4-メチレングルタミナーゼ
4-メチレングルタミナーゼ(4-methyleneglutaminase、EC 3.5.1.67)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- 4-メチレン-L-グルタミン + 水4-メチレン-L-グルタミン酸 + アンモニア
従って、この酵素の基質は、4-メチレングルタミンと水の2つ、生成物は4-メチレングルタミン酸とアンモニアの2つである。
この酵素は加水分解酵素、特に鎖状アミドの炭素-窒素結合に作用するものに分類される。系統名は、4-メチレン-L-グルタミン アミドヒドロラーゼ(4-methylene-L-glutamine amidohydrolase)である。他に、4-methyleneglutamine deamidase、4-methyleneglutamine amidohydrolase等とも呼ばれる。この酵素は、c5-分岐二塩基酸の代謝に関与している。
出典
編集- Ibrahim SA, Lea PJ and Fowden L (1984). “Preparation and properties of 4-methyleneglutaminase from the leaves of peanut (Arachis hypogaea)”. Phytochemistry 23 (8): 1545–1549. doi:10.1016/S0031-9422(00)83436-6.