CD-TEXT(シーディー-テキスト)とは、コンパクトディスク(CD)にいろいろな文字情報などを書き込んだもの。また、書き込んであるもののことをいう。

CD-TEXT
メディアの種類 光ディスク
記録容量 74分
79分58秒
回転速度 200 - 530rpm
読み取り方法 780nm赤外線レーザー
策定 ソニーフィリップス
主な用途 テキスト
ディスクの直径 12cm
大きさ 120×120×1.2mm
関連規格 コンパクトディスク
テンプレートを表示

概要

編集

ソニーによって開発され、1996年にRed Book[1]に規定されたCDの規格の一つで、収録楽曲についての文字情報を提供することを目的としている。複数の言語に対応している。

最大6000バイト分の文字情報が記録可能である。日本語では、いわゆる半角文字で6000字、いわゆる全角文字で3000字が記録できる。

CD-TEXTに対応したCDプレーヤーでも、古い機器では半角以外の文字(漢字平仮名などのマルチバイト文字)は適切な文字情報を得られない。また近年の機器であっても安価なグレードのカーCDチューナーやFM対応カーCDチェンジャーなどではマルチバイト非対応が多い。現在は多数のオーディオプレイヤーが全角文字に対応している。

脚注

編集
  1. ^ CD Products”. フィリップス. 2020年8月8日閲覧。

参考文献

編集

CD-Textとは シーディーテクスト”. IT用語辞典バイナリ. ウェブリオ株式会社. 2008年12月31日閲覧。

関連項目

編集