光が丘IMA
光が丘IMA(ひかりがおかイマ)は、東京都練馬区光が丘の光が丘団地内に立地し、都営地下鉄大江戸線光が丘駅に直結する多機能複合型ショッピングセンターである[1][2]。
光が丘IMA | |
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地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒179-0072 東京都練馬区光が丘五丁目1-1(中央館) |
座標 | 北緯35度45分35秒 東経139度37分42秒 / 北緯35.75972度 東経139.62833度座標: 北緯35度45分35秒 東経139度37分42秒 / 北緯35.75972度 東経139.62833度 |
開業日 | 1987年4月24日 |
正式名称 | IMA(大規模小売店舗名) |
施設管理者 | 株式会社新都市ライフホールディングス[1] |
敷地面積 | 29,700 m² |
商業施設面積 | 77,600 m² |
中核店舗 |
リヴィン光が丘店 イオン練馬店 |
店舗数 | 149店舗 |
営業時間 | 10:00 - 21:00(中核店舗平日) |
駐車台数 | 1,210台 |
駐輪台数 | 1,864台 |
外部リンク | https://www.ima-hikarigaoka.jp/ |
練馬区内では最大規模のショッピングセンターである。開業当初は「光が丘ライフステーションIMA」と呼称していた。近隣住民は単に「IMA」と呼んでいる。
概要
編集1987年(昭和62年)4月24日に現在の中央館が先行開業[1]。名称の「IMA」は「NERIMA」の最後の3文字と「IMAGINATION」の頭文字に、現在という意味の「今(IMA)」から命名された[1]。1991年(平成3年)12月10日に都営地下鉄大江戸線(当時は都市計画路線名の「都営地下鉄12号線」と呼ばれていた)光が丘駅 - 練馬駅間が開通し、光が丘IMAと光が丘駅が直結された。
光が丘団地は日本住宅公団を中心として、旧成増飛行場のグラントハイツ跡地に計画的に開発されたニュータウンであることから、光が丘IMAの開業は団地入居開始後だが、計画段階で団地の中核となる複合商業施設としての光が丘IMA建設は予定されていた。また広大な敷地を有する団地内には鉄道路線が存在せず、光が丘団地への交通アクセスは東武東上線成増駅・営団地下鉄有楽町線営団成増駅(当時)または氷川台駅、西武豊島線豊島園駅などからの路線バスしかなかったことから、光が丘IMAと同地点に都営12号線の鉄道駅を建設することも予め計画されていた。光が丘駅の開業翌年に光が丘IMAが増築され、1992年(平成4年)4月17日に東館および南館が開業した。
光が丘IMAは、中央館、東館、南館の3つの独立した館で構成され、リヴィン(西友)、イオン、ダイソーをキーテナントとし、その他に専門店街には120の飲食店を含む専門店が入居している。中央館地下1階の専門店街には、光が丘IMA開業前に光が丘団地内で営業していた個人商店などが軒を連ねている。
中央館4階には、多目的ホール「IMAホール」があり、コンサート、寄席など様々な催しに利用されている。こけら落とし公演はサンディー&ザ・サンセッツのコンサートであった。IMAホールは残響が多すぎもせず少なすぎることもないマイルドかつ鮮明な音響で、こうした好条件からクラシック音楽のレコーディングにもよく使われる。
また、光が丘IMAの開業時には、光が丘西武(後のリヴィン光が丘店)内に、東京テアトル運営の映画館「光が丘テアトル西友」が同時開業し、「光が丘テアトル西友1」と「光が丘テアトル西友2」の2館体制で営業していたが、2000年(平成12年)4月9日をもって閉館した[3]。
光が丘団地の入居開始は1983年(昭和58年)だが、団地内には長らくまとまった商業施設が存在せず、光が丘IMAの建設予定地付近の更地に、暫定的に小規模な仮設商店街が造られたのみでコンビニエンスストアすらなく、団地建設の進捗に伴う人口急増に比して商業施設の規模や種類は十分とは言えなかった。また当時は鉄道開通前であったこともあり、住民は路線バスや自転車どで成増駅南口の商店街など近隣地区の商店へ「買い出し」に出ることを余儀なくされていた。そのため、光が丘IMAの開業により団地内の生活利便性は大きく向上し、団地住民にとっては待望のショッピングセンター開業となった。
それと表裏一体のように、光が丘IMAの開業は近辺(団地外や区外)の既存商店街にも影響を及ぼした。特に光が丘駅開業前に団地へのバス便の代表的な最寄駅であった成増駅南口商店街では、光が丘団地住民のみならず板橋区内の成増駅周辺の住民の客足をも奪われることとなった。旧来の商店街は大型商業施設の進出に反対する傾向が強かったが、東武東上線成増駅南口から川越街道の営団成増駅付近に広がる商店街で構成する「成増商店街振興組合」[注釈 1]では光が丘IMAの開業による影響を受け、行政とも連携して商店街にダイエー成増店の誘致を決定、光が丘IMA開業の翌年となる1988年(昭和63年)6月30日にダイエー成増店が開業した[6]。
2020年(令和2年)12月8日には、光が丘IMA中央館専門店街を「イマミセ」として全面リニューアル[1]。エリア初出店の店舗を含む103店舗となり、地下1階は食品を中心とした「イマチカ」、1階から4階はが食品やファッション、生活用品、レストラン等の「イマミセ」となり、4階にはエリア初のフードホール「IMA DINING」が新設された[7]。同時にイオン練馬店は4階までの売り場が3階までに売り場を減床した。
キーテナントの変遷
編集1987年の開業当初のキーテナントは、百貨店業態の光が丘西武(西友光が丘西武店)と忠実屋フランツ練馬店で、忠実屋のハイグレードGMS業態「忠実屋フランツ」の1号店であった[8]。
フロア構成
編集中央館
編集階 | イオン練馬店[10] | リヴィン光が丘店[11] | イマミセ[10] |
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6F | なし | 専門店のフロア | サクライ楽器 |
5F | 専門店のフロア | スポーツクラブNAS | |
4F | 暮らしのフロア | GU IMA DINING | |
3F | キッズとベビー用品・くらしの品のフロア | ファッションのフロア | 専門店 |
2F | ファッション・服飾雑貨のフロア | くすり・化粧日用品と専門店のフロア | 専門店 |
1F | ヘルス&ビューティー・日用品のフロア | 食料品のフロア | 専門店 |
B1F | 食品のフロア | 駐車場 | 専門店 |
東館
編集- 専門店街(主に飲食店)
南館
編集交通アクセス
編集鉄道
編集バス
編集西武池袋線練馬高野台駅、東京メトロ有楽町線・副都心線平和台駅、東武東上線成増駅などからの路線で「光が丘IMA」または「光が丘駅」下車。国際興業バスおよび西武バスの一般路線バスおよび、練馬区コミュニティバス「みどりバス」が光が丘駅へ乗り入れている。
「光が丘IMA」停留所を経由する一般路線
編集「光が丘IMA」停留所を経由する路線バスの系統は以下のとおり。
- 国際興業バス
- 西武バス
- 光31・練高03・土支田循環:光が丘駅行き
- 光31・練高01・練高02:成増駅南口行き
- 練高01:光が丘駅経由 練馬高野台駅行き
- 練高02・深夜バス:光が丘駅、練馬高野台駅経由 南田中車庫行き
- 練高03:光が丘七丁目、練馬高野台駅経由 南田中車庫行き(本数少)
「光が丘駅」停留所を経由する「みどりバス」
編集上記の一般路線バスのほか「みどりバス」が光が丘駅へ乗り入れる。
- 練馬区コミュニティバス「みどりバス」
- 保谷ルート(西武バス上石神井営業所が運行)
- 氷川台ルート(国際興業バス練馬営業所が運行)
駐車場
編集- 併設している駐車場は各館に1個所ずつあり、いずれも自走式である。中央館のみは立体駐車場になっておりセンターと直結されているため、雨天でも濡れずに中央館へ入れる。
- 平日は1,000円以上、土日祝日は2,000円以上の買い物で最大2時間までの無料駐車が可能。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e 光が丘IMA 株式会社新都市ライフホールディングス
- ^ 光が丘IMA
- ^ “上映スケジュール 光が丘テアトル西友 1/2(光ケ丘テアトル西友は4月9日をもって閉館いたします。長い間ご愛顧いただき、ありがとうございました。)”. 2000年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月25日閲覧。
- ^ 成増エリアを代表する駅前商店街 5つの商店街が織りなすさまざまな取り組み 世代を越えて愛され続ける魅力とは/成増商店街振興組合 理事長 柴崎栄さん マチノコエ、株式会社ココロマチ
- ^ 成増南商店街
- ^ “ダイエー成増店、2019年12月31日閉店”. 都市商業研究所 (2019年10月8日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ “光が丘IMA 中央館専門店街 リニューアルオープン”. 株式会社新都市ライフホールディングス (2020年11月2日). 2023年6月24日閲覧。
- ^ “日本のSC 光が丘ライフステーション「イマ」”. ショッピングセンター 1987年7月1日号 (日本ショッピングセンター協会) (1987年7月1日).pp6-7
- ^ “株式会社ダイエーの北海道・九州および本州地域におけるGMS事業ならびにSM事業の運営の承継に関する基本合意書締結のお知らせ”. 株式会社ダイエー (2015年4月9日). 2015年8月24日閲覧。
- ^ a b “ショップガイド”. 光が丘IMA. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “リヴィン光が丘店フロアガイド”. 西友. 2024年5月6日閲覧。