bjリーグ 2011-12
bjリーグ2011-12は、2011年10月8日から2012年5月20日まで、各地で行われた日本プロバスケットボールリーグである。
優勝 | 琉球ゴールデンキングス(2回目) |
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準優勝 | 浜松・東三河フェニックス |
チーム数 | 19 |
← 2010-11 2012-13 → |
参加チーム
編集2011-12シーズン参加チーム
- 本年度は19チームが参加。
新規参入
編集2011-12年度シーズンは岩手県、千葉県、神奈川県、長野県、鹿児島県のほか、1団体が正式に申請を行った。
2010年8月26日に新規参入チームの確定及び発表を行い、以下の4チームの参入が決まった。
参加見送り
編集東京アパッチがスポンサーの確保が難航していることを理由に、2011-12年度シーズンに参戦しないことを表明した。
試合方式
編集レギュラーシーズン(予選リーグ)
編集2011-12シーズンでは、19チームが以下の2つにカンファレンス分けされた。
- 東カンファレンス…岩手・秋田・仙台・新潟・富山・信州・埼玉・千葉・横浜・浜松
- 西カンファレンス…滋賀・京都・大阪・島根・高松・福岡・大分・宮崎・沖縄
ホーム&アウェーにより、同一カンファレンス所属チームとは4回戦または6回戦総当たりで、別カンファレンス所属チームとは2回戦総当りで、合計52試合を行う。
順位は、各カンファレンス内で52試合の勝敗等(勝敗が同じ場合には、(1)得失点差→(2)1試合当たりの平均得点で順位を決める)により1位から7位までの順位を決める。そして、レギュラーシーズンでカンファレンス上位がプレイオフに進出。
プレイオフ(決勝トーナメント)
編集- 東地区、西地区共に上位6チームがプレイオフに進出。3位と6位、4位と5位でファーストラウンドを戦った後、カンファレンス セミファイナルで1位とファーストラウンド勝者のうちレギュラーシーズン下位のチーム、2位は上位のチームと対戦。いずれも上位チームのホームで2試合行い、1勝1敗で並んだ場合は第2試合直後に優勝決定戦を行う。ファイナル4は準決勝(地区優勝決定戦)を行い、更にその勝者同士で総合優勝決定戦を開催する。ファイナル4は集中開催でそれぞれ1試合決着。
レギュラーシーズン
編集
※緑色がプレイオフ進出。
イースタン・カンファレンス
編集順位 | チーム名 | 勝 | 敗 | 勝率 | 差 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | 浜松・東三河フェニックス | 37 | 15 | .712 | - | 84.7 | 77.9 | +6.8 |
2 | 横浜ビー・コルセアーズ | 31 | 21 | .596 | 6.0 | 75.1 | 72.8 | +2.3 |
3 | 秋田ノーザンハピネッツ | 28 | 24 | .538 | 3.0 | 81.9 | 78.7 | +3.2 |
4 | 新潟アルビレックスBB | 28 | 24 | .538 | 0.0 | 82.6 | 78.8 | +3.8 |
5 | 富山グラウジーズ | 25 | 27 | .481 | 3.0 | 79.8 | 77.4 | +2.4 |
6 | 仙台89ERS | 25 | 27 | .481 | 0.0 | 74.5 | 73.6 | +0.9 |
7 | 岩手ビッグブルズ | 19 | 33 | .365 | 6.0 | 73.8 | 80.2 | -6.4 |
8 | 信州ブレイブウォリアーズ | 18 | 34 | .346 | 1.0 | 76.8 | 81.7 | -4.9 |
9 | 千葉ジェッツ | 18 | 34 | .346 | 0.0 | 78.1 | 84.5 | -6.4 |
10 | 埼玉ブロンコス | 16 | 36 | .308 | 2.0 | 79.1 | 85.3 | -6.2 |
ウェスタン・カンファレンス
編集順位 | チーム名 | 勝 | 敗 | 勝率 | 差 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | 琉球ゴールデンキングス | 39 | 13 | .750 | - | 82.9 | 73.8 | +9.1 |
2 | 大阪エヴェッサ | 35 | 17 | .673 | 4.0 | 76.3 | 73.3 | +3.0 |
3 | 京都ハンナリーズ | 34 | 18 | .654 | 1.0 | 78.6 | 74.0 | +4.6 |
4 | 滋賀レイクスターズ | 33 | 19 | .635 | 1.0 | 82.1 | 78.0 | +4.1 |
5 | ライジング福岡 | 33 | 19 | .635 | 0.0 | 84.6 | 80.6 | +4.0 |
6 | 島根スサノオマジック | 28 | 24 | .538 | 5.0 | 80.0 | 76.3 | +3.7 |
7 | 大分ヒートデビルズ | 23 | 29 | .442 | 5.0 | 80.8 | 82.5 | -1.7 |
8 | 宮崎シャイニングサンズ | 22 | 30 | .423 | 1.0 | 77.2 | 79.2 | -2.0 |
9 | 高松ファイブアローズ | 2 | 50 | .038 | 20.0 | 68.2 | 88.2 | -20.0 |
プレイオフ
編集5月5日・6日 ハンナリーズアリーナ |
5月12日・13日 住吉スポーツセンター |
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6 | 島根スサノオマジック | 71 | 86 | 23 | ||||||||||||||||||
3 | 京都ハンナリーズ | 64 | 68 | 15 | ||||||||||||||||||
3 | 京都ハンナリーズ | 82 | 84 | 24 | 5月19日 有明コロシアム | |||||||||||||||||
2 | 大阪エヴェッサ | 59 | 76 | 12 | ||||||||||||||||||
ウェスタン | ||||||||||||||||||||||
5月5日・6日 滋賀県立体育館 |
3 | 京都ハンナリーズ | 74 | |||||||||||||||||||
5月12日・13日 宜野湾市立体育館 | ||||||||||||||||||||||
1 | 琉球ゴールデンキングス | 79 | ||||||||||||||||||||
5 | ライジング福岡 | 86 | 62 | ウェスタン ファイナル | ||||||||||||||||||
4 | 滋賀レイクスターズ | 61 | 66 | |||||||||||||||||||
4 | 滋賀レイクスターズ | 96 | 69 | 5月20日 有明コロシアム | ||||||||||||||||||
1 | 琉球ゴールデンキングス | 71 | 74 | |||||||||||||||||||
ファーストラウンド | ||||||||||||||||||||||
カンファレンスセミファイナル | ||||||||||||||||||||||
5月5日・6日 秋田市立体育館 |
西1 | 琉球ゴールデンキングス | 89 | |||||||||||||||||||
5月10日・11日 横浜文化体育館 | ||||||||||||||||||||||
東1 | 浜松・東三河フェニックス | 73 | ||||||||||||||||||||
6 | 仙台89ers | 79 | 38 | 14 | ファイナル | |||||||||||||||||
3 | 秋田ノーザンハピネッツ | 74 | 82 | 15 | ||||||||||||||||||
3 | 秋田ノーザンハピネッツ | 77 | 72 | 17 | 5月19日 有明コロシアム |
5月20日 有明コロシアム | ||||||||||||||||
2 | 横浜ビー・コルセアーズ | 86 | 69 | 18 | ||||||||||||||||||
イースタン | ||||||||||||||||||||||
5月5日・6日 新潟市鳥屋野総合体育館 |
2 | 横浜ビー・コルセアーズ | 78 | 西3 | 京都ハンナリーズ | 66 | ||||||||||||||||
5月12日・13日 浜松アリーナ | ||||||||||||||||||||||
1 | 浜松・東三河フェニックス | 87 | 東2 | 横浜ビー・コルセアーズ | 75 | |||||||||||||||||
5 | 富山グラウジーズ | 73 | 82 | イースタン ファイナル | 3位決定戦 | |||||||||||||||||
4 | 新潟アルビレックスBB | 89 | 85 | 19 | ||||||||||||||||||
4 | 新潟アルビレックスBB | 94 | 84 | |||||||||||||||||||
1 | 浜松・東三河フェニックス | 80 | 97 | 30 | ||||||||||||||||||
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bjリーグオールスターゲーム
編集出場選手
編集通常のブースター投票による選出に加え、新たにFacebookユーザーの投票により選出される「Facebook枠」(1枠)が設けられた。
- ・澤口誠(岩手・2回目)
- ・モリース・ハーグロー(千葉・初出場)
- ・クリス・ホルム(新潟・3回目)
- ・リー・ロバーツ(長野・初出場)
- ・ジャスティン・バーレル(横浜・初出場)
- ・太田敦也(浜松・初出場)
- ・石田剛規(千葉・初出場・Facebook枠)
- WEST
- ヘッドコーチ:アラン・ウェストオーバー(滋賀)
- アシスタントコーチ:遠山向人(宮崎)
- ・岡田優(滋賀・4回目)
- ・菊池宏之(高松・初出場)
- ・清水太志郎(宮崎・4回目)
- ・ランス・オーレッド(京都・初出場)
- ・マイキー・マーシャル(滋賀・初出場)
- ・ウェンデル・ホワイト(大分・3回目)
- ・ケビン・パルマー(福岡・初出場)
- ・仲西淳(福岡・初出場・Facebook枠)
結果
編集チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
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WEST | 40 | 22 | 28 | 30 | 120 |
EAST | 18 | 24 | 25 | 26 | 93 |
受賞者
編集スリーポイントコンテスト
編集順位 | 選手 | 予選 | 決勝 |
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1 | 青木康平(大阪) | 16点 | 18点 |
2 | ダン・フィッツジェラルド(仙台) | 17点 | 17点 |
3 | 庄司和広(秋田) | 14点 | |
4 | 新井靖明(埼玉) | 13点 | |
5 | 岡田優(滋賀) | 10点 | |
6 | ウェイン・アーノルド(浜松) | 9点 |
ダンクコンテスト
編集順位 | 選手 | 予選 | 決勝 |
---|---|---|---|
1 | ジョン・ハンフリー(埼玉) | 50点 | 50点 |
2 | レイ・ニクソン(滋賀) | 49点 | 42点 |
3 | 橘佳宏(仙台) | 48点 | |
4 | エドワード・モリス(長野) | 46点 | |
5 | ジャスティン・バーレル(横浜) | 45点 | |
6 | ブライアン・ハーパー(富山) | 44点 |
アワード
編集最優秀選手
編集部門 | 受賞者 | 球団 |
レギュラーシーズン | ジャスティン・バーレル | 横浜 |
プレイオフ | アンソニー・マクヘンリー | 沖縄 |
ベスト5
編集部門 | 受賞者 | 球団 |
ガード | ジャメイン・ディクソン | 浜松 |
城宝匡史 | 富山 | |
フォワード | 太田敦也 | 浜松 |
ケビン・パルマー | 福岡 | |
ジャスティン・バーレル | 横浜 |
個人タイトル
編集部門 | 受賞者 | 球団 | 成績 |
得点 | マイケル・パーカー | 島根 | 23.1 点 |
アシスト | ケニー・サターフィールド | 埼玉 | 6.7本 |
リバウンド | クリス・ホルム | 新潟 | 14.3本 |
ブロックショット | ジェラル・デービス | 島根 | 3.8本 |
スティール | ジャメル・スタテン | 千葉 | 2.8本 |
3Pシュート成功率 | デイビッド・パルマー | 沖縄 | 50.0% |
フリースロー成功率 | 青木康平 | 大阪 | 89.5% |
月間MVP
編集月 | 選手 |
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10月 | モリース・ハーグロー |
11月 | ジャメイン・ディクソン |
12月 | ジャーメイン・ボイェット |
1月 | アンソニー・マクヘンリー |
2月 | 城宝匡史 |
3月 | T・J・カミングス |
4月 | ジャスティン・バーレル |
その他
編集部門 | 受賞者 | 球団 |
最優秀コーチ | レジー・ゲーリー | 横浜 |
MIP | 山本エドワード | 島根 |
最優秀6th Man | 小松秀平 | 新潟 |
コミッショナー特別賞 | 菊地勇樹 | 秋田 |
ベストブースター | 琉球ゴールデンキングス | |
信州ブレイブウォリアーズ |
関連項目
編集脚注
編集- ^ ファーストラウンドのレギュラーシーズン3位対レギュラーシーズン6位の結果によって、カンファレンスセミファイナルの対戦カードが変わることになる