Shokz
ショックス(英: Shokz)は、骨伝導技術を利用したイヤホン(ヘッドホン)などを開発、製造および販売している米国の企業。2011年にニューヨークで創業(当時の社名はAfterShokz(アフターショックス)、2019年にテキサス州オースティンに本社移転。2021年12月にブランド名をShokzに変更。
種類 | 株式会社( アメリカ合衆国) |
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略称 | Shokz |
本社所在地 |
アメリカ合衆国 3200 Gracie Kiltz Lane Fourth Floor Austin、Texas、78758、US |
設立 | 2011年 |
業種 | 29 |
事業内容 | 骨伝導|ヘッドホンの開発、販売等 |
外部リンク | https://shokz.com/ |
概要
編集アメリカで登録されたブランド。 アメリカ合衆国テキサス州に本社を置き、骨伝導イヤホン、ヘッドセット、オーディオプレーヤーの開発、製造および販売を行っている。
数多くの特許を取得または出願しており、独自のオーディオ技術が特徴。スポーツ用イヤホンのみならず、ビジネス用、若年層向け、高齢者向けなど、多岐にわたるさまざまな製品をラインナップ。過去には有線モデルの販売をしていたが、2016年登場のAfterShokz Trekz Titanium 以降はBluetoothを利用したワイヤレスモデルに特化。どの製品も優れた耐久性と高度な防塵防水性能を持ち、Xtrainerzのように水中での利用を実現したモデルも存在する。
2015年から2018年にかけて毎年約200%の成長を遂げ、2018年だけで150万台のワイヤレスヘッドホンを販売[1]、2020年8月時点で累計530万台出荷[2]、2020年には日本国内での骨伝導ヘッドホン販売台数シェア81.2%を記録[3] と、国内外において骨伝導ヘッドホン市場におけるリーディングカンパニーといえる存在。
アメリカで登録されたブランドで、本社は中国深圳。
ホームページ:https://www.shokz.com.cn/brand.html
参考リンク:https://www.wipo.int/wipo_magazine/en/ip-at-work/2022/shenzhen-shokz.html
製品
編集骨伝導イヤホン、骨伝導ヘッドセットの製品を全世界で展開している。各製品はグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞、CES Innovation Awards[4]、VGP[5] などの各賞を受賞し、デザイン、革新性、音質など多角的な側面から高い評価を得ている。以下は、日本国内での情報に基づく。
骨伝導イヤホン
編集- Black(ブラック) SKZ-EP-000007
- Blue(ブルー) SKZ-EP-000009
OpenRun
編集- Black(ブラック) SKZ-EP-000003
- Grey(グレー) SKZ-EP-000004
- Blue(ブルー) SKZ-EP-000005
- Red(レッド) SKZ-EP-000006
OpenComm
編集- Black(ブラック) AFT-EP-000028
- Slate Grey(スレートグレー) AFT-EP-000026
- Light Grey(ライトグレー) AFT-EP-000027
OpenMove
編集- Slate Grey(スレートグレー) AFT-EP-000022
- Alpine White(アルパインホワイト) AFT-EP-000023
- Elevation Blue(エレベーションブルー) AFT-EP-000024
- Himalayan Pink(ヒマラヤンピンク) AFT-EP-000025
Aeropex
編集- Cosmic Black(コズミックブラック) AFT-EP-000011
- Lunar Grey(ルナグレー) AFT-EP-000012
- Blue Eclipse(ブルーエクリプス) AFT-EP-000013
- Solar Red(ソーラーレッド) AFT-EP-000014
Aeropex Play
編集- Cosmic Black(コズミックブラック) AFT-EP-000019
AfterShokz AS801+ABT01
編集- AFT-EP-000021(テレビ用トランスミッター付き骨伝導ヘッドホン)
AfterShokz Air(2017年発売)
編集- Slate Grey(スレートグレー) AFT-EP-000005
- Forest Green(フォレストグリーン) AFT-EP-000006
- Midnight Blue(ミッドナイトブルー) AFT-EP-000007
- Canyon Red(キャニオンレッド) AFT-EP-000008
AfterShokz Titanium(2016年発売)
編集オーディオプレーヤー
編集Xtrainerz(2019年8月発売)
編集- Black Diamond(ブラックダイヤモンド) AFT-EP-000015
- Sapphire Blue(サファイアブルー) AFT-EP-000016
オプション
編集- Aeropex 充電用ケーブル
- Xtrainerz 充電・データ転送用ケーブル
過去に販売していた製品
編集- Bluez
- Bluez 2
- Bluez 2S
その他
編集2021年以降、ドラマ、映画でShokzの骨伝導イヤホンが小道具として採用されている。
- 韓国ドラマ『模範タクシー(모범택시)』(2021年4月)…韓国ドラマ。劇中で OpenCommが使用されている。
- 日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年7月-9月)…TOKYO MER 7人のチームがOpenCommを使用[6]。
- 日曜劇場『DCU』(2022年1月-3月)…DCU新名班および海上保安庁の一部メンバーがOpenCommを着用[7]。
脚注
編集- ^ “New York-Based Sports Headphones Maker Moves HQ To Austin”. Patch (2019年9月9日). 2019年9月9日閲覧。
- ^ “プレミアムヘッドホンガイドvol.24=音元出版” (2020年8月24日). 2020年8月24日閲覧。
- ^ “AfterShokzの骨伝導ヘッドホンが、2020年骨伝導ヘッドホン売上数No.1、販売台数シェア81.2%を記録!=PRTIMES” (2021年1月6日). 2021年1月6日閲覧。
- ^ “CES 2020 INNOVATION AWARD PRODUCT=Consumer Technology Association” (2020年1月16日). 2020年1月16日閲覧。
- ^ “「AfterShokz 骨伝導ワイヤレスヘッドホン テレビ用」AFT-EP-000021がオーディオ&ビジュアルアワード「VGP 2021」にてコンセプト大賞、金賞をダブル受賞!=PRTIMES” (2020年11月10日). 2020年11月10日閲覧。
- ^ “TBS系日曜劇場で放送中の『TOKYO MER~走る緊急救命室~』にフォーカルポイント株式会社が美術協力”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年4月7日閲覧。
- ^ “TBS系日曜劇場で放送スタート『DCU』にフォーカルポイント株式会社が美術協力”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年4月7日閲覧。