UF42A形コンテナ(UF42Aがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している31 ft 私有コンテナ冷凍コンテナ)である。

JR貨物UF42A形コンテナ
UF42A-30009 ランテック所有 2003年4月7日
UF42A-30009 ランテック所有 2003年4月7日
基本情報
種別 冷凍コンテナ
所有者 ランテックヤンマーディーゼル日本通運日本石油輸送西久大運輸倉庫
製造数 30000番台 23個
38000番台 55個
主要諸元
全長 9,410 mm
全高 2,591 mm、2,600 mm
総重量 14.0 t - 16.5 t
扉位置 片側妻面
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形式の数字部位 「 42 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積42 m3の算出は、厳密には端数四捨五入計算の為に、内容積41.5 m3 - 42.4 m3の間に属するコンテナが対象となる。 また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 A 」は、コンテナの使用用途(主たる目的)が 「 普通品の輸送 」を表す記号として付与されている。

番台毎の概要

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30000番台

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30001 - 30023
ランテック所有。全高2,591 mm(規格外)、全長9,410 mm(規格外)、全幅規格外。コキ100系積載限定。福岡貨物ターミナル駅 - 東京貨物ターミナル駅のみで運用されている。なお、青函トンネルは通過可能。UF42A-38000(後期型)によって2000年代後半にエンジン換装した30016・30017を除き全て置き換えられた。残った2基もUF44A-38000に置き換えられ実働している個体は消滅した。

38000番台

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38001 - 38018
ランテック所有。全高2,591 mm(規格外)、全長9,410 mm(規格外)、・全幅・総重量規格外。コキ100系貨車積載限定。福岡貨物ターミナル駅・梅田駅 - 東京貨物ターミナル駅のみで運用。なお、青函トンネルは通過可能。後期型のUF42Aによって2000年代後半にエンジン換装した38015 - 38018以外の個体が置き換えられた。残った4基もUF44Aに置き換えられた。また38015のみセンコーグループロゴが上に有った(2019年夏頃に下に移動)
38019, 38022 - 38028
ヤンマーディーゼル所有。全高・全長規格外、総重量14.5 t(規格外)。コキ100系貨車積載限定。
38020, 38021
日本通運所有、全高・全長規格外、総重量14.0 t(規格外)。コキ100系貨車積載限定。
38029 - 38031
日本石油輸送所有、全高2,591 mm(規格外)、全長9,410 mm(規格外)、総重量14.7 t。コキ100系貨車積載限定。
※38029は元ニチレイ借受で、「JOT」のロゴが異なる。
38032 - 38037
西久大運輸倉庫所有、全高・全長規格外。コキ100系貨車1両につき1個積載限定。隅田川駅 - 札幌貨物ターミナル駅で運用されている。現在は岐阜タ-九州間で運用されている。
38038 - 38055
ランテック所有。全高2,600 mm(規格外)、全長9,410 mm(規格外)、総重量16.5 t。

老朽化したUF42A-30000/38000の置き換え用に導入された。センコーグループロゴ導入時下に有った個体もいたが現在は上に移動した。青函トンネル通過可能。

脚注

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参考文献

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  • 貨車技術発達史編纂委員会『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。 
  • 『トラベルMOOK 新しい貨物列車の世界』交通新聞社、2021年。ISBN 978-4-330-05421-6 

関連項目

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