DCトーク
(D.C.トークから転送)
DCトーク(DC Talk)は、1980年代後半にアメリカ合衆国バージニア州にてトビー・マッキーハン、ケヴィン・マックス、マイケル・タイトによって結成されたクリスチャン・ロック・バンド。1990年代半ばにはクリスチャン・ミュージックの枠を超え、ポップ・ロック・グループとして絶大な人気を得た[1]。
DCトーク DC Talk | |
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左からタイト、マックス、マッキーハン | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国 バージニア州リンチバーグ |
ジャンル | クリスチャン・ロック、クリスチャン・ヒップホップ、ラップ・ロック、ポップ・ロック、オルタナティヴ・ロック |
活動期間 | 1987年 - |
レーベル | フォアフロント、ヴァージン |
公式サイト |
www |
メンバー |
トビー・マッキーハン ケヴィン・マックス マイケル・タイト |
バンドの結成はトビーがリバティ大学在学時代、ケヴィンとマイケルに出会った時にさかのぼる。1989年にクリスチャン・ミュージック・レーベル大手のフォアフロント・レコードからセルフタイトルのファースト・アルバムをリリース。1990年にはセカンド・アルバム『Nu Thang』を発売。彼らの人気を決定付けたのはサード・アルバム『フリー・アット・ラスト』で、ポップ、ラップ、ロックが調和した新感覚のサウンドと紳士的な歌詞、そしてクールなルックスが、女性ファンを中心に日本でも注目を集めた。後のグループ初となるグラミー賞受賞[1][2]や、売上のプラチナム認定[3]もこのアルバムで果たしている。1992年にはバーズのヴァージョンが有名な楽曲で、ドゥービー・ブラザーズがカヴァーしたことでも知られる「ジャスト・オーライ! (Jesus Is Just Alright)」が日本のFMラジオ局でも頻繁にパワープレイされた。
2000年にメンバーそれぞれがソロ活動へと移行し、グループとしては活動休止状態となったが、断続的にDCトークとして新曲発表やライブ等を行っている。
ディスコグラフィ
編集→詳細は「en:DC Talk discography」を参照
スタジオ・アルバム
編集- DC Talk (1989年、ForeFront)
- Nu Thang (1990年、ForeFront)
- 『フリー・アット・ラスト』 - Free at Last (1992年、ForeFront)
- 『ジーザス・フリーク』 - Jesus Freak (1995年、ForeFront)
- 『スーパーナチュラル』 - Supernatural (1998年、ForeFront/Virgin)
EP
編集- Free at Last: Extended Play Remixes (1994年、ForeFront)
- Jesus Freak (1995年、ForeFront)
- Welcome to the Freak Show - Bonus Disc (1997年、ForeFront)
- Solo (2001年、ForeFront)
脚注
編集- ^ a b Powell, Mark Allan (2002). Encyclopedia of Contemporary Christian Music. Peabody, Massachusetts: Hendrickson Publishers. pp. 239–42. ISBN 1-56563-679-1
- ^ “dc Talk homepage”. Dctalk.com. September 21, 2011閲覧。
- ^ “RIAA - Gold & Platinum Searchable Database”. RIAA. 2021年8月15日閲覧。