GIF-T(ギフト、Green Insulation Form Touban)とは近江窯業が開発した新世代壁面緑化システムである。

植栽発泡断熱陶板を基本部材としている。愛・地球博で発表され各方面からの注目を集めた。

緑化する植物の種類は、「スナゴケ」とよばれるギボウシゴケ科シモフリゴケ属Grimmiaceae Racomitrium)の天然植物で、信楽焼陶板にフォームコア(foamcore)と呼ばれる無機質発泡体焼結した基盤材に生育させる。この緑化により遮熱、遮音、ヒーリング効果が認められ、特に遮熱は通常壁面に比べ16℃下がった例もある。また、壁面がのモスグリーン色の植物で彩られるため注目効果が高い。建物外壁面、塀、サインボード等、使用は多岐にわたる。

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