BPCE
フランスの協同組織金融機関
BPCEとは、フランスパリ13区 トゥール デュオ (Tours Duo, 7 promenade Germaine Sablon) に所在する、フランス第二の金融資本(金融グループ)である。
二つの協同組織金融機関グループバンク・ポピュレール(Banque Populaire,庶民銀行[1])とケス・デパーニュ(Caisse d'Epargne 貯蓄銀行)の系統中央機関が2009年に合併して成立した。両者のブランドともに存続している。
複数の独立した地域毎の銀行であるバンク・ポピュレール[2]とケス・デパーニュの出資で構成され、その子会社として、中央機関の合併前の2006年に先行して合併し、両者の合弁となっていた投資銀行ナティクシス、輸出信用機関コファス等を持つ。グループの銀行を通じて中小企業への融資や、個人向け貯蓄、住宅ローン等の他、保険の販売を行っている。
2010年時点での財務状況
編集- Tier-1 資本: 410億ユーロ
- Tier-1 自己資本比率: 9.6%
- 総資産: 1兆1240億ユーロ
- バンクポピュレールとケス・デパーニュのネットワーク
- 総貸し出し: 2880億ユーロ
- 預金量: 5110億ユーロ[3]
EDINETコードはE26599 である。
注釈
編集- ^ 日本の信用金庫に類似する。日本で戦前の市街地信用協同組合を受け継いだ信用金庫の名前を決める際庶民銀行も候補に上がっている。
- ^ バンク・ポピュレールはいくつか成り立ちの違う金融ブランドを保持している
- ^ “Key figures / The Group / Home - BPCE”. bpce.fr. 25 January 2011閲覧。