iPhone XR
iPhone Xʀ(アイフォーン テンアール)は、Appleが開発・販売していたスマートフォンである。
iPhone XRブルー | |
開発者 | Apple |
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製造者 | Foxconn[1] Pegatron[2] |
キャッチコピー |
英語:Brilliant. In every way. 日本語:触れるたびに鮮やか。 |
12世代 | 第12世代 |
通信方式 | GSM、CDMA2000、EV-DO、HSPA+、LTE、LTE Advanced |
販売開始日 | 2018年10月19日 |
販売終了日 | 2021年9月14日 |
先代機 |
iPhone 8 iPhone 8 Plus iPhone X |
後継機 |
iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone SE (第2世代) |
関連機種 | iPhone XS / iPhone XS Max |
フォームファクタ | スマートフォン |
サイズ |
縦 150.9mm 横 75.7mm 厚さ 8.3mm |
重量 | 194g |
OS | iOS 12.0(初期搭載)→iOS 18.0.1 |
SoC | Apple A12 Bionic |
CPU | 2.49GHz 6コア |
メインメモリ | 3 GB LPDDR4X RAM |
ストレージ | 64 GB、128 GB、256 GB |
メモリーカード | なし |
バッテリー | 3.81 V 11.21 W·h (2942 mA·h)Li-ion[3] |
ディスプレイ |
6.1インチ 1792×828ピクセル 326 ppi Liquid Retinaディスプレイ |
背面カメラ | 12メガピクセル(広角)、F1.8、裏面照射型センサー、光学式手振れ補正、Focus Pixel、バーストモード、写真へのジオタグ添付、4Kビデオ、ポートレートモード |
前面カメラ | 7メガピクセル、F2.2、True Depthカメラ、裏面照射型センサー、1080p HDビデオ、バーストモード、タイマーモード |
サウンド | ステレオスピーカー |
ウェブサイト | iPhone XR - Apple |
概要
編集iPhone Xʀは、2018年9月12日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州クパティーノのApple本社にあるThe Steve Jobs Theaterで初開催された、Apple Special EventにてiPhone XS/XS Maxと共に発表された。
Liquid Retina HDディスプレイ[4]を初搭載したモデルである。Liquid Retina HDディスプレイはRetina HDディスプレイやSuper Retina HDディスプレイよりも厚みがあるため、Lightningコネクタの位置がやや背面寄りになっている[5]。
耐水・防塵はIP67等級を有している。(規格60529にもとづくIP67等級 最大水深1メートルで最大30分間)これはiPhone 7 / 7 Plus、iPhone 8 / 8 Plus、iPhone Xと同じ耐水・防塵 性能である。
iPhone XS/XS Maxとは異なる素材のフレームを採用しておりXS / XS Maxはステンレス製、XRはアルミニウム製となっている。
カラーは(PRODUCT)RED、イエロー、ホワイト、コーラル、ブラック、ブルーの全6色。
CPUにはTSMC製造のApple A12 Bionicを採用している。3D Touch が搭載されていない代わりに、ほぼ同様の機能を利用できるHaptic Touchが採用されている[6]。
高音質コーデックであるEnhanced Voice Services(EVS-WB[7])に対応している。
2018年10月19日から予約が開始され、2018年10月26日に発売された。
データ通信での理論上の最大受信速度は、NTTドコモのPREMIUM 4Gで794Mbps[8]、KDDIでは758Mbps[9]、ソフトバンクでは650Mbps[10]、に対応する。NTTドコモでは、受信実効速度は154Mbps~298Mbps、送信実効速度は21Mbps~38Mbpsと発表している[11]。
2021年9月14日(現地時間)のiPhone 13シリーズの発表に伴い、販売終了となった[12]。
2024年6月11日に開催されたWWDC24にて、iPhone XRがiPhone XS/XS Maxと共にiOS 18のサポート対象となった。これにより、7年のサポートをしていたiPhone 6s/iPhone 6s Plusとサポート期間が同じになった。
急速充電(PD充電)の仕様
編集iPhone XRを急速充電するにはApple USB-C - Lightningケーブルと18W、20W、29W、30W、61W、87W、96WのいずれかのApple USB-C電源アダプタを使用する必要がある[13]。急速充電を行うと30分で最大50%まで充電できるが、18Wを超えるApple USB-C電源アダプタを使用しても18W電源アダプタと同じ出力になる。iMacのUSB-Cポートでは15Wでの急速充電が出来る他、MacのUSB Type-AポートではUSB-PDより遅い10Wで急速充電ができる[14]。
iPhoneのモデルのタイムライン
編集脚注
編集出典
編集- ^ “Foxconn taking charge of vast majority of iPhone production this fall”. Apple Insider. 12 September 2018閲覧。
- ^ iPhone XRが増産中止、逆にiPhone 8/8 Plusが増産のうわさ
- ^ “iPhone X Teardown” (英語). iFixit. (2017年11月3日) 2017年11月3日閲覧。
- ^ “iPhone XR - ディスプレイ”. Apple(日本). 2018年12月14日閲覧。
- ^ “iPhone XR Review Roundup”. 2018年10月27日閲覧。
- ^ 「「3D Touch」非対応のiPhone XR 代わりに搭載された「Haptic Touch」でできること」『ITmedia Mobile』。2018年10月27日閲覧。
- ^ “対応機種 : VoLTE | VoLTE/VoLTE(HD+) | サービス・機能 | NTTドコモ”. www.nttdocomo.co.jp. 2020年8月3日閲覧。
- ^ “PREMIUM 4G® | 通信・エリア | NTTドコモ”. www.nttdocomo.co.jp. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “【au】iPhoneのサービス・エリア「キャリアアグリゲーションで超高速通信(iPhone)」のご案内。”. au. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “[iPhone/iPad]データ通信速度はどのくらいですか? | よくあるご質問(FAQ) | サポート”. ソフトバンク. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “エリア | iPhone | NTTドコモ”. www.nttdocomo.co.jp. 2020年8月3日閲覧。
- ^ “iPhone XRとiPhone 12 Proモデル、アップル公式ストアで販売終了。XRは現役3年に幕 - Engadget 日本版”. Engadget JP. 2021年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月15日閲覧。
- ^ “iPhone を高速充電する”. Apple Support. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “Mac のアクセサリが電力不足の場合や電力消費量が多すぎる場合”. Apple Support. 2019年8月22日閲覧。
- ^ Apple Inc. (2007-2020). iPhone News - Newsroom Archive. Retrieved january 28, 2021.
外部リンク
編集先代 iPhone 8 / iPhone 8 Plus iPhone X |
iPhone XS / iPhone XS Max iPhone XR 第12世代 |
次代 iPhone 11 iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max iPhone SE (第2世代) |