KAREN (やぶうち優の漫画)
『KAREN』(カレン)は、やぶうち優による日本の漫画作品。
KAREN | |
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ジャンル | ファンタジー |
漫画:KAREN | |
作者 | やぶうち優 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | ちゃお、ちゃおデラックス |
レーベル | フラワーコミックス フラワーコミックス・デラックス |
発表号 | ちゃお:1994年6月号 - 1996年2月号 ちゃおデラックス:1996年春の増刊号 |
発表期間 | 1994年5月 - 1996年 |
巻数 | 全5巻(デラックス版は全2巻) |
話数 | 全20話(本編) + 1話(番外編) |
テンプレート - ノート |
概要
編集『ちゃお』(小学館)にて、1994年6月号から1996年2月号まで連載(1995年8月号は休載)。全20話。連載終了後、『ちゃおデラックス』 1996年春の増刊号に番外編「2000年めの伝説」が掲載されている。
あらすじ
編集19世紀末のロンドン。身寄りのない少女・カレンは、ケガがすぐに治る不思議な力を持っているため、周囲から気味悪がられていた。ある日、カレンを養女にしたいという伯爵が現れる。だがその屋敷には奇妙な噂があり、それを知った新聞配達の少年・エドはカレンを連れて逃げだす。その最中、カレンの腕輪とエドのペンダントが謎の光を発し出した。
登場人物
編集- カレン
- 本作の主人公で身寄りのない少女。
- 幼い頃、母親に置き去りにされた。緑色の瞳と黒髪のウェーブがかかった髪が特徴。ケガをしてもすぐに治ってしまう不思議な力があり、周囲から気味悪がられていた。母からもらったバングルのような腕輪をしている。
- エド
- 金髪で気さくな新聞配達の少年。
- 三角の形をしたエメラルド色のペンダントを身につけている。
- ジム
- 養護施設で育った少年。
- 旅の途中だったカレンとエドの仲間になる。
- リチャード・スタックレー伯爵
- カレンを養女にしたいと接近する謎の男性。
- 黒髪の女性が好み。
- チヒラ
- カレンの母。
- やむを得ない事情で娘であるカレンを手放した。
- ハロルド
- ストーンヘンジの遺跡調査をしている考古学者。
- カレンたちのよき理解者。
- デビット
- ジョナサン
- ジロー
- 明日香村の長者の息子。
- ひな
- 明日香村に住む身寄りのない少女。
- 口がきけないためエドに出会う前のカレン同様、村人たちに疎ましがられてる。
舞台として登場する場所
編集単行本
編集小学館より発刊
- 『KAREN』 - ちゃおフラワーコミックス (1995年-1996年) 全5巻
- 『KAREN』 - フラワーコミックス・デラックス (2005年) 全2巻
その他
編集- 先祖から伝わる呪文やアイテムなどは『天空の城ラピュタ』や『ふしぎの海のナディア』、主人公がトランス状態になる点は『ファイナルファンタジーVI』に影響を受けていると単行本の中で筆者によって語られている。