htop
htopは、CLIで動作するタスクマネージャーである。top
の置き換えを目標に設計された。デフォルトでは、プロセスはCPU使用率の順に並べられる。topでは最もリソースを消費するプロセスのリストが提供されるが、htopでは全てのプロセスのリストが提供される。htopでは、CPUとメモリとスワップについての情報が色付きで視覚的に表示される。
作者 | Hisham Muhammad |
---|---|
開発元 | htop developer team |
最新版 |
3.3.0
/ 2024年1月10日[1] |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C言語 |
対応OS | Linux、FreeBSD、OpenBSD、macOS |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | タスクマネージャー |
ライセンス | GNU GPL v2 |
公式サイト | htop |
topが提供する情報では不十分である場合に、htopが選択される場合がある。htopは対話的なシステムモニタとしても利用されている。htopにはシグナルを送信する場合などにより便利なインタフェースが提供されている。
htopはC言語で書かれており、ncursesを利用している。htopという名称は、作者のファーストネームに由来する[2]。
Unix系OSのシステムモニタには、標準化されたインタフェースが存在しないので、それぞれのOSに合わせてソースコードを書き直す必要がある。htop 2.0からはクロスプラットフォームへの対応が行われ、FreeBSD・OpenBSD・macOSに対応した[3][4][5]。
脚注
編集- ^ “3.3.0” (2024年1月10日). 2024年8月26日閲覧。
- ^ Hisham Muhammad. “Frequently Asked Questions”. 2018年9月28日閲覧。
- ^ Going cross-platform: how htop was made portable - YouTube
- ^ Hisham Muhammad. “Downloads”. 2018年9月28日閲覧。
- ^ “topコマンドの強化版「htop 2.0」リリース、BSDやOS Xもサポート”. OSDN Magazine (2016年2月15日). 2018年9月28日閲覧。