738年の日本では、738年の日本の出来事・流行・世相などについてまとめる。
史上初の女性皇族の皇太子として、阿倍内親王(聖武天皇の皇女、のちの孝謙天皇)が立太子された。当時の皇室の嫡流(天武天皇・持統天皇の系統)の男子には安積親王がいたが、親王は生母が傍流の県犬養氏であったため、光明皇后(藤原氏)嫡出の内親王がこれに優先して皇太子となった。