K7 (機関短銃)
K7は、大韓民国で開発された短機関銃である。大宇精工によって特殊部隊向けに開発生産され、大韓民国国軍では2001年に制式採用されている。
K7機関短銃 | |
大宇 K7 | |
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種類 | 機関短銃 |
製造国 | 韓国 |
設計・製造 | 大宇精工(現 S&Tモーティブ) |
仕様 | |
口径 | 9mm |
使用弾薬 | 9x19mmパラベラム弾 |
装弾数 | 30発(箱形弾倉) |
作動方式 | シンプルブローバック方式 |
全長 | 790mm(折畳時610mm) |
重量 | 2.87kg |
発射速度 | 1,100発/毎分 |
有効射程 | 150m |
歴史 | |
設計年 | 1998年-2001年 |
製造期間 | 2001年~現在 |
配備先 | 大韓民国国軍 |
概要
編集K1を原形に9mmパラベラム弾を採用し、機関部はK1Aより流用されているものの9mmマガジンを使用している。
また、K1シリーズが採用しているストーナー型ダイレクト・インピジメント方式ではなくシンプルブローバック方式を採用しており、発射速度が1,100発と早いためフルオートで射撃を行うとコントロールが難しいと言われている。
H&K MP5SDのような銃身一体型のサプレッサーを備えており、これにより発射時の銃声を111.5デシベルまで抑えられるが、前述の通りフルオート射撃時は発射速度が早いため、フルオート射撃を行うとサプレッサーの消耗が激しくなるとされる。
韓国国内では特殊戦司令部と大韓民国海軍特殊戦旅団(韓国SEAL)の要員が使用している。
採用国
編集脚注
編集- ^ http://www.bdmilitary.com/index.php?option=com_content&view=article&id=324&Itemid=138
- ^ “Kopassus & Kopaska - Specijalne Postrojbe Republike Indonezije” (Croatian). Hrvatski Vojnik Magazine. 2010年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月12日閲覧。