2004 TN1
小惑星
2004 TN1とは、アポロ群に属する地球近傍天体の1つである[1]。
2004 TN1 | ||
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分類 | 小惑星 | |
軌道の種類 | 地球近傍天体(PHA)[1][2] アポロ群[1] 地球横断小惑星 火星横断小惑星 | |
軌道要素と性質 元期:TDB 2456200.5 (2012年9月30.0日)[1] | ||
軌道長半径 (a) | 2.746 ± 0.001 AU[1] | |
近日点距離 (q) | 0.8285 ± 0.0002 AU[1] | |
遠日点距離 (Q) | 4.663 ± 0.002 AU[1] | |
離心率 (e) | 0.6983 ± 0.0002[1] | |
公転周期 (P) | 1662 ± 1 日[1] (4.55 ± 0.003 年[1]) | |
平均軌道速度 | 0.2166 ± 0.0001 度/日[1] | |
軌道傾斜角 (i) | [1] | 8.4490 ± 0.0002 度|
近日点引数 (ω) | 233.44 ± 0.03 度[1] | |
昇交点黄経 (Ω) | 214.03 ± 0.02 度[1] | |
平均近点角 (M) | 253.3 ± 0.4 度[1] | |
EMoid | 2000 km[2] | |
前回近日点通過 | JED 2455031 ± 3 (2009年7月18日) | |
次回近日点通過 | JED 2456693 ± 2[1] (2014年2月4日[1]) | |
物理的性質 | ||
直径 | 166 m ?[1][3][4] | |
絶対等級 (H) | 21.732 ± 0.73486[1] | |
アルベド(反射能) | 0.13(仮定)[4][3] | |
発見 | ||
発見日 | 2004年10月5日[2] | |
発見者 | NEAT[2] | |
発見方法 | 自動検出 | |
他のカタログでの名称 | ||
2004 TN1[1] K04T01N[5] |
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■Template (■ノート ■解説) ■Project |
2004 TN1は、絶対等級が21.7等級の天体であり、アルベドを0.13と仮定すると、直径は166mとなる。また、地球の軌道と近いため、潜在的に危険な小惑星(PHA)である。地球軌道との最小交差距離(EMoid)はわずか2000kmしかなく、地球半径以下である。これはPHAの中でも極めて小さな値である。
2004 TN1は、2004年11月16日に地球から約1400万km(0.09353AU)まで接近した。また、遠日点において木星には1AU内にまで頻繁に接近する。1924年9月20日には1億1900万km(0.7924AU)まで接近した。