Klik&Play(クリックアンドプレイ)は、仏Clickteamが開発した[1]、2Dゲーム開発ソフトである。日本では富士通富士通パレックスがローカライズし販売した。

Klik&Play
開発元 Europress Software英語版/Clickteam英語版
対応OS Microsoft Windows/Mac OS
対応言語 多言語
サポート状況 終了
種別 ゲーム開発/プログラム開発
ライセンス プロプライエタリ/
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概要

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プログラミング言語を一切使用せず、ほぼすべての作業をGUIを使った直感的なマウス操作のみで行う。後継ソフトにはClick&CreateMultimedia Fusion 2Clickteam Fusion 2.5 等がある。

エディタ

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Klik&Playではゲーム作成の各過程を以下のエディタに分けている。

  • ストーリーボードエディタ
  • レベルエディタ
  • ステップスルーエディタ
  • イベントエディタ

ストーリーボードエディタ

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「フレーム」の一覧を表示し追加や削除、設定を行う。 フレームとはゲームの各場面を分割したもので ピクチャーフレーム(PCX, LBM, GIF, BMP)、アニメーションフレーム(FLI, FLC)、レベルフレームからなる。

レベルエディタ

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ゲームのコアである、レベルフレームの編集を行う。 ここではオブジェクトを作成し、画面上に配置、また動作パターンの設定などを行う。

ステップスルーエディタ

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ゲームを実際に進めながら、発生したイベントに対するアクションを設定していく。 どんなイベントがあるか知らなくてもよい初心者向けの機能だが、あまり高度な設定はできない。

イベントエディタ

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イベントに対するアクションを設定する。 ステップスルーエディタよりも高度な設定が可能。

Klik & Play For Schools

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Klik & Play For Schoolsは、公式サイト [1] 上で配布されていたKlik&Playのフリーソフト版。 2012年現在、公式サイト上での配布は終了している。 再配布は許可されているため、Internet Archive [2] や有志のサイトなどからダウンロード可能である。

脚注

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外部リンク

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