BenQ
台湾を拠点とする電気製品メーカーおよびその商品ブランド
BenQ(ベンキュー)は、台湾を拠点とする電気製品メーカーおよびその商品ブランドである。中国語の社名は明基電通股份有限公司で、「BenQ」は「Bringing Enjoyment and Quality」の略称に拠る。明基・友達グループの中核企業である。
種類 | 電機電子 |
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略称 | BenQ |
本社所在地 |
台湾 台北市内湖区 |
設立 | 1984年(グループ再編により現法人は2007年設立) |
事業内容 | 電機電子 |
代表者 | 会長:李焜耀 |
資本金 | NTD38.55億元 |
従業員数 | 3,739人 |
外部リンク | https://www.benq.com/ |
明基電通股份有限公司 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 明基電通股份有限公司 |
簡体字: | 明基电通股份有限公司 |
英文: | BenQ Corporation |
沿革
編集- 1984年、エイサーグループのディスプレイ・周辺機器部門を受け持つ企業「明碁電腦」として、施振栄によって設立
- 1992年、Acer Peripherals Labs, Inc.をアメリカ合衆国内にて設立し、販売進出、マレーシアにも子会社設立
- 1993年、製造会社Acer Peripherals Co., Ltd.を中華人民共和国・蘇州に設立
- 1996年、台湾で株式市場上場
- 2000年、明碁電通股份有限公司へ社名変更
- 2001年、BenQブランド発表、英文社名を「BENQ Corporation」に変更
- 2002年、明基電通股份有限公司へ社名変更(碁→基)
- 2003年2月13日、フィリップスと共同出資による光学ドライブ会社「Philips BenQ Digital Storage」(PBDS) を立ち上げる。[1]
- 2005年、シーメンスより携帯電話機器事業を買収し、「BenQ Siemens」ブランドで提携継続
- 2006年4月、LiteOnに光学ドライブ部門を売却。[2]
- 2007年、製造部門を佳世達科技股份有限公司 (Qisda Corporation) として分社化
台湾のほか、日本・オランダ・アメリカに主要拠点を置く。2024年7月現在、グループ全体での従業員総数は10万人を超え[3]、液晶ディスプレイやイメージスキャナの分野では世界有数の生産数を誇る[4]。
主な生産工場
編集主な製品
編集関連会社
編集- ベンキュージャパン
脚注
編集- ^ BenQ Corporation and Philips Electronics Form Joint Venture for Optical Storage
- ^ Lite-On acquires BenQ's optical drive factories | Storage - InfoWorld
- ^ “BenQ Group”. BenQ. 2024年7月2日閲覧。
- ^ “BenQ デザイナーモニター「PD2725U」レビュー!4K・Thunderbolt 3対応”. マイナビおすすめナビ (2023年9月27日). 2024年7月2日閲覧。
- ^ 「ベンキュー、約5万円からの液晶一体型デスクトップPC「nScreen」を発表」『ITmedia PC USER』2009年3月19日。2022年7月24日閲覧。
- ^ 「ベンキュージャパン、日本でPC市場に参入 ~第一弾はAMD Yukon採用液晶一体型デスクトップ」『PC Watch』2009年3月19日。2022年7月24日閲覧。
- ^ 宮川泰明「フルHD液晶一体型で6万円、ベンキューの「nScreen i221」」『日経クロステック』2009年6月1日。2022年7月24日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 明基電通股份有限公司(中国語)
- BenQグローバルウェブサイト(英語)
- ベンキュージャパン(日本語)
- BenQ Japan (@BenQJapan) - X(旧Twitter)
- BenQ (BenQJapan) - Facebook
- BenQJapan - YouTubeチャンネル