GENI(ジニー、Global Environment for Network Innovations)とは、米国NSF(National Science Foundation)が計画中の次世代ネットワーク技術の長期的な開発プロジェクトの一部であり、実験のためのテストベッドとなるGENIバックボーンのことでもある。

2015年~2020年の実現を想定して、今のインターネットとは全く関係しない、全ての技術を一から開発するポスト・インターネット技術の開発を目的にしている。2009年か2010年頃からのテスト環境の初稼動をめざして準備が進められている。2007年現在は米プリンストン大学のラリー・ピーターソン教授が中心となって設計が行なわれている。次世代ネットワークの新しい要素技術の開発はFIND(Future Internet Design)というNDFの別プロジェクトが担当する。NSFは予算要求段階ではあるが最初の5年間で36,700万ドルを拠出する予定である。日本でも情報通信研究機構(NICT)のAKARIと呼ばれる同様のプロジェクトがあり、欧州でもFP7(7th Framework Programme)がある。[1]

出典

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  1. ^ 日経NETWORK 2007年5月号「GENI」

外部リンク

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  • [1] - GENIのホームページ

関連項目

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