アーマライト AR-7(Armalite AR-7)は、1959年アメリカアーマライト社が開発したセミオートライフルである。

AR-7
AR-7
標準の8連以外、オプションの10連、15連弾倉が映っている。
AR-7
種類 半自動小銃
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
設計・製造 アーマライト
仕様
口径 5.56mm
銃身長 405mm
ライフリング 4条右回り
使用弾薬 .22ロングライフル弾
装弾数 8発(箱型弾倉
作動方式 ブローバック
全長 892mm
重量 1,200g(本体重量)
歴史 
設計年 1959年
製造期間 1959年-現在
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概要

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1950年代にサバイバルライフル[1]として製作されたAR-5の発展型。ボルトアクションであったAR-5をセミオート化した銃で、AR-5の特徴であった分解した銃身・機関部・弾倉を、ストックに収納する特性を継承している。その状態のストックは水に浮くと言われ、発売当初はセールスポイントになった(ヘビーバレル仕様など、モデルによっては水に浮かないこともある)。

AR-5の後継銃として開発されたが、軍用から民生用に転換するために実包を.22ホーネットから、一般的な.22LRに変更して発売された。何度か生産中止を挟みつつ、アーマライト社から数社を渡り歩きながら、現在も生産が続いている。長期に生産されただけにカスタムパーツも豊富で、ハンドガン化したモデルなどのバリエーションも多い。

安価で信頼性も高く、銃器初心者にはスタームルガーMkIと並んでポピュラーな銃で、アメリカでは子供がライフルの基本をAR-7で覚えた者も多いという[2]

製造会社変遷

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  • アーマライト社:1959年-1973年
  • チャーターアームズ社:1973年-1990年
  • サバイバルアームズ社:1990年-1997年
  • ヘンリーリピーティングアームズ社:1997年-現在

登場作品

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映画

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007 ゴールドフィンガー
ゴールドフィンガーの命を狙うティリーが使用。
007 ロシアより愛をこめて
映画看板の裏から狙撃に使用。分解組み立ての描写がある。
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
西尾正治殺害事件において、犯人が西尾を狙撃する際にスコープサイレンサーを装着したものを使用。なお、作中においてメーカーはチャーターアームズ社のものと明言されている。

アニメ・漫画

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ザ・シンプソンズ
シーズン13、22話でマギー・シンプソンがホーマーを助けるためにマフィアに対して使用。全員を撃退する。
秘密探偵JA
ストックが水に浮くの利用して、隠し武器的に運用されていた。
ガンスミスキャッツ
主人公ラリービンセントがお守りとして父親から送られた。

脚注

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  1. ^ 空軍パイロット向けの小口径の護身用ライフル。分解して持ち運ぶことができ、工具無しで容易に組み立てられる。
  2. ^ 『萌え萌え特殊銃器事典』 48頁。

関連項目

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