FIFAクラブワールドカップ2013・決勝
FIFAクラブワールドカップ2013・決勝(FIFAクラブワールドカップ2013・けっしょう、英: 2013 FIFA Club World Cup Final)は、国際サッカー連盟(FIFA)により開催されたFIFAクラブワールドカップ2013の決勝戦である。
会場のスタッド・ド・マラケシュ | |||||||
大会名 | FIFAクラブワールドカップ2013 | ||||||
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開催日 | 2013年12月21日 | ||||||
会場 | スタッド・ド・マラケシュ(マラケシュ) | ||||||
最優秀選手 | フランク・リベリー(バイエルン・ミュンヘン) | ||||||
主審 | サンドロ・リッシ | ||||||
観客数 | 37,774人 | ||||||
天気 |
晴れ 13 °C (55 °F) 湿度65% | ||||||
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試合は2013年12月21日にモロッコ・マラケシュのスタッド・ド・マラケシュで開催され、UEFAチャンピオンズリーグ2012-13を優勝したヨーロッパ王者のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と、開催国王者のラジャ・カサブランカの間で行われた[1][2]。
決勝までの道のり
編集バイエルン・ミュンヘン
編集バイエルン・ミュンヘンは、UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13の決勝でボルシア・ドルトムントを2-1で下して優勝し、FIFAクラブワールドカップ2013の出場権を獲得した。FIFAクラブワールドカップ出場はこれが初めてだが、前身のインターコンチネンタルカップには1976年と2001年の2度出場し、いずれも優勝している[3]。今大会では、準決勝で中国の広州恒大を3-0で破り決勝に進出している[4]。
ラジャ・カサブランカ
編集ラジャ・カサブランカは、ボトラ2012-13を優勝して開催国代表としての出場権を獲得した。FIFAクラブワールドカップ出場は、 2000年第1回大会以来の2回目である。また、開催国代表としての決勝に進出するのは 2000年のコリンチャンス以来の2チーム目であり[5][6]、アフリカのチームとしても2010年のTPマゼンベに続く2チーム目のファイナリストだった[7]。今大会では、プレーオフラウンドでニュージーランドのオークランド・シティ[8]、準々決勝でメキシコのモンテレイ[9]、準決勝でブラジルのアトレチコ・ミネイロを破り決勝に進んでいる[10]。
バイエルン・ミュンヘン | チーム | ラジャ・カサブランカ |
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UEFA | 所在大陸 | CAF |
UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13優勝 | 参加資格 | ボトラ2012-13優勝 |
- | プレーオフラウンド | 2 - 1 オークランド・シティ ( ヤジュール 39', ハフィディ 90+2') |
準々決勝 | 2 - 1 (延長) モンテレイ ( シティビ 24', グエイ 95') | |
3 - 0 広州恒大 (リベリー 40', マンジュキッチ 44', ゲッツェ 47') |
準決勝 | 3 - 1 アトレチコ・ミネイロ ( ヤジュール 51', ムトゥアリ 84'(PK), マビデ 90+4') |
試合
編集概要
編集試合開始後7分、バイエルン・ミュンヘンはジェルダン・シャチリのコーナーキックをジェローム・ボアテングが頭で落とし、DFダンテが、ラジャ・カサブランカのゴールキーパーのカリド・アスクリをかわしてシュートを放ち得点を挙げた。22分、チアゴがダヴィド・アラバの左サイドからのパスを受け、ペナルティエリアの端から右足でシュートを放ち、バイエルンは2点目を奪った。バイエルンは後半の中盤に3点目を追加するチャンスがあったが、シャチリのシュートはクロスバーを直撃し、チアゴのリバウンドを拾ったシュートはゴールを大きく外れた。後半、ラジャ・カサブランカのビアンニー・マビデが放ったシュートはバイエルンのゴールキーパーマヌエル・ノイアーを襲ったがノイアーが防ぎ、リバウンドを拾ったキャプテンのムフシン・ムトゥアリがゴールエリアのすぐ外側からシュート放ったが、得点には至らなかった[11][12]。
詳細
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脚注
編集- ^ “Bayern breeze into CWC final”. ESPN FC (ESPN Internet Ventures). (17 December 2013) 19 December 2013閲覧。
- ^ “Raja Casablanca 3-1 Atletico Mineiro”. BBC Sport (British Broadcasting Corporation). (18 December 2013) 19 December 2013閲覧。
- ^ “Bayern Munich cruises into Club World Cup final”. USA Today (2013年12月16日). 2013年12月20日閲覧。
- ^ “Bayern Munich through to Fifa Club World Cup final with 3-0 win”. BBC (2013年12月16日). 2013年12月20日閲覧。
- ^ Matchett, Karl (18 December 2013). “Raja Casablanca vs. Atletico Mineiro: Score, Grades and Post-Match Reaction”. Bleacher Report 20 December 2013閲覧。
- ^ McCauley, Kevin (16 December 2013). “Raja Casablanca vs. Atletico Mineiro: Final score 3-1, Moroccan champions will face Bayern Munich”. SBNation.com (Vox Media) 20 December 2013閲覧。
- ^ “Raja shock Atletico to reach final”. cafonline.com (Confederation of African Football). (19 December 2013) 21 April 2014閲覧。
- ^ “Raja score late to beat Auckland”. BBC Sport (British Broadcasting Corporation). (12 December 2013) 20 December 2013閲覧。
- ^ “Raja Casablanca reach Club World Cup semi-final”. BBC Sport (British Broadcasting Corporation). (15 December 2013) 20 December 2013閲覧。
- ^ Hughes, Ian (19 December 2013). “Raja revel in historic victory”. BBC Sport (British Broadcasting Corporation) 20 December 2013閲覧。
- ^ “Bayern Munich beat Raja Casablanca to win Club World Cup final”. The Observer (Guardian News and Media). (21 December 2013) 3 January 2014閲覧。
- ^ “Bayern Munich 2-0 Raja Casablanca”. BBC Sport (British Broadcasting Corporation). (21 December 2013) 3 January 2014閲覧。