の発言を盛り込んだものとなっていた。

他にも結成9年のキュウが、ファーストラウンドで9番目に登場し、午後99分にネタが終わり、最終順位が9位になったことが話題になった。キュウ自身もエントリーナンバー「3402」の各桁を足すと9になることをネタにしている[16][注 17]

スタッフ

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個別記事のある人物・会社のみ記載し、所属先は省略する。

関連番組

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アマチュアたちのM-1グランプリ(ABCラジオ
11月12日・19日 20:30 - 22:30に放送。アマチュア漫才師の中から、1週目は夫婦コンビの「つまようじ[17]」、2週目は変ホ長調をピックアップし、松本若菜北村有起哉らが出演するラジオドラマと、本人たちに対する東野幸治のインタビューで構成される[18]
キラリと光るマヂカルスターを探せ! 2022(YouTube
前編は11月12日 22:00、後半は13日 22:00に配信。1回戦の中から厳選された、個性の強いネタを披露した「マヂカルスター」にマヂカルラブリーがコメントする。
超お宝映像で振り返るM-1衝撃の瞬間SP(ABCテレビ・テレビ朝日系列TVer
12月11日 12:55 - 13:55に生放送。過去の大会の名場面を振り返る。この番組内で決勝戦の審査員発表も行われた。出演者はブラックマヨネーズ宮崎美子
ラジオでウラ実況!M-1グランプリ2022[注 18](ABCラジオ)
12月18日 18:00から放送。決勝戦のサイマル生中継を組み込んだ特別番組。出演者は石田明笑い飯斎藤真美
M-1グランプリ2022 世界最速大反省会(GYAO!
決勝戦終了直後に生配信。決勝戦を終えたばかりのファイナリスト達を迎え、今大会を振り返る。司会は小籔千豊、ゲストは錦鯉、マヂカルラブリー、ミルクボーイ
M-1打ち上げ by ストロングゼロ(YouTube)
12月19日 0:00(18日深夜24:00)から生配信。決勝戦を終えたファイナリスト達を招いての打ち上げ企画。幹事(司会)は千鳥[19][20][注 19]

脚注

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注釈

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  1. ^ 過去にはアマチュアの変ホ長調が第14回大会(2018年)に1回戦で一度敗退しているが、再エントリーで通過し、最終的に3回戦に進出している。
  2. ^ 第11回大会(2015年)を含むと、スリムクラブ以来7年ぶり。
  3. ^ 第14回(2018年)から前年度までは25組だった。
  4. ^ サイコロの目は「エントリーナンバー順」「50音順」「アルファベット順」と、それぞれの「逆順」で構成されている。
  5. ^ ワイルドカード枠により準決勝に追加合格。
  6. ^ 決勝進出歴ありだが、準決勝敗退は初。
  7. ^ 魔人無骨」時代の2018年にワイルドカードで準決勝に進出歴あり。
  8. ^ 2010年に出場。準決勝進出は初。
  9. ^ 吉田結衣は「お湯」として、2010年に敗者復活出場経験あり。
  10. ^ メンバーの体調不良のため。
  11. ^ 公式サイトなどでは真空ジェシカ、ヨネダ2000共に同率5位とされている。また、前年とは違いM-1公式サイト内「大会の歴史」ページでも、真空ジェシカ、ヨネダ2000共に「5位」と表記されている[10]。例外として『相席食堂』の「街ブラ-1グランプリ」では、真空ジェシカが「5位」、ヨネダ2000が「6位」と規定に基づく順位で表記された。
  12. ^ ただし、ヨネダ2000は2018年に現在と同じメンバーでコンビを組んだことがある。
  13. ^ 第16回(2020年):東京ホテイソン、第17回(2021年):ロングコートダディ、第18回(2022年):ヨネダ2000
  14. ^ 第17回(2021年):ランジャタイ、第18回(2022年):キュウ
  15. ^ 第16回(2020年):インディアンス、第17回(2021年):ハライチ、第18回(2022年):オズワルド
  16. ^ 第17回(2021年):錦鯉、第18回(2022年):ウエストランド
  17. ^ 3402は9の倍数でもある。なお、キュウのコンビ名は数字の9ではなくアルファベットのQが由来である。
  18. ^ 従来の「ラジオでウラ実況!?M-1グランプリ」から若干タイトルが変更された。
  19. ^ 前回はかまいたちが代役を務めていた。

出典

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  1. ^ https://twitter.com/m1grandprix/status/1577599487282913281”. Twitter. 2022年10月5日閲覧。
  2. ^ 【M-1】決勝を史上初めてライブ配信 TVerでパソコン&スマホへも熱戦届ける”. ORICON NEWS (2022年12月18日). 2022年12月20日閲覧。
  3. ^ エントリー情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2025年1月4日閲覧。
  4. ^ 馬鹿よ貴方は | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年9月12日閲覧。
  5. ^ もも | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年11月1日閲覧。
  6. ^ 「M-1グランプリ」準決勝終了、決勝進出者会見はこのあと生配信”. お笑いナタリー (2022年11月30日). 2022年11月30日閲覧。
  7. ^ 銀シャリ橋本、鰻とプライベートで『M-1』観戦「焼肉屋で個室予約して…」”. マイナビニュース (2023年1月7日). 2023年2月1日閲覧。
  8. ^ “【M-1】上戸彩登場にネット歓喜「年々美しさに磨きが」「可愛さにびっくりする」”. 日刊スポーツ. (2022年12月18日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202212180000999.html 2024年12月1日閲覧。 
  9. ^ 「M-1」新審査員に山田邦子と博多大吉 上沼恵美子とオール巨人が“引退”で4年ぶり入れ替え”. 日刊スポーツ (2022年12月11日). 2023年2月25日閲覧。
  10. ^ 大会の歴史”. M-1グランプリ 公式サイト. 2024年12月25日閲覧。
  11. ^ 三四郎・小宮浩信、ウエストランドの『M-1』優勝に男泣き ラジオで優勝を予想していた「芸人同士の絆ってすごい」”. ORICON NEWS (2022年12月18日). 2023年2月27日閲覧。
  12. ^ 三浦マイルド “R1ディス”のウエストランドに「全面戦争しても構わんで」と息巻く”. 日刊スポーツ (2023年1月10日). 2023年3月4日閲覧。
  13. ^ 「R-1は夢がない」問題 決勝進出者がけん制 夢があること「証明します!」”. 秋田魁新報電子版 (2023年2月11日). 2023年3月4日閲覧。
  14. ^ 「R-1グランプリ2023」決勝の審査員5名が決定”. お笑いナタリー (2023年2月19日). 2023年3月4日閲覧。
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  18. ^ M-1グランプリが初のラジオドラマ化!東野幸治プレゼンツ ドラマ『アマチュアたちのM-1グランプリ』朝日放送ラジオで11月12日(土)&19日(土)夜8時30分放送』(プレスリリース)朝日放送ラジオ、2022年11月10日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000262.000040629.html2025年1月4日閲覧 
  19. ^ 千鳥がMC就任「M-1打ち上げ」ファイナリストねぎらう”. お笑いナタリー (2022年12月11日). 2023年1月8日閲覧。
  20. ^ 千鳥「M-1」ファイナリスト労う“打ち上げ番組”のMCに 「『M-1』を10倍楽しく観る方法」も伝授”. オリコンニュース (2022年12月12日). 2023年1月8日閲覧。

外部リンク

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