1962年のオールスターゲーム (日本プロ野球)
PJ:BASE#NPBポストシーズンに準じた対応をとるべき記事であるため、ランニングスコアの記載等ご遠慮ください。(2022年5月) |
1962年のオールスターゲームは、1962年7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。
1962年のNPBオールスターゲーム | |||
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ゲームデータ | |||
セ監督 | 川上哲治 | ||
パ監督 | 水原茂 | ||
セ投票最多 | 王貞治 | ||
パ投票最多 | 山内一弘 | ||
第1戦 | |||
日程 | 7月24日 | ||
開催地 | 平和台野球場 | ||
スコア | セリーグ | 0-7 | パリーグ |
MVP | ジャック・ブルーム | ||
第2戦 | |||
日程 | 7月26日 | ||
開催地 | 広島市民球場 | ||
スコア | パリーグ | 5-4 | セリーグ |
MVP | 張本勲 | ||
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概要
編集1954年以来続いた2試合制はこの年で一旦終了し、翌年よりオールスターは3試合制となった。全セ(オールセントラル・リーグ)は前年優勝した読売ジャイアンツの川上哲治監督が率い、全パ(オールパシフィック・リーグ)は本来であれば前年優勝の南海ホークスの鶴岡一人監督が率いるが、シーズン途中に休養(のちに復帰)したため、前年2位の東映フライヤーズの水原茂監督が率いた。オールスターゲームでセ・パ両軍を率いるのは三原脩に続いて2人目である。この年は東映が優勝したため、水原は翌年も全パ監督を務めた。
第1戦は、中日の権藤博と西鉄の稲尾和久の投げあいで始まった。試合は初回から全パが猛打を発揮し、権藤が打ち込まれた。その後も一方的な試合展開で全パが7点をあげる。全パは4番手投手に17歳ルーキー尾崎行雄(東映)が登板。全セ最後の打者近藤和彦(大洋)を抑え、全セは完封負けを喫した。
場所を広島に移した第2戦は、全セが1点リードしていた9回表に、全パ5番の張本勲(東映)が、全セ6番手の投手大石清(広島)から、この日2本目の2ラン本塁打を打ち、同じ東映の尾崎が抑えて全パの連勝で幕を閉じた。
選出選手
編集セントラル・リーグ[1] | パシフィック・リーグ[1] | ||||||
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監督 | 川上哲治 | 巨人 | 監督 | 水原茂 | 東映 | ||
コーチ | 藤本定義 | 阪神 | コーチ | 別当薫 | 近鉄 | ||
門前真佐人 | 広島 | ||||||
宇野光雄▲ | 大毎 | ||||||
投手 | 投手 | 尾崎行雄 | 東映 | 初 | |||
小山正明 | 阪神 | 6 | 稲尾和久 | 西鉄 | 5 | ||
権藤博 | 中日 | 2 | 土橋正幸 | 東映 | 5 | ||
秋山登 | 大洋 | 7 | 米田哲也 | 阪急 | 5 | ||
大石清 | 広島 | 2 | 梶本隆夫 | 阪急 | 7 | ||
中村稔 | 巨人 | 初 | 久保征弘 | 近鉄 | 初 | ||
金田正一 | 国鉄 | 12 | 久保田治 | 東映 | 2 | ||
権藤正利 | 大洋 | 2 | 皆川睦男 | 南海 | 3 | ||
村田元一 | 国鉄 | 3 | |||||
柿本実▲ | 中日 | 初 | |||||
捕手 | 森昌彦 | 巨人 | 3 | 捕手 | 野村克也 | 南海 | 6 |
江藤慎一 | 中日 | 3 | |||||
安藤順三 | 東映 | 2 | |||||
土井淳▲ | 大洋 | 7 | 河合保彦▲ | 西鉄 | 4 | ||
一塁手 | 王貞治 | 巨人 | 3 | 一塁手 | 榎本喜八 | 大毎 | 8 |
二塁手 | 近藤昭仁 | 大洋 | 初 | 二塁手 | ブルーム | 近鉄 | 2 |
三塁手 | 長嶋茂雄 | 巨人 | 5 | 三塁手 | 小玉明利 | 近鉄 | 6 |
遊撃手 | 吉田義男 | 阪神 | 9 | 遊撃手 | 豊田泰光 | 西鉄 | 8 |
内野手 | 桑田武 | 大洋 | 4 | 内野手 | 広瀬叔功 | 南海 | 5 |
藤井弘 | 広島 | 3 | ピート | 南海 | 初 | ||
小坂佳隆 | 広島 | 2 | 葛城隆雄 | 大毎 | 5 | ||
麻生実男 | 大洋 | 初 | |||||
外野手 | 近藤和彦 | 大洋 | 3 | 外野手 | 山内一弘 | 大毎 | 9 |
坂崎一彦 | 巨人 | 3 | 張本勲 | 東映 | 3 | ||
森徹 | 大洋 | 4 | 田宮謙次郎 | 大毎 | 8 | ||
森永勝治 | 広島 | 2 | 関根潤三 | 近鉄 | 5 | ||
並木輝男 | 阪神 | 2 | 吉田勝豊 | 東映 | 2 | ||
毒島章一 | 東映 | 6 | |||||
高倉照幸 | 西鉄 | 5 |
- 太字はファン投票で選ばれた選手。▲は出場辞退選手発生による補充選手。
- 久保田、皆川、河合は2試合とも出場機会がなかった[2]。
試合結果
編集第1戦
編集オーダー
編集
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第2戦
編集オーダー
編集
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テレビ・ラジオ中継
編集テレビ中継
編集- 第1戦:7月24日
- 第2戦:7月26日
ラジオ中継
編集- 第1戦:7月24日
- 第2戦:7月26日
NHKラジオによるプロ野球中継は翌年より第1放送に移行した。また、日本短波放送によるオールスター中継はこの年をもって終了。その後、1978年に復活した(1985年終了)。