2008-2009 プリメーラ・ディビシオン (ウルグアイ)

2008-2009 プリメーラ・ディビシオンは、第77回目のウルグアイのサッカーの最上級リーグ。

プリメーラ・ディビシオン
シーズン 2008–09
優勝 ナシオナル (42回目)
降格 ベジャ・ビスタ
フベントゥ
ビジャ・エスパニョーラ
コパ・リベルタドーレス ナシオナル
セロ
ラシン
コパ・スダメリカーナ リーベル・プレート
リベルプール
試合数 225
ゴール数 626 (1試合平均2.78)
得点王 ホアキン・ボゴシアン
(16)
最大差勝利ホーム試合
ラシン 4–0 セントラル・エスパニョール (2008年9月18日)
ダヌービオ 4–0 フベントゥ (2008年9月21日)
リーベル・プレート 5–1 ワンダラーズ (2009年3月21日)
最大差勝利アウェー試合
タクアレンボー 0–5 セロ (2009年2月28日)
最多得点試合
ベジャ・ビスタ 5–2 セロ・ラルゴ (2008年11月9日)
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概要

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ナシオナルが42回目の優勝を果たした。リベル・キニョネスアントニオ・パチェコが12得点を挙げて得点王となった。ベジャ・ビスタフベントゥがセグンダ・ディビシオンへ降格、ビジャ・エスパニョーラが前期終了後に財務上の問題があり、アマチュアリーグ(セグンダ・ディビシオン・アマテウル)へ前期終了時点で降格した。

コパ・リベルタドーレス2010出場権を得たのはナシオナルセロラシンの3クラブ。リーベル・プレートリベルプールの2クラブがコパ・スダメリカーナ2009出場権を得た。

参加クラブ

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クラブ 本拠地 スタジアム
ベジャ・ビスタ モンテビデオ エスタディオ・ホセ・ナサシ
セントラル・エスパニョール モンテビデオ パルケ・パレルモ
セロ モンテビデオ エスタディオ・ルイス・トロッコリ
セロ・ラルゴ メロ エスタディオ・アルキテクト・アントニオ・エレウテリオ・ウビージャ
ダヌービオ モンテビデオ ハルディネス・デル・イポドロモ
デフェンソール・スポルティング モンテビデオ エスタディオ・ルイス・フランシニ
フベントゥ ラス・ピエドラス エスタディオ・マルティネス・モネガル
リベルプール モンテビデオ エスタディオ・ベルベデーレ
ナシオナル モンテビデオ エスタディオ・グラン・パルケ・セントラル
ペニャロール モンテビデオ エスタディオ・センテナリオ
ラシン・クラブ モンテビデオ エスタディオ・オスバルド・ロベルト
ランプラ・ジュニアーズ モンテビデオ エスタディオ・オリンピコ
リーベル・プレート モンテビデオ エスタディオ・サロルディ
タクアレンボー タクアレンボー エスタディオ・ゴジェノーラ
ビジャ・エスパニョーラ モンテビデオ エスタディオ・オブドゥリオ・バレラ
ワンダラーズ モンテビデオ エスタディオ・ビエラ

前期

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順位 クラブ名 試合 得点 失点 勝点 備考
1 ダヌービオ 15 10 2 3 27 15 +12 32 ファイナル・プレーオフ
2 ナシオナル 15 10 2 3 23 13 +10 32
3 デフェンソール・スポルティング 15 9 3 3 23 12 +11 30
4 ラシン・クラブ 15 7 6 2 24 12 +12 27
5 リベルプール 15 7 6 2 24 14 +10 27
6 ペニャロール 15 8 4 3 29 15 +14 25[a 1]
7 セロ 15 6 5 4 20 12 +8 23
8 リーベル・プレート 15 5 5 5 17 17 0 20
9 セントラル・エスパニョール 15 5 5 5 17 21 -4 20
10 タクアレンボー 15 5 2 8 15 20 -5 17
11 ベジャ・ビスタ 15 5 2 8 13 22 -9 17
12 ワンダラーズ 15 4 2 9 17 18 -1 14
13 ランプラ・ジュニアーズ 15 3 5 7 16 24 -8 14
14 ビジャ・エスパニョーラ 15 3 3 9 11 26 -15 12
15 セロ・ラルゴ 15 1 6 8 13 25 -12 9
16 フベントゥ 15 2 2 11 9 26 -17 8
  1. ^ ペニャロールは、成績から勝ち点3点が差し引かれた。

ファイナル・プレーオフ

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得点ランキング

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順位 選手 クラブ 得点数
1   エミリアーノ・アルファロ リベルプール 7
  セルヒオ・レアル ダヌービオ
3   セバスティアン・バルサス ラシン・クラブ 6
  ウィリアム・フェレイラ デフェンソール・スポルティング
  ホセ・マリア・フランコ ペニャロール
6   セバスティアン・チャルケーロ ワンダラーズ 5
  サンティアゴ・ダミアン・ガルシア ナシオナル
  エンリ・ヒメネス リーベル・プレート
  アントニオ・パチェコ ペニャロール
  マウロ・ビラ デフェンソール・スポルティング

後期

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ビジャ・エスパニョーラは、前期終了後に発覚した財務上の問題によりアマチュアリーグへ降格となった。

順位 クラブ名 試合 得点 失点 勝点 備考
1 デフェンソール・スポルティング 14 11 1 2 29 15 +14 34 チャンピオンシップ・プレーオフ
2 リーベル・プレート 14 9 3 2 32 17 +15 30
3 セロ 14 9 2 3 30 13 +17 29
4 リベルプール 14 7 4 3 23 17 +6 25
5 ペニャロール 14 7 2 5 22 15 +7 23
6 ナシオナル 14 6 5 3 27 21 +6 23
7 ラシン・クラブ 14 6 5 3 22 17 +5 23
8 ワンダラーズ 14 6 3 5 25 24 +1 21
9 セロ・ラルゴ 14 5 4 5 20 20 0 19
10 ダヌービオ 14 4 3 7 20 24 -4 15
11 セントラル・エスパニョール 14 3 3 8 16 24 -8 12
12 タクアレンボー 14 2 6 6 16 25 -9 12
13 ベジャ・ビスタ 14 2 4 8 16 28 -12 10
14 フベントゥ 14 2 2 10 15 34 -19 8
15 ランプラ・ジュニアーズ 14 0 5 9 15 34 -19 5

得点ランキング

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順位 選手 クラブ 得点数
1   ホルヘ・サンブラーナ リーベル・プレート 10
2   ホアキン・ボゴシアン セロ 9
3   ディエゴ・イフラン ダヌービオ 8
  グスタボ・ビスカイサク ナシオナル
  アルバロ・ナバーロ デフェンソール・スポルティング
6   ディエゴ・チャベス ワンダラーズ 7
  アントニオ・パチェコ ペニャロール
  リベル・キニョネス ラシン・クラブ
  レアンドロ・リベロ セロ・ラルゴ
10   ディエゴ・デ・ソウザ デフェンソール・スポルティング 6
  パウロ・ペッソラーノ リベルプール
  マウレン・フランコ タクアレンボー
  アルド・ディアス ベジャ・ビスタ

年間総合成績

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順位 クラブ名 試合 得点 失点 勝点 備考
1 デフェンソール・スポルティング 29 20 4 5 52 27 +25 64 チャンピオンシップ・プレーオフ
2 ナシオナル 29 16 7 6 49 34 +15 55 リギージャ・プレ・リベルタドーレス
3 セロ 29 15 7 7 50 25 +25 52
4 リベルプール 29 14 10 5 44 32 +12 52
5 リーベル・プレート 29 14 8 7 49 34 +15 50
6 ラシン・クラブ 29 13 11 5 46 31 +15 50
7 ペニャロール 29 15 6 8 51 29 +22 48[b 1]
8 ダヌービオ 29 14 5 10 47 39 +8 47
9 ワンダラーズ 29 10 5 14 42 42 0 35
10 セントラル・エスパニョール 29 8 8 13 33 45 -12 32
11 タクアレンボー 29 7 8 14 31 45 -14 29
12 セロ・ラルゴ 29 6 10 13 33 45 -12 28
13 ベジャ・ビスタ 29 7 6 16 31 48 -17 27
14 ランプラ・ジュニアーズ 29 3 10 16 33 60 -27 19
15 フベントゥ 29 4 4 21 24 60 -36 16
16 ビジャ・エスパニョーラ 15 3 3 9 11 26 -15 12[b 2]
  1. ^ ペニャロールは、前期の成績から勝ち点3点が差し引かれた。
  2. ^ ビジャ・エスパニョーラは、前期終了後に発覚した財務上の問題によりアマチュアリーグへ降格。

降格

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順位 クラブ名 試合 得点 失点 勝点 備考
1 デフェンソール・スポルティング 29 41 7 11 119 64 +55 64 チャンピオンシップ・プレーオフ
2 リーベル・プレート 29 33 12 14 134 78 +56 55 リギージャ・プレ・リベルタドーレス
3 ナシオナル 29 32 14 13 102 67 +35 52
4 ペニャロール 29 31 12 16 112 68 +44 52[c 1]
5 ラシン・クラブ 29 13 11 5 46 31 +15 50[c 2]
6 リベルプール 29 26 17 16 99 77 +22 50
7 ダヌービオ 29 27 12 20 105 86 +19 48
8 セロ 29 24 17 18 80 64 +16 47
9 ワンダラーズ 29 23 10 26 86 93 -7 35
10 ランプラ・ジュニアーズ 29 16 18 25 65 102 -37 32
11 セントラル・エスパニョール 29 17 13 29 71 97 -26 29
12 タクアレンボー 29 16 15 28 64 95 -31 28
13 セロ・ラルゴ 29 6 10 13 33 45 -12 27[c 2]
14 フベントゥ 29 14 14 31 54 89 -35 19 セグンダ・ディビシオンへ降格
15 ベジャ・ビスタ 29 13 11 35 60 102 -42 16
16 ビジャ・エスパニョーラ 15 3 3 9 11 26 -15 12 セグンダ・ディビシオン・アマテウルへ降格[c 3]
  1. ^ ペニャロールは、前期の成績から勝ち点3点が差し引かれた。
  2. ^ a b ラシン・クラブセロ・ラルゴは昇格初年度なので、今季の勝ち点を2倍して計算する。
  3. ^ ビジャ・エスパニョーラは、前期終了後に発覚した財務上の問題によりアマチュアリーグへ降格。

チャンピオンシップ・プレーオフ

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準決勝

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決勝

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優勝

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プリメーラ・ディビシオン
2008-2009 優勝
ナシオナル
42回目

リギージャ・プレ・リベルタドーレス

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順位 クラブ名 試合 得点 失点 勝点 備考
1 セロ 5 4 0 1 12 6 +6 12 コパ・リベルタドーレス2010 第2ステージ
2 ラシン・クラブ 5 3 1 1 11 7 +4 10 コパ・リベルタドーレス2010 第1ステージ
3 リーベル・プレート 5 2 0 3 7 11 -4 6 コパ・スダメリカーナ2009 第1ステージ
4 リベルプール 5 1 2 2 6 7 -1 5 プレーオフ
デフェンソール・スポルティング 5 1 2 2 5 6 -1 5
6 ナシオナル 5 1 1 3 8 12 -4 4

プレーオフ

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リギージャ・プレ・リベルタドーレスで4位のクラブがコパ・スダメリカーナ2009 第2ステージに出場することになっていたが、リベルプールデフェンソール・スポルティングが同じ成績だったためプレーオフを行った。その結果リベルプールが出場することとなった。