F-1 (人工衛星)
F-1はベトナムのFPT大学宇宙研究部(Fスペース)が開発したCubeSat。スウェーデンウプサラ大学のオングストローム宇宙技術センター(ASTC)およびアメリカのNanoRacks社と提携を結んでいる。
F-1 CubeSat | |
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F-1のフライトモデル | |
所属 | FPT/ASTC |
衛星バス | 1U CubeSat |
任務 | 教育、技術実証 |
打上げ日時 | 2012-07-21, 02:06 UTC[1] |
輸送ロケット | H-IIB |
打上げ場所 | 種子島宇宙センター LP-2 |
軌道減衰 | 2013-04-30 |
質量 | 1kg |
軌道要素 | |
軌道 | 低軌道 |
軌道傾斜角 | 51.65 度 |
目的は宇宙工学分野における若手の技術者や学生の育成、およびASTCによりスウェーデンで設計された3軸磁気計の評価である[2]。
F-1は2012年7月21日、こうのとり3号機に積まれた状態で、H-IIBロケットによって打ち上げられた。こうのとり3号機にはF-1以外に、4機の小型衛星(RAIKO, WE WISH, FITSAT-1、TechEdSat)が搭載されていた。
国際宇宙ステーションのきぼうモジュールのエアロックからJAXAの小型衛星放出機構(J-SSOD:JEM-Small Satellite Orbital Deployer)を使用して10月5日に放出された[3]。
F-1は、2013年4月30日に再突入した。
性能
編集- 寸法: 10x10x10cm (1U型)
- 質量: 1 kg
- ペイロード: 低解像C328カメラ (640×480, 8ビット色)
- センサー: 温度センサー、3軸磁気計
- 軌道寿命: 最低3か月
ギャラリー
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ミッションパッチ
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ボード部分
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筑波宇宙センターで撮影
参考文献
編集- ^ Bergin, Chris (20 July 2012). “Japanese H-IIB launches HTV-3 to the International Space Station”. NASASpaceflight.com. 21 July 2012閲覧。
- ^ Gunter Dirk Krebs (July 21, 2012). “F-1”. Gunter's Space Page. July 26, 2012閲覧。
- ^ 大塚実 (January 25, 2012). “JAXA、宇宙ステーションから超小型衛星を放出できる装置をプレス公開” (Japanese). mynavi.jp. February 1, 2012閲覧。