IEEE ニコラ・テスラ賞
1976年に創設された電気通信分野の賞
IEEE ニコラ・テスラ賞(IEEE Nikola Tesla Award)は、電気工学や電子工学の分野で最も権威のある国際的な学会であるIEEEが、電力の利用や発電に関して特筆すべき貢献を行った人物に毎年授与する賞である。ニコラ・テスラという名前は、交流送電や誘導モーターなどの発明で知られるセルビア系アメリカ人の発明家ニコラ・テスラに由来している。
IEEE ニコラ・テスラ賞 | |
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IEEE ニコラ・テスラ賞のメダル | |
受賞対象 | 電力の利用や発電に関して特筆すべき貢献を行った人物に授与される賞 |
主催 | IEEE |
初回 | 1976年 |
公式サイト | 公式サイト |
受賞条件
編集この賞は、電力の利用や発電に関する「優れた貢献」を行った人物に授与される。具体的には、以下のような分野が対象となる[1]。
- 電力システムや電力機器の設計、開発、運用、制御
- 電力変換や電力伝送の技術や理論
- 電力機器やシステムの信頼性や効率性の向上
- 電力システムや電力機器に関する教育や普及活動
この賞は個人またはグループ(最大3人)に授与される。受賞者はIEEEの会員である必要はないが、推薦者はIEEEの会員である必要がある。受賞者はメダルと証明書、および1万米ドルの賞金を受け取る[1]。
受賞者
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- 1976年 - Leon T. Rosenberg
- 1977年 - Cyril G. Veinott
- 1978年 - Charles H. Holley
- 1979年 - John W. Batchelor
- 1980年 - Philip H. Trickey
- 1981年 - Dean B. Harrington
- 1982年 - 山村昌
- 1983年 - sem premiação
- 1984年 - Herbert H. Woodson
- 1985年 - Eugene C. Whitney
- 1986年 - Eric Laithwaite
- 1987年 - J. Coleman White
- 1988年 - Edward I. King
- 1989年 - Dietrich R. Lambrecht
- 1990年 - Gordon R. Slemon
- 1991年 - Michel E. Poloujadoff
- 1992年 - Thomas Herbert Barton
- 1993年 - Madabushi V. K. Chari
- 1994年 - Carl Flick, Techno-Lexic
- 1995年 - Thomas A. Lipo
- 1996年 - John A. Tegopoulos
- 1997年 - Prabhashankar Kundur
- 1998年 - Paul Dandeno,
- 1999年 - Nabeel Aly Omar Demerdash
- 2000年 - Syed Abu Nasar
- 2001年 - Steve Williamson
- 2002年 - James L Kirtley Jr
- 2003年 - Austin H. Bonnett
- 2004年 - Sheppard Joel Salon
- 2005年 - Thomas M. Jahns
- 2006年 - Konrad Reichert
- 2007年 - Thomas W. Nehl
- 2008年 - Timothy J. E. Miller
- 2009年 - Donald Wayne Novotny
- 2010年 - Paul C. Krause
- 2011年 - Nady Boules
- 2012年 - Manoj R. Shah
- 2013年 - 髙橋則雄[2]
- 2014年 - Hamid A. Toliyat
- 2015年 - Ion Gheorghe Boldea,
- 2016年 - Bruno Lequesne
- 2017年 - Adel Razek
- 2018年 - Longya Xu
- 2019年 - Tomy Sebastian
- 2020年 - 千葉明[3]
- 2021年 - Zi-Qiang Zhu
- 2022年 - Peter W. Sauer
- 2023年 - Kiruba S. Haran
- 2024年 - Aldo Boglietti
脚注
編集- ^ a b “IEEE Nikola Tesla Award - IEEE Awards”. 2023年10月15日閲覧。
- ^ 岡山大学
- ^ “千葉明教授がIEEEニコラ・テスラ賞を受賞” (2020年1月27日). 2023年10月14日閲覧。