LOVE LIFE (矢野顕子のアルバム)
『LOVE LIFE』(ラヴ・ライフ,ラブ・ライフ)は、矢野顕子のアルバム。1991年10月25日発売。発売元はEpic/Sony Records[1]。2013年4月10日にはブルースペックCD2で発売された[2]。
『LOVE LIFE』 | ||||
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矢野顕子 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ポップ・ミュージック | |||
時間 | ||||
レーベル | Epic/Sony Records | |||
プロデュース | 矢野顕子 | |||
チャート最高順位 | ||||
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矢野顕子 アルバム 年表 | ||||
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『LOVE LIFE』収録のシングル | ||||
概要
編集5年在籍したミディを離れ、デビュー15周年を迎えた矢野がEpic/Sony Recordsに移籍第一弾として発売したオリジナル・アルバム。
音楽性
編集前作に続きパット・メセニーが多くのパートでギターを担当する。ジェフ・ボヴァ、宮沢和史との共同作業も本作から本格的に開始され、Epic在籍時を通じて継続されることになる。
プロモーション
編集1991年12月12日、NHK総合テレビの番組「音楽達人倶楽部」で、本作の収録風景が紹介された。
映画化
編集収録曲「LOVE LIFE」をモチーフにした同名映画が木村文乃の主演で2022年9月9日に全国公開[3][4]。監督は深田晃司[3][5]。構想に20年以上をかけたという[5]。
映画公開に際して矢野は「楽曲の“LOVE LIFE”に大きな風景を見せてくれた」と感謝を述べている[3]。
ストーリー
編集妙子(木村文乃)が暮らす部屋からは、集合住宅の中央にある広場が⼀望できる。向かいの棟には、再婚した夫・⼆郎(永山絢斗)の両親が住んでいる。小さな問題を抱えつつも、愛する夫と愛する息子・敬太(嶋田鉄太)とのかけがえのない幸せな日々。しかし、結婚して1年が経とうとするある日、夫婦を悲しい出来事が襲う。哀しみに打ち沈む妙⼦の前に⼀⼈の男が現れる。失踪した前の夫であり敬太の父親でもあるパク(砂田アトム)だった。再会を機に、ろう者であるパクの身の周りの世話をするようになる妙子。 一方、⼆郎は以前付き合っていた山崎(山崎紘菜)と会っていた。哀しみの先で、妙⼦はどんな「愛」を選択するのか、どんな「人生」を選択するのか……。
再発盤
編集先述の映画公開に先駆けて本作のアナログ盤が2022年9月7日に発売予定[6]。
収録曲
編集作詞・作曲:矢野顕子(特記以外)
- BAKABON
- 釣りに行こう(WHY DON'T WE GO FISHING)
- THE LETTER
- 作詞・作曲:WAYNE CARSON THOMPSON
- The Box Topsの曲のカバー。
- ライブ・ベスト・アルバム『荒野の呼び声 -東京録音-』(2012年)に収録。
- ANGLER'S SUMMER
- スナオになりたい。(I WANT TO BE SUNAO)
- 作詞:糸井重里
- 湖のふもとでねこと暮らしている(DOWN BY THE LAKE,LIVING WITH MY CAT)
- SAYONARA~CHEROKEE
- 作詞・作曲:HASEGAWA,YOSHIDA,FREDDY MORGAN /RAY NOBLE
- いいこ いいこ(GOOD GIRL)
- 作詞:糸井重里
- ビデオ『矢野顕子S席コンサート』、CD・DVD『TWILIGHT 〜the“LIVE”best of Akiko Yano〜』に収録されている。
- 愛はたくさん(LOTS OF LOVE)
- LOVE LIFE
演奏
編集- 矢野顕子
- Vocal, Keyboards
- Piano (#1-7.9.10)
- Background Vocals (#8)
- Steve Ferrone:Drums (#1.6.7.9)
- Will Lee:Bass (#1.3.5.7.9)
- 大村憲司:Guitar (#1.2)
- 鈴木祥子、三谷泰弘:Background Vocals (#1.6)
- Chris Hunter:Soprano Sax (#1)
- Lou Marini:Alto Sax (#1)
- Alex Foster:Tenor Sax (#1)
- Roger Rosenberg
- Baritone Sax (#1)
- Bass Clarinet (#5)
- Ivan Hampden:Drums (#2.3)
- Dave Taylor:Bass Trombone (#2)
- Nana Vasconcelos:Percussion (#4.5)
- 駒沢裕城:Steel Guitar (#4.5)
- John Clark, Fred Griffin:French Horn (#5)
- 佐橋佳幸
- Acoustic Guitar (#6)
- Guitar (#7)
- Jeff Bova:Percussion Arrangement (#7)
- パット・メセニー
- Guitar (#8.9)
- Guitar Synthesizer (#9)
- Acoustic Guitar (#10)
- 宮沢和史:Background Vocals (#8)
- 秋山かえで:Clarinet (#10)
海外盤
編集本作には、1993年8月31日にNONESUCHより発売された海外盤が存在する[7]。曲目は変更されており、「The Letter」が削除されるかわりに前作『WELCOME BACK』より3曲が加えられている。
- Angler's Summer
- Why Don't We Go Fishing
- Autumn Song (日本語題「みのりのあきですよ」)
- A Worried Girl (日本語題「悩む人」)
- I Want To Be Sunao
- Down By The Lake, Living With My Cat
- Sayonara - Cherokee
- Hard Times, Come Again No More
- Bakabon
- Good Girl
- Lots Of Love
- Love Life
外部リンク
編集脚注
編集- ^ “矢野顕子/LOVE LIFE”. tower.jp. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “矢野顕子/LOVE LIFE”. tower.jp. 2022年8月7日閲覧。
- ^ a b c Inc, Natasha. “矢野顕子「LOVE LIFE」から生まれた映画が今秋公開、主演は木村文乃(動画あり)”. 音楽ナタリー. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “映画「LOVE LIFE」公式サイト”. 映画「LOVE LIFE」公式サイト. 2023年2月13日閲覧。
- ^ a b “木村文乃主演で矢野顕子の「LOVE LIFE」映画化…深田晃司監督が構想20年以上”. スポーツ報知 (2022年2月25日). 2022年8月7日閲覧。
- ^ “矢野顕子|アルバム『LOVE LIFE』アナログ盤が9月7日発売 - TOWER RECORDS ONLINE”. tower.jp. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “矢野顕子/Love Life”. tower.jp. 2022年8月7日閲覧。