GOGO BOY
ゴーゴーボーイ(GoGo boy)または単にゴーゴー(GoGo)は主にゲイクラブのステージ上やフロア、お立ち台で観客を盛り上げるダンサー、パフォーマーである。
筋肉質で男らしさを表現することが多く、最近ではクラブだけでなく、ゲイ雑誌やフリーペーパーなどのカバーボーイとして活躍することもある。 海外でゴーゴーボーイというと、ストリッパーやホストが客を呼ぶためにパフォーマンスする者を指す。 ゴーゴーボーイの中には、芸能プロダクションに所属したり、プロモーションビデオ、テレビ番組、CM、アダルトビデオなどメディアに露出するケースもある。
アメリカのゴーゴーボーイ
編集1965年から1968年までは、多くのゲイクラブにゴーゴーボーイと呼ばれる男性ダンサーが居たが、その後、ゴーゴーダンサーがいるゲイクラブは殆どなくなった[1]。 1980年代初頭、ニューヨークのアンヴィル・クラブでは、ゴーゴーダンサーによりドラッグショーが開催された[2]。 1988年以降、ゴーゴーダンスは再びゲイクラブで流行するようになった。現在、ゲイの男性ゴーゴーダンサーは、アメリカ文化、特にロサンゼルスやニューヨークのような大都市で、より人気があり、一般的になっている。今日のクラブシーンでは、女性のゴーゴーダンサーよりもゲイのゴーゴーダンサーの方が多く、1960年代から大きく変わっている[1]。
タイのゴーゴーボーイ
編集タイのバンコクやパタヤ、プーケットなどにあるゴーゴーバーには、派手な水着やビキニパンツで踊る男のダンサー達がいるところがあり、彼らはゴーゴーボーイと呼ばれている。
出典
編集- ^ a b "Going to a Go Go: Up Close with the Dancers and the Dance" Bay Area Reporter Thursday, 2 May 1991, "Arts and Entertainment" section Pages 29–30
- ^ Lawrence, Tim (2016). Life and Death on the New York Dance Floor, 1980–1983. Duke University Press. p. 260. ISBN 9780822373926