DEUS EX MACHINA (マジカル・パンチラインのシングル)

DEUS EX MACHINA』(デウス・エクス・マキナ)は、日本の女性アイドルグループマジカル・パンチライン」2枚目のシングル

「DEUS EX MACHINA」
マジカル・パンチラインシングル
A面 私が私を燃やす理由
手のひらがえし
終わらざりしミスリル
リインカーネーション
リリース
規格 マキシシングル
録音 2017年
ジャンル J-POP
時間
レーベル ポニーキャニオン
プロデュース 島村譲
チャート最高順位
マジカル・パンチライン シングル 年表
パレードは続く
(2017年8月)
DEUS EX MACHINA
(2017年12月)
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2017年12月20日ポニーキャニオンからリリース。業界初の、人工知能(AI-CD β)による映像を基に生み出された全4曲収録(クアトロA面シングル)。

背景・制作

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前作「パレードは続く」から、4ヶ月半後にリリースした2ndシングル。これまで魔法やファンタジーをテーマに掲げてきた過去作品とは対極した、科学技術をコンセプトとする異色の野心作となっている[3]

人工知能プロジェクト
本作は、広告代理店 マッキャン・ワールドグループのプロジェクト「マッキャン ミレニアルズ」との共同企画で造られた[4]。同社が所有するTVCM制作用・人工知能「AI-CD β」が導き出した[5]クリエイティブディレクションを元に映像を作り[6]、その素材からクリエイター陣各々のインスピレーションで楽曲を生み出した、通常とは逆の映像先行型として制作。このような試みは業界初と公表している[7]
上記のコンセプトから表題は「DEUS EX MACHINA(機械仕掛けの神)」と名付けられ、全4曲A面シングル(クアトロA面シングル)としている。プロジェクトを指揮したのは、A&Rディレクター・島村譲 (ポニーキャニオン)[8]。楽曲制作はTom-H@ck率いるプロダクション『TaWaRa』所属のクリエイターや、田村歩美(たむらぱん)らが提供した[9]
リーダー 佐藤麗奈らメンバー達は、「業界で色々とやり尽くしている中、まだ誰もやった事がない試みに自分達がチャレンジさせて貰った。身の引き締まる思いがある」と謝意を語った[10]

リリース

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通常盤・初回限定盤の2形態でリリース。初回限定盤にはDVDが付属。全盤の初回生産分に、公式サイトの企画でポイント使用できる「経験値シリアルコード」が封入。

特典企画
  • ネットストア「MUVUS」のみで、メンバー直筆サイン入り生写真(各メンバー別)付属の『初回限定盤』を期間限定で予約販売。
  • 協力店舗でのみ先着購入者に「オフショット生写真」(各店舗別5種のうち1枚)を進呈。

プロモーション

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配信番組
ラジオ番組
その他
  • 全国ファミリーマートの店内放送『ファミよし“笑顔の宅急便”』にて、楽曲「私が私を燃やす理由」を期間中オンエア (2018年1月9日 - 22日)
サイン会
対象販売サイトで予約購入した『初回限定盤』特典の生写真に、直筆サインの模様を公開する生配信企画を実施。
  • 千里眼サイン会 (2017年11月23日・12月17日、LINE LIVE)

アートワーク / ミュージック・ビデオ

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アートワーク
本作の衣装は黒のセーラー服をモチーフとし、メンバーそれぞれのイメージカラーで配色されている。過去の作品と同様にグループのデザインプロデュースも務めるリーダー 佐藤麗奈が衣装デザインに携わり、こちらも人工知能『AI-CD β』が弾き出したコンセプトに基づいて製作された。
ミュージック・ビデオ
収録4曲全てのミュージック・ビデオが存在する。前述の説明にある通り、人工知能「AI-CD β」が導き制作した唯一の映像に拠るため、各ミュージック・ビデオも共通している[12]。人工知能に指示したコンセプトは『モチーフは (狩猟本能) (学園)、(擬物化) を使用、(アンニュイ) なトーン、(ドキッとする) 映像』と説明[13]

ライブ・パフォーマンス

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発売を記念したインストアイベント・ミニライブを以下の日時・場所で実施し、収録曲を披露。

「DEUS EX MACHINA」 発売記念ミニライブ (2017年)
客演・ライブイベント
収録曲はワンマンライブを始め、以下各地イベントなどでライブ披露した。
  • マジカル・パンチライン 2ndワンマンライブ「DANCE DANCE ROMANCE: PART I」(2017年12月9日、Shibuya O-WEST)[14]
  • すきすき大好き、やっぱ好き。Vol.1 (2017年12月13日、白金高輪SELENE b2)
  • マジカル・パンチライン クリスマス目前特別公演〜サンタさんもトナカイさんもみんな集まってー!!〜 (2017年12月17日、AKIBAカルチャーズ劇場)
  • Kawaiian TV3周年 マジカルテレビ特別編 ライブ&Xmasはあんちゃん生誕祭SP (2017年12月25日、ヨシモト∞ホール)
  • ASCIIアイドル倶楽部定期公演 vol.8 (2017年12月25日、AKIBAカルチャーズ劇場)[15]
  • アイドル横丁大忘年会!!〜2017円SP!!〜 (2017年12月30日、Zepp Tokyo)
  • TOKYO IDOL PROJECT × @JAMニューイヤープレミアムパーティー2018 (2018年1月2日、Zepp DiverCity)
  • IDOL CONTENT EXPO (2018年1月11日、Shibuya O-EAST)
  • POMBASHI WHEEL2018 (2018年1月13日、味園UNIVERSE / 心斎橋FanJtwice)

メディアでの使用

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楽曲「私が私を燃やす理由」は以下のメディアで使用された。

シングル収録トラック

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CD(全盤共通)
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「私が私を燃やす理由」hotaruKanadeYUK (安田悠基)KanadeYUK
2.「手のひらがえし」田村歩美池住祥平池住祥平
3.「終わらざりしミスリル」優佳maegamimaegami
4.「リインカーネーション」HeptagHeptagHeptag
合計時間:
DVD(初回限定盤)
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「私が私を燃やす理由」(-Music Video-)  
2.「手のひらがえし」(-Music Video-)  
3.「終わらざりしミスリル」(-Music Video-)  
4.「リインカーネーション」(-Music Video-)  

脚注

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  1. ^ マジカル・パンチライン DEUS EX MACHINA”. オリコン (2017年12月27日). 2017年12月27日閲覧。
  2. ^ サウンドスキャンジャパンTop Singles Sales”. Billboard JAPAN (2017年12月27日). 2017年12月27日閲覧。
  3. ^ マジカル・パンチライン、人工知能ディレクションによる2ndシングル全曲MV公開”. PONY CANYON NEWS (2017年11月28日). 2017年12月17日閲覧。
  4. ^ マジカル・パンチライン、”世界初”AIによるMV先行型楽曲制作プロジェクトが始動”. PONY CANYON NEWS (2017年9月12日). 2017年12月17日閲覧。
  5. ^ CMを作る人工知能、ついに誕生!マッキャンエリクソン『AI-CD β』が創造するクリエイティブの未来形”. パーソルテクノロジースタッフ (2016年5月19日). 2017年12月17日閲覧。
  6. ^ マジカル・パンチライン、AI(人工知能)がディレクションした“楽曲の無い”MV公開”. Real Sound (2017年10月11日). 2017年12月21日閲覧。
  7. ^ 異なる4曲全てが同じ映像のミュージックビデオ!? 世界初『 MV先行型 楽曲制作プロジェクト 』が遂に完結!”. PR TIMES (2017年11月28日). 2017年12月17日閲覧。
  8. ^ アイドルとAIの異色プロジェクト“MV先行楽曲制作”、音楽制作の新たな事例へ”. ORICON NEWS (2017年11月30日). 2017年12月17日閲覧。
  9. ^ マジパン、異なる4曲すべてが同じMVに。“クアトロA面シングル”完成”. BARKS (2017年11月28日). 2017年12月17日閲覧。
  10. ^ マジカル・パンチライン AIに導かれたマジパンの新境地”. ナタリー (2017年12月20日). 2017年12月27日閲覧。
  11. ^ 人気アイドル、お正月の過ごしかたは超普通だった!?”. ニッポン放送 (2018年1月5日). 2018年1月14日閲覧。
  12. ^ マジカル・パンチライン“MV先行型 楽曲制作プロジェクト”が完結、クアトロA面「DEUS EX MACHINA」全曲映像公開”. musicman-net (2017年11月28日). 2017年12月17日閲覧。
  13. ^ マジカル・パンチライン、“楽曲のないMV”公開”. ナタリー (2017年10月11日). 2017年12月17日閲覧。
  14. ^ マジカル・パンチライン、2ndワンマンで「アイドルの頂点を目指す」宣言!”. ACTRESS PRESS (2017年12月13日). 2017年12月17日閲覧。
  15. ^ Google Homeも祝福!?マジパン浅野杏奈とさんみゅ~新原聖生W生誕祭レポート”. ASCII.jp (2018年1月9日). 2018年1月14日閲覧。

外部リンク

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ポニーキャニオンの紹介ページ