2025年のスーパーカップ (日本サッカー)
2025年のスーパーカップは2025年2月8日に国立競技場(東京都新宿区)で開催された32回目のスーパーカップ[1]。
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開催日 | 2025年2月8日 | ||||||
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会場 | 国立競技場(新宿区) | ||||||
主審 | 御厨貴文 | ||||||
観客数 | 53,343 人 | ||||||
天気 | 晴 / 11.7℃ / 25% | ||||||
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概要
編集富士フイルムビジネスイノベーションの特別協賛により、FUJIFILM SUPER CUP 2025(富士フイルム スーパーカップ2025)の名称で開催される。2024年11月25日に大会方式が[1]、2024年12月9日に大会の詳細が[2]それぞれ発表された。
Jリーグが2026-27シーズンからいわゆる「秋春制」に移行することから、従来方式でのスーパーカップはこの大会が最後となる[3]。
参加クラブ
編集- ヴィッセル神戸(2024明治安田J1リーグ優勝 / 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会優勝・2年連続3回目)
- サンフレッチェ広島(2024明治安田J1リーグ2位・9年ぶり5回目)
試合結果
編集1995年3月11日に行われたヴェルディ川崎対ベルマーレ平塚(旧国立競技場)の大会記録を更新する53,343 人の観衆が詰めかけた、現行フォーマットで最後のスーパーカップとなるこの試合[4]、3日後にAFCチャンピオンズリーグエリート2024/25 リーグステージ (ACLE) 第7節・上海海港戦を控え、FW武藤嘉紀、FW大迫勇也、DF酒井高徳といった主力をベンチに温存し、左膝の大けがから539日ぶりの公式戦復帰を果たしたMF齊藤未月を始め若手や新加入組を多く起用した神戸に対し、広島は4日後にAFCチャンピオンズリーグ2 2024/25 ノックアウトステージ (ACL2) 1stレグ・ナムディン戦を控えながらも、GK大迫敬介を始め、新加入のFWジャーメイン良、MF田中聡ら主力級のメンバーを先発に揃えた。
試合は前半13分、右サイドを攻め上がった広島MF中野就斗のクロスボールをMFトルガイ・アルスランが頭で合わせ、広島が先制に成功する[5]。その後も広島がほぼ一方的に攻め続けるも追加点は奪えず、前半を1-0広島リードで折り返す。
後半に入って18分、神戸は酒井、武藤、大迫を一気に投入して戦局打開を図るが、逆に25分、広島が得たコーナーキックを途中投入されたDF菅大輝が蹴り込むと、これをDF荒木隼人が頭で合わせ、広島が追加点を挙げる[5]。その後も攻勢を続けた広島がそのまま2-0で勝利、2016年大会以来9年ぶり5回目のスーパーカップ制覇を果たした[5]。
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脚注
編集- ^ a b c d 『FUJIFILM SUPER CUP 2025 試合方式について』(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2024年11月25日。2024年12月8日閲覧。
- ^ a b c d e 『FUJIFILM SUPER CUP 2025 スーパーカップパートナー・対戦カード・開催日・キックオフ時刻・テレビ放送決定』(プレスリリース)、日本プロサッカーリーグ、2024年12月9日。2024年12月9日閲覧。
- ^ “【Jリーグ】最後のFUJIFILM SUPER CUPテレビ中継の注目ポイント”. 日テレNEWS NNN (2025年2月5日). 2025年2月8日閲覧。
- ^ “現行フォーマット最後のスーパー杯で最多入場者数を記録! 「FUJIFILM SUPER CUP 2025」神戸vs広島で53,343人”. GOAL.com (2025年2月8日). 2025年2月9日閲覧。
- ^ a b c “V奪還に燃える広島、ヘッド2発快勝で9年ぶりスーパー杯制覇!! 王者神戸は大迫・武藤ら温存起用で無得点”. ゲキサカ (2025年2月8日). 2025年2月10日閲覧。