文武天皇が崩御し、皇子の首親王(のちの聖武天皇)が幼少であったので、母の阿閇皇女が即位した(元明天皇)。新天皇の下で、引き続き慶雲の改革が行われた。
- 6月3日 - 全国が飢餓にあったことに鑑み、物を恵み与えることを詔した。
- 7月18日 - 文武天皇崩御。阿閇皇女称制。
- 8月18日 - 元明天皇即位。
- 即位に当たり、大赦を行った。また、畿内・大宰府管内に当年分の調を、全国に当年分の租を免除した。
- 12月10日 - 文武天皇大葬。
- 全国で疫病と飢饉があった。
- 6月25日 - 畿内で長雨のため稲作に影響が出たことが朝廷に報告された。