5-オキソペンタ-3-エン-1,2,5-トリカルボン酸デカルボキシラーゼ

化学反応を触媒する酵素

5-オキソペンタ-3-エン-1,2,5-トリカルボン酸デカルボキシラーゼ(5-oxopent-3-ene-1,2,5-tricarboxylate decarboxylase、EC 4.1.1.68)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

5-オキソペンタ-3-エン-1,2,5-トリカルボン酸デカルボキシラーゼ
識別子
EC番号 4.1.1.68
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
テンプレートを表示
5-オキソペンタ-3-エン-1,2,5-トリカルボン酸 2-オキソペンタ-3-エン二酸 + CO2

従って、この酵素の基質は、グリオキシル酸のみ、生成物は、2-オキソペンタ-3-エン二酸と二酸化炭素の2つである。

この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、5-オキソペンタ-3-エン-1,2,5-トリカルボン酸 カルボキシリアーゼ (2-オキソペンタ-3-エン二酸形成)(5-oxopent-3-ene-1,2,5-tricarboxylate carboxy-lyase (2-oxohept-3-enedioate-forming))である。他に、5-carboxymethyl-2-oxo-hex-3-ene-1,6-dioate decarboxylase、5-oxopent-3-ene-1,2,5-tricarboxylate carboxy-lyase等とも呼ばれる。この酵素は、チロシンの代謝に関与している。

構造

編集

2007年末時点で、1つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1I7Oである。

出典

編集
  • Garrido-Pertierra A and Cooper RA (1981). “Identification and purification of distinct isomerase and decarboxylase enzymes involved in the 4-hydroxyphenylacetate pathway of Escherichia coli”. Eur. J. Biochem. 117 (3): 581–584. doi:10.1111/j.1432-1033.1981.tb06377.x. PMID 7026235.