JILS(ジルス)は、日本ヴィジュアル系ロックバンド。主にインディーズで活動していたバンドである。

JILS
出身地 日本の旗 日本
活動期間 1999年 - 2007年
レーベル Kreis
共同作業者 Tomoi(サポートドラム)
勇人-HAYATO-(サポートドラム)
公式サイト JILS.NET
メンバー 幸也-YUKIYA-(ボーカル)
俊介-SHUNSUKE-(ギター)
一朗-ICHIRO-(ベース)
旧メンバー 秀誉-HIDEYOSHI-(ドラム)
MARIKI(ギター)
蓮-REN-(ベース)
徹-TOHRU-(ドラム)

略歴・概要

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1998年、D≒SIREとしての活動存続を断念したYUKIYAが、翌1999年に秀誉(結成直後に脱退)、元Vasalla、元ZENITHMARIKIと共に4人で結成した。2000年、元pleurREN、元Merry Go RoundTOHRUが加入し本格的に活動を開始した。

2001年メンバーチェンジがありMARIKI、REN、TOHRUが脱退。舜が俊介に改名し、新たに元DAS:VASSERICHIROがベースとして加入。秀誉がドラムとして再加入したが2003年に脱退した。以降三人編成となっている。2003年7月から2006年2月までは元BLÜEのHAYATO、2006年から解散までは元LaputaTomoiがサポートドラマーを務めていた。

2004年12月24日の新宿ロフト公演を最後に一旦活動を休止したが、2006年5月2日に「転生前夜 Re-BIRTHDAY "EVE"」と題した復活公演を渋谷O-EASTで行い活動再開した。同年11月12日にはD≒SIRE、JILSの元メンバーらと幸也主催Kreisレーベル設立10周年記念GIG「Kreis/Tokyo」をSHIBUYA-AXで行った。

2007年2月14日オフィシャルメールマガジンにおいて、2007年5月2日に東京・九段会館 大ホールにて行われる「Re-BIRTHDAY -約束の日-」をもってボーカルのYUKIYAが脱退することが伝えられ、2007年2月28日発売FOOL'S MATE誌広告にて「JILS、解体。」の見出しと共にラストツアー・ラストシングルの告知が行われた。翌2007年3月1日に公式サイト上で2007年5月2日をもってのJILSの活動の終了・無期限活動停止が正式に発表された。

2007年5月2日に東京九段会館 大ホールにて行われた「Re-BIRTHDAY -約束の日-」、5月3日に新宿LOFTにて行われたShinjuku LOFT 8th Anniversary JILS特別追加最終公演「さよなら。貴方が好きだった僕。」をもってJILSとしての活動を終了した。同年6月5日、新宿LOFTにてアンコールライブが行われる[1]

2011年6月5日、2007年6月5日のアンコールライブの模様を収録したライブDVDをリリースし[1]、同年9月に期間限定の復活を発表、同年11月にKreisレーベル設立15周年記念イベント、同年12月末にヴィジュアル系バンドのイベント『Over The Edge』に出演した[2][3][4]

メンバー

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2007年解散時

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  • 幸也-YUKIYA-(ボーカル)
  • 俊介-SHUNSUKE-(ギター)
  • 一朗-ICHIRO-(ベース)

2011年再結成時

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  • 幸也-YUKIYA-(ボーカル)[2]
  • 俊介-SHUNSUKE-(ギター)[2]
  • 秀誉-HIDEYOSHI-(ドラム)[2]
  • kazu(サポートベース)[2]
  • aie(サポートギター)[2]

作品

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デモテープ

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  • 白 (1999年11月11日/2000年11月11日CD版限定発売)
  • 黒 (1999年11月11日/2000年11月11日CD版限定発売)
  • MY DEAR (2000年7月7日)

マキシシングル

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  • JIL NOIR (2000年5月29日)
  • JIL BLANCHE (2000年5月29日)
  • YφU -FOR ALL NEXT GENERATION- (2000年8月8日)
  • SPIRALe.p. (2002年3月20日)
  • PASSINGe.p. (2002年3月20日)
  • SWEET SONIC MUSICc.d. (2002年7月24日)
  • Absolute Imagination MUSICc.d. (2002年9月4日)
  • BIBLEe.p. (2003年12月17日)
  • A SONG FOR YOU (2004年7月14日)
  • Innocent Cry (2006年6月7日)
  • LOVER'S NAME (2006年12月24日初回限定盤・通常盤二種同時発売)
  • endroll.(2006年4月18日TYPE-A(DVD付)・TYPE-B(CDのみ)二種同時発売)

ミニアルバム

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  • SAD SONGS (2001年5月2日)
  • TRUE SONGS (2003年5月3日/7月30日再発/2006年6月7日DX EDITION)
  • YOUR SONGS (2004年4月10日/2006年6月7日DX EDITION)

ベストアルバム

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  • CHRONICLES/JILS1999-2001 (2001年12月24日)
  • SAD SONGS~5th Anniversary Edition~ (2004年12月24日)
  • LAST【SAD】SONGS (2011年11月30日)
  • J.D.Vision #01 (2002年8月21日)
  • Re-BIRTHDAY "EVE" -20060502- (2006年12月24日)
  • 0919-。誰かの声が聞こえる (2007年5月2日)
  • 20070605 Shinjuku LOFT -秋山くん、羽田空港なら通り過ぎたよ?-(2011年6月5日)

配布CD

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  • 赤い花 (1999年12月24日新宿ロフト公演)
  • CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU (2000年6月5日新宿ロフト公演)
  • 終わらない夜の夢 (2002年8月29日赤坂ブリッツ公演)
  • DAYS (2003年8月4日~2003年8月14日2nd TOUR「Guilty or "not" Guilty -2003-各会場(各会場ジャケ違い))
  • xxxxKISS (2003年8月24日川崎CLUB CITTA')
  • SADNESS (2003年8月26日名古屋ELL)
  • KILL ME KISS ME (2003年8月28日大阪BIGCAT)
  • 楽園 (2004年3月19日~2003年4月10日3rd TOUR 「Still, sing "A" song for " You " -2004-」各会場(各会場ジャケ違い))
  • xxxBLUE (2004年9月19日渋谷O-EAST公演「0919-。誰かの声が聞こえる」)
  • SAD SONGS~5th Anniversary Edition~ (2004年12月24日新宿ロフト公演→後に限定販売)
  • DeepWater (2006年7月29日新宿ロフト公演「真夏の男道」)
  • 聖書 (2006年7月30日新宿ロフト公演「ひと夏の女道」)
  • JILS Best Selection 1 Selected by ICHIRO (2007年4月4日大阪BIGCAT)
  • JILS Best Selection 2 Selected by SHUNSUKE (2007年4月6日名古屋ボトムライン)

配布VIDEO

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  • SCENE#01 (2000年8月27日新宿リキッドルーム公演)
  • SCENE#02 (2001年5月2日赤坂BLITZ公演)

配布DVD

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  • 呼声~Thank you for waiting~ (2005年12月24日新宿ロフト公演)
  • BIRTHDAY (2006年5月2日渋谷O-EAST公演)

ライブ会場限定発売CD

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  • TRUTH (2003年5月2日・3日赤坂BLITZ公演)
  • A VERSE 会場限定盤 (2003年12月19日以降各ライブ会場)
  • A SONG FOR YOU 会場限定盤 (2004年4月30日大阪BIGCAT・2004年5月2日渋谷O-EAST公演(各会場ジャケ違い))
  • 「キネマ。」会場限定版 (2004年9月19日渋谷O-EAST公演)
  • Innocent Cry -LIMITED EDITION- (2006年5月2日渋谷O-EAST公演)

通販限定CD

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オムニバスCD参加

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  • Kreis1999(1999年12月22日)
    • Still
    • 夢の途中
  • Shock Edge 2000(2000年10月14日)
    • 「YφU」収録
  • 新宿LOFT30周年記念オムニバスCD「ROCK is LOFT」(2006年6月14日)
    • 「赤い花」収録

タイアップ

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使用年 曲名 タイアップ
2002年 せつないうた AT-Xアニメ『幻魔大戦 神話前夜の章』オープニングテーマ[5]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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