GEISHA GIRLS
GEISHA GIRLS(ゲイシャガールズ・芸者ガールズ)は日本のラップ音楽ユニット。1994年結成、1996年以降活動中止。ダウンタウンの二人が振袖に廻しという「芸者」めいた姿で歌う、というコミックバンドじみたコンセプトとは裏腹に、坂本龍一とテイ・トウワ、富家哲を始めアート・リンゼイ、小室哲哉など豪華なアーティストが参加していることで知られる[1]。
GEISHA GIRLS | |
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ジャンル | ラップ |
職業 | 音楽ユニット |
活動期間 | 1994年 - 1995年 |
レーベル | フォーライフ・レコード/güt |
事務所 | 吉本興業 |
メンバー |
メンバー
編集スタッフ
編集- プロデューサー - Ryuichi Sakamoto ・Towa Tei・Toshihiko Mori
- ラップスーパーバイザー Mitsuyoshi Takasu
参加ミュージシャン
編集ANI[2]、小林克也、小日向歩、森俊彦、MC YUKI、石野桜子、MCハイジ、ヴィニシウス・カントゥアリア、アート・リンゼイ、小室哲哉、ボアダムス、倉本美津留、佐橋佳幸、ヤン富田、バカボン鈴木、松田幸一、青柳拓次[1]、八木のぶお
来歴
編集1993年12月12日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のトークに坂本龍一が観覧客として来ていた[3]ことに対し、1994年1月2日放送[3]の同番組のトークで松本人志が「いっちょやな、世界の坂本に曲書いてもらって全米デビューするんですよ」と唐突に語り、ユニット名「GEISHA GIRLS」もその場のボケで急遽決まる。「世界の坂本がそんなオファー受けるはずがない」と思いつつスタッフが坂本に連絡すると、「ダウンタウンの二人がニューヨークまで来てくれるなら」との連絡が入り、同年、二人は渡米。着いたその日にそのままレコーディング、翌日ライブという強行スケジュールで全米デビューを果たした。この模様は1994年4月放送のガキの使いスペシャルで放送された。後日その返礼として今度は坂本が来日し、「ダウンタウンと漫才がしたい」というかねてからの夢を叶えた。以後も坂本は『ダウンタウンのごっつええ感じ』などにもゲスト出演し、コントを演じている。1994年10月に始まった『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』では第1回ゲストとして坂本龍一、テイ・トウワと共に出演[4]。「Kick & Loud」が、HEY!HEY!HEY!の初代オープニングのBGMとして使用された。Kenによると影響を受けたアーティストはライオネル・リッチーで、ライバルはヨゴレのH Jungle。Sho曰く「俺らの格好見てみい。俺らもヨゴレや!」。
作品
編集シングル
編集- Grandma Is Still Alive(1994/7/21・FLDG-1001)
- 少年(1995/5/19・FLDG-1004)
リミックス・アルバム
編集- Geisha "Remix" Girls(1994/8/19・FLCG-3003)
- Kick & Loud (T.Mori's Loud Mix)
- Grandma Is Still Alive
- Kick & Loud
- Grandma Is Still Alive (T.Mori's Flying Phat Mix)
- Kick & Loud (Instrumental)
- THE GEISHA "Remix" GIRLS SHOW - 続・炎のおっさん(1995/6/21・FLCG-3012)
オリジナル・アルバム
編集- THE GEISHA GIRLS SHOW - 炎の おっさんアワー(1995/5/19・FLCG-3011)
主なテレビ出演
編集- ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! - 「Grandma is still alive」「Kick & Loud」
- HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP - 「Kick & Loud」「Blow Your Mind - 森オッサン チョイチョイ キリキリまい」「少年」
- NHK紅白歌合戦 - Kenのみ。H Jungle with t 出演時のゲストとして出演
関連項目
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b Geisha Girls – The Geisha Girls Show
- ^ Discogs Geisha Girls – Grandma Is Still Alive
- ^ a b 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』ワニブックス、1995年、85頁。ISBN 4-8470-3132-6。
- ^ HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP ON AIR LIST、フジテレビジョン - 2023年5月20日閲覧。