AQUOS sense5G
AQUOS sense5G(アクオスセンス ファイブジー)は、シャープによって開発され、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIおよびシャープ(SIMフリーモデル)から発売されたスマートフォン。
型番は、SH-53A(NTTドコモ)、A004SH(ソフトバンク)、SHG03(KDDI)、SH-M17(SIMフリーモデル)。
概要
編集AQUOS senseシリーズとして、初めて5G通信に対応したモデル。大容量のバッテリーを搭載し、最大で1週間持続するバッテリーが特徴[1]。
AQUOS sense4とは、SoCと初期搭載OSを除いて違いはない。また、モデルナンバーは異なるが、両機種は同じタイミングで発表されているため[2]、実質的な先代機種はAQUOS sense3となる。
アップデート後のAndroidバージョンが異なり、AQUOS sense5GはAndroid 13に対し、AQUOS sense4はAndroid 12でアップデート終了となっている[3]。
開発者 | シャープ |
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販売開始日 |
2021年2月5日 (NTTドコモ) 2021年2月10日 (KDDI、ソフトバンク) 2021年3月12日 (SIMフリーモデル) |
先代機 | AQUOS sense3 |
後継機 | AQUOS sense6 |
関連機種 | AQUOS sense4 |
フォームファクタ | スマートフォン |
サイズ |
高さ 148 mm (5.8 in) 横幅 71 mm (2.8 in) 厚さ10.2 mm (0.40 in) |
重量 | 178g |
OS | Android 11→12→13 |
SoC | Qualcomm SNapdragon 690 5G |
メインメモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
メモリーカード | microSDXC |
バッテリー | 4570mAh(交換不可能) |
ディスプレイ |
5.8 in (150 mm) IGZO 2280×1080 px FHD+ |
背面カメラ |
広角 1200万画素 標準 1200万画素 望遠 800万画素 |
前面カメラ | 800万画素 |
不具合問題
編集発売当初より、基盤不良によって故障した報告が多く、不具合が発生した場合は、再起動を繰り返したり、Wi-Fiへの接続が不可能になるなどの症状が発生する[4][5]。
場合によっては2週間程度で電源が入らなくなった報告なども上がっており、故障のつど修理代が発生するなどのありさまであった。
シャープによれば、初期の生産分の一部端末で発生した症状であり、のちに対策されたものの、アップデートでは対処ができないものであるという[4]。
なお、AQUOS sense4と比較すると、部品が5割ほど増加しているなどの理由で[6]、放熱設計においては難題があったといい、”発熱によって発生している不具合なのでは”などの声も上がっている。
出典
編集- ^ CORPORATION, SHARP. “スマートフォン「AQUOS sense5G」<SH-53A>をNTTドコモより発売”. シャープ株式会社. 2024年11月5日閲覧。
- ^ CORPORATION, SHARP. “ニュースリリース”. シャープ株式会社. 2024年11月5日閲覧。
- ^ “OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ”. シャープ スマートフォン・携帯電話 AQUOS公式サイト. 2024年11月5日閲覧。
- ^ a b “【独自】3ヶ月で壊れる格安スマホ「AQUOS sense5G」不具合をシャープが認めて謝罪、再起動ループやWi-Fi利用不能は製造上の問題が原因で修理以外の解決策は無し | Buzzap!”. buzzap.jp (2022年1月24日). 2024年11月5日閲覧。
- ^ “【携帯修理のスキルワン】すぐに壊れるAQUOS Sense 5G…データそのままで修理可能です。【京都河原町】 | スマホ修理の【SkillOne】スキルワン | スマホ修理の【SkillOne】スキルワン”. 2024年11月5日閲覧。
- ^ https://corporate.jp.sharp/eco/sgp/interview/vol28/page02.html - ウェブアーカイブ(2021年9月25日)