サビハ・ギョクチェン国際空港

トルコ・イスタンブールにある空港
LTFJから転送)

サビハ・ギョクチェン国際空港(サビハ・ギョクチェンこくさいくうこう、トルコ語: Sabiha Gökçen Uluslararası Havalimanı, 英語: Sabiha Gokcen International Airport)は、トルコイスタンブールにある空港。アジア側に位置する。空港名はトルコ初の女性飛行士で初代大統領ケマル・アタテュルクの養女であったサビハ・ギョクチェンにちなんで名付けられている。同じイスタンブール市のヨーロッパ側にあるイスタンブール空港の方が規模が大きく、就航エアライン数も多い。ペガサス航空の本拠地である。

サビハ・ギョクチェン国際空港
Sabiha Gökçen Uluslararası Havalimanı
IATA: SAW - ICAO: LTFJ
概要
国・地域 トルコの旗 トルコ
所在地 イスタンブール
種類 公共用
運営者 Limak-GMR-MAHB
標高 95 m
座標 北緯40度53分54秒 東経29度18分33秒 / 北緯40.89833度 東経29.30917度 / 40.89833; 29.30917座標: 北緯40度53分54秒 東経29度18分33秒 / 北緯40.89833度 東経29.30917度 / 40.89833; 29.30917
公式サイト sabihagokcen.aero
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
06/24 3,000×45 コンクリート
06R/24L
建設中
3,500×60 ?
統計(2013年)
旅客数 18,641,842人 増加
出典: トルコAIP at EUROCONTROL[1]
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空港の一覧
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国際空港評議会の調査で、2010年に世界で最も旅客数の伸び率が高かった空港に選ばれるなど(伸び率74.7%)[2]、旅客数が急増しているため、3,500メートルの滑走路の増設工事が進められている[3][4]

就航路線

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カイロ,ドバイ,フランクフルト,ドーハ,ミュンヘン,パリ (ドゴール),ウィーン,ブリュッセル,アムステルダム,ニュルンベルク,デュッセルドルフ,ベルリン (シェーネフェルト),ハノーファー,ケルン (ボン),ドルトムント,シュトゥットガルト,ロンドン (ルートン),ロンドン (スタンステッド),バーゼル・ミュールーズ,アイントホーフェン,テルアビブ,ティラナ,シャールジャ,ミラノ (ベルガモ),アンタルヤ,ボドルム,アンカラ,ディヤルバクル,ダラマン,エルズルム,チューリヒ,テヘラン (エマーム・ホメイニー)

貨物
就航会社 就航先空港
カーゴルックス ルクセンブルグ
エチオピア貨物航空 アディスアバベ
MNG航空 ライプツィヒ/ハレパリ/シャルル・ド・ゴール

施設

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ターミナル

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年間2,500万人の旅客輸送能力を持つ新しいターミナルは、国内線と国際線が共通の構造になっている。112のチェックイン、24のオンラインチェックインカウンター、VIPビル、ビジネスラウンジ付きのエプロンビューイングCIPホールを備える。2014年12月24日に、ターキッシュ・エアラインズ専用ラウンジが開設した。[5]

その他

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2014年6月27日、ターキッシュ・エアラインズは、HABOMと言う名前の、新しい整備・修理を行う施設を開設した。施設にはナローボディ機とワイドボディ機、それぞれ専用の格納庫が用意され、ナローボディ機は11機、ワイドボディ機は3機を同時に整備や修理、オーバーホール(MRO)を行うことができます。この施設により、ターキッシュエアライン傘下のメンテナンス会社、ターキッシュ・テクニックはナローボディ機で57%、ワイドボディ機で43%の作業量を拡大できる。[6]

事故

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2020年2月5日、ペガサス・エアラインズ2193便が着陸した際、滑走路から逸脱し、機体が大破し、3名が死亡、179名が負傷した[7]

アクセス

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2022年10月2日にサビハ・ギョクチェン空港駅が完成し、イスタンブール地下鉄M4号線によってイスタンブール中心部と結ばれている。

脚注

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外部リンク

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