BM-40A型原子炉
BM-40A型原子炉(BM-40A reactor)は、ソ連海軍の705K号計画型原子力潜水艦(NATO報告名アルファ型)に搭載された原子炉。
高濃縮ウラン235を燃料とする液体金属冷却炉で155メガワットの出力を発生させた。ギドロプレス設計局によって開発された。ギドロプレス設計局では、705号計画型のために、本型の他、645号計画型(NATO報告名ノヴェンバー型)に搭載された液体金属冷却炉VT-1型原子炉をもとにしたタイプと2つを設計したが、採用されたのは本型であった[1]。本型を搭載した艦は705K号計画型と呼称され、6隻が建造されたが、1次冷却系の事故が多発し、運用成績はふるわなかった[2]。
脚注
編集参考文献
編集アンドレイ・V.ポルトフ、2005、『ソ連/ロシア原潜建造史』、海人社
関連項目
編集外部リンク
編集- Lead-bismuth cooled reactor plants for nuclear submarines at the Gidropress website.