Chromeウェブストア
Chrome Web Store(クロームウェブストア)(CWSと省略される)は、GoogleのGoogle Chromeウェブブラウザのためのオンラインストアである。CWSは2019年現在で、190,000以上のウェブアプリと拡張機能をホストしている[1]。
歴史
編集2010年5月19日の発表で今年後半に開設するとGoogleが発表しており[2]、その後の2010年12月に公にされ[3]、2011年2月11日にGoogle Chrome 9.0のリリースと同時にオープンされた[4]。2012年6月現在、CWSにホストされているコンテンツは、総計7億5,000万回インストールされている[5]。
いくつかの拡張機能の開発者達は拡張機能をアドウェアを仕込むサードパーティに売り渡していたが[6]、2014年、Googleは、2つのそのような拡張機能をCWSから取り除いた[7]。次の年、Googleは自身のウェブサイトにアクセスする5パーセントの訪問者が、アドウェアを含む拡張機能からアラートを受けていたことを認めた[8]。
マルウェア
編集マルウェアは、依然としてCWSの問題であり続けている[9]。2018年1月、セキュリティ専門家は、4つの悪意のある拡張機能が500,000回以上ダウンロードに組み合わされていたことを発見した[9][10]。
Chromeは、CWSにホストされている拡張機能に加え、便利さのために、開発者のウェブサイトから拡張機能をインストールすることを許可していた[11]。しかし、これはマルウェアの要因であったため、2018年に取り除かれている[12]。
脚注
編集出典
編集- ^ “Breaking Down the Chrome Web Store”. Extension Monitor. 7 August 2019閲覧。
- ^ “ソフト販売の仮想店舗開設 グーグル、年内に”. MSN産経ニュース. (2010年5月20日). オリジナルの2010年5月23日時点におけるアーカイブ。 2022年9月22日閲覧。
- ^ Kincaid, Jason. “Sales Are At A Trickle On Google’s Chrome Web Store”. TechCrunch. 4 January 2011閲覧。
- ^ “A dash of speed, 3D and apps”. Chrome Blog. Google (February 3, 2011). March 9, 2017閲覧。
- ^ Vikas SN (2012年6月29日). “The Lowdown: Google I/O 2012 Day 2 – 310M Chrome Users, 425M Gmail & More”. MediaNama. 2013年6月14日閲覧。
- ^ “Adware vendors buy Chrome Extensions to send ad- and malware-filled updates”. Ars Technica. 20 January 2014閲覧。
- ^ Winkler, Rolfe. “Google Removes Two Chrome Extensions Amid Ad Uproar”. blogs.wsj.com. Wall Street Journal. 17 March 2014閲覧。
- ^ Ad Injection at Scale: Assessing Deceptive Advertisement Modifications
- ^ a b “Security firm ICEBRG uncovers 4 malicious Chrome extensions - gHacks Tech News”. www.ghacks.net. 2018年12月15日閲覧。
- ^ “Google Chrome extensions with 500,000 downloads found to be malicious”. Ars Technica. 2018年12月30日閲覧。
- ^ “Using Inline Installation - Google Chrome”. developer.chrome.com. 2018年12月14日閲覧。
- ^ “Improving extension transparency for users” (英語). Chromium Blog. 2018年12月15日閲覧。