Checkstyle
Checkstyleは、ソフトウェア開発において使われる静的コード解析ツールの1つであり、Javaのソースコードに対してコーディングルールへの準拠を確認する[2]。
最新版 |
10.21.0[1]
/ 12 12月 2024 |
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リポジトリ |
github |
プログラミング 言語 | Java |
対応OS | クロスプラットフォーム |
対応言語 | 英語 |
サポート状況 | 開発中(サポート中) |
種別 | 静的コード解析・Javaのソースコードに対してコーディングルールへの準拠を確認するソフトウェア。 |
ライセンス | GNU Lesser General Public License |
公式サイト |
checkstyle |
利点と制限
編集ソフトウェア開発プロジェクトにおいてプログラミング作法を採択すると、コードの品質・可読性・再利用性を改善する良い習慣が根付き、開発コストが削減される場合がある。Checkstyleで実行される検査は内容の検査ではなく主にプログラムの体裁に限定され、プログラムの正しさや完全性は確認しない。実際には全ての制約への準拠は煩雑であり、一部はプログラミング段階における原動力を削ぐ可能性がある。そのためどの水準の検査が必要なのか、個々のプログラムの種類によって決定すると良い。
利用可能モジュールの例
編集Checkstyleでは利用可能な一通りのモジュールが定義されており、各モジュールには設定可能な厳しさの水準(必須・任意・……)を備えた規則が用意されている。各規則は通知・警告・エラーを報告する場合がある。
モジュールにより例えば次のような検査が可能になる:
使用法
編集CheckstyleはJava仮想マシン上での実行かApache Antのタスクとしての実行ができるJARファイルに格納されている。また、統合開発環境や他のツールにも統合できる。
Checkstyleプラグインは次のような新たな機能を提供する:
- コードエディタにおけるシンタックスハイライティングや装飾の利用
- 問題を含むリソースをハイライトするためのプロジェクトエクスプローラの装飾
- 警告やエラー出力のコンソールへの追加
これにより開発者はCheckstyleでハイライトされたコード部分に直接アクセスできる。
歴史
編集2001年にオリバー・バーン・バックがオリジナル版を開発し、世界中の複数の開発者集団によって維持されている。
Javaの言語仕様の更新に合わせてバージョンアップが行われており、2014年3月リリースのJava 8については、同年10月リリースの5.9で対応された。
脚注
編集- ^ “Release 10.21.0” (12 12月 2024). 22 12月 2024閲覧。
- ^ “Checkstyle Home Page” (2010年). 2010年11月2日閲覧。
- ^ “Checkstyle Duplicate Code Check” (2010年). 2010年11月2日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- checkstyle – Checkstyle 8.45.1 公式ウェブサイト
- EclipseCS - CheckstyleのEclipseプラグイン
- SevNTU-Checkstyle - extension for EclipseCS with number of check that are not part of checkstyle upstream.