Hugo (ソフトウェア)

Goで書かれた静的サイトジェネレーター

Hugoは、Goで記述された静的サイトジェネレーターである。 Steve Franciaによって2013年に開発が開始され、2015年のバージョン0.14以降の主要開発者であるBjørn Erik Pedersen[2]とその他の貢献者によって機能と性能が大幅に向上した。 Hugoは、Apache License 2.0の条件に基づいて配布されているフリーかつオープンソースのプロジェクトである[3]

Hugo
最新版 0.136.4[1] ウィキデータを編集 - 2024年10月22日 (21日前)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Go
対応OS
プラットフォーム
種別 ブログ出版システム
ライセンス Apache License 2.0
公式サイト gohugo.io ウィキデータを編集
テンプレートを表示

Goで記述されていること、開発者によるベンチマークと性能を向上させるための努力によって、殆どのウェブサイトを数秒で生成[注釈 1]できるHugoは、「ウェブサイトを構築するための世界最速のフレームワーク」として著名である。 Hugoのその性能と機能の進化は、人気の大幅な増加に繋がった。 例えば、2015年7月NetlifyはHugoのホスティングの提供を開始し[4]2017年Smashing Magazine英語版はウェブサイトの再設計を完了し、WordPressからHugoを使用したJamstackソリューションに移行した[5]

特徴

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Hugoは、データファイル、i18nバンドル、設定、レイアウトのテンプレート、静的ファイルとMarkdown又はOrg-modeで記述されたコンテンツを取得し、静的ウェブサイトをレンダリングする。 幾つかの注目すべき機能は、多言語対応、画像処理、カスタム出力形式及びショートコードである。 ネストされた節では、様々な種類のコンテンツを分離することができる[注釈 2][6]

脚注

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注釈

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  1. ^ 1ページ当たり1ミリ秒未満。
  2. ^ 例えば、ブログポッドキャストを含むウェブサイトの場合。

出典

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  1. ^ "Release 0.136.4"; 閲覧日: 2024年10月22日; 出版日: 2024年10月22日.
  2. ^ Interview with Bjørn Erik Pedersen, Hugo lead developer” (英語). the New Dynamic (2017年10月3日). 2021年3月5日閲覧。
  3. ^ Apache License” (英語). Hugo. 2021年3月5日閲覧。
  4. ^ Biilmann, Matt (2015年7月30日). “Hosting Hugo on Netlify–Insanely Fast Deploys” (英語). Netlify. 2021年3月5日閲覧。
  5. ^ Friedman, Vitaly (2017年3月17日). “A Little Surprise Is Waiting For You Here.” (英語). Smashing Magazine. 2021年3月5日閲覧。
  6. ^ van Gumster, Jason (2017年5月18日). “Hugo vs. Jekyll: Comparing the leading static website generators” (英語). Opensource.com. 2021年3月5日閲覧。

外部リンク

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