BOZEBEATS』(ボウズビーツ)は、平野稜二による日本漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2018年7号から[2]同年20号まで連載された[1]。同誌が創刊50周年を迎えた記念の新連載第1弾の作品として、連載が開始された[3]。同誌2016年17号に掲載された読み切り『BOZE』を前身としている[4]。本作が平野の『週刊少年ジャンプ』での初連載作品である[4]

BOZEBEATS
ジャンル 少年漫画
漫画
作者 平野稜二
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表号 2016年17号(読切)
2018年7号 - 20号(連載)
発表期間 2016年3月28日 - 4月16日[1]
巻数 全2巻
話数 全14話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

あらすじ

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登場人物

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主要人物

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円鹿 環(まどか たまき)
山奥で狼に育てられた少年。幼い頃の記憶を無くしており、自身の名前も覚えていない。唯一所持していた物に「円鹿環」と書かれていたことから、名前を「環」とした。
龍大寺 竜樹(りゅうだいじ たつき)
「BOZE」の中でも指折りの実力者。環の記憶を取り戻すために、東京へと誘い、戦う術を授けた。
葉隠 彦市(はがくれ ひこいち)
「BOZE」で環のチームメンバー。マシンなどの操縦が得意。
安倍 美墨子(あべの みすみこ)
「BOZE」で環のチームメンバー。法術を用い、主に後方担当。

用語

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BOZE
魑魅と戦うために国防総省に設置された秘匿退魔部隊。
魑魅
成仏せずに現世の淀んだ気に当てられた魂が悪霊化した存在。
坊主
寺院の坊の主である僧。仏の教えのもと、人々を救う者。

反響

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『週刊少年ジャンプ』が創刊50周年を迎え、それを記念した新連載の企画が発表された際、本作の予告カットが掲載された時より読者から注目されていた[4]。連載が開始されると、坊主の斬新な設定と新人にしては高い平野の画力により、本作は読者から期待されていた[4]

書誌情報

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  • 平野稜二『BOZEBEATS』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全2巻
    1. 2018年5月2日発売[5][6]ISBN 978-4-08-881477-3
    2. 2018年8月3日発売[7]ISBN 978-4-08-881535-0

脚注

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  1. ^ a b “「Dr.STONE」第1回人気投票、作中に石化して登場できる権利当たる”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年4月16日). https://natalie.mu/comic/news/278179 2021年8月17日閲覧。 
  2. ^ “坊主を題材に描くスタイリッシュ退魔アクション「BOZEBEATS」がジャンプで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年1月15日). https://natalie.mu/comic/news/265191 2021年8月17日閲覧。 
  3. ^ “ジャンプ50周年で久保帯人、うすた京介ら読切執筆!次号に西尾維新×河下水希”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年12月4日). https://natalie.mu/comic/news/259385 2021年8月17日閲覧。 
  4. ^ a b c d ジャンプ新連載『BOZEBEATS』に絶賛の声続出「これで新人とは…」「先が気になりすぎる」”. ダヴィンチニュース. KADOKAWA (2018年1月19日). 2021年8月17日閲覧。
  5. ^ “魂喰らう悪霊を成仏させる坊主の退魔アクション、「BOZEBEATS」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年5月2日). https://natalie.mu/comic/news/280581 2021年8月17日閲覧。 
  6. ^ BOZEBEATS 1/平野稜二”. 集英社の本 公式. 集英社. 2021年8月17日閲覧。
  7. ^ BOZEBEATS 2/平野稜二”. 集英社の本 公式. 集英社. 2021年8月17日閲覧。

外部リンク

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