Apple A16
Appleが設計したSoC
Apple A16 Bionicは、Appleが設計したAArch64ベースのSoCである。iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Max、iPhone 15とiPhone 15 Plusに搭載されている[1]。
生産時期 | 2022年9月8日から |
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設計者 | Apple |
生産者 | TSMC |
アーキテクチャ | ARMv8.6-A |
コア数 | 高性能コアEverest x2, 高効率コアSawtooth x4 |
コードネーム | Crete |
前世代プロセッサ | Apple A15 Bionic |
次世代プロセッサ | Apple A17 Pro |
トランジスタ | 160億個 |
L2キャッシュ |
16 MB (performance cores) 4 MB (efficient cores) 24 MB (system cache) |
GPU | Appleデザイン 5コアGPU: iPhone 14 Pro, iPhone 14 Pro Max, iPhone 15, iPhone 15 Plus |
設計
編集A16では、2つの高性能コアEverestと4つの高効率コアSawtoothで構成される、Apple製の64ビット6コアCPUを搭載している[2]。
iPhone 14 Proおよび14 Pro Maxに搭載されるA16は、Appleが設計した5コアGPUを搭載している。A16には、Appleが「新しい16コアのニューラルエンジン」と発表した、専用のニューラルネットワークハードウェアが搭載されている。このニューラルエンジンは、1秒間に17兆回の演算を行うことができ、A15より7%高速となった。また、A16には、写真1枚あたり最大4兆回の演算を行うコンピューテショナルフォトグラフィー能力を向上させる新しい画像信号処理プロセッサ(ISP)、Secure Enclaveが搭載され、メモリ帯域が50%増えている[3]。
搭載製品
編集参考文献
編集- ^ “アップルが「iPhone 14 Pro Max」を発表、6.7インチの大画面”. ケータイWatch (2022年9月8日). 2022年9月8日閲覧。
- ^ “A16 Bionic のダイ・ショットが公開され、A15 Bionicとの面積やその他の要素の違いが明らかに | TEXAL”. texal.jp (2022年9月24日). 2023年1月13日閲覧。
- ^ “Apple、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxを発表”. Apple Newsroom. 2022年9月8日閲覧。