1950年全仏選手権 (テニス)
1950年 全仏選手権(1950ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1950)に関する記事。フランス・パリにある「ローランギャロス・スタジアム」にて開催。
大会の流れ
編集- 男子シングルスは「113名」の選手による7回戦制、女子シングルスは「54名」の選手による6回戦制で行われた。男子は15名、女子は10名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。
- シード選手は男子・女子ともに8名。シード選手でも、1回戦から出場した人と、2回戦から登場した人がいる。2回戦から登場した選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
シード選手
編集男子シングルス
編集- ヤロスラフ・ドロブニー (準優勝) [1949年にチェコスロバキアから亡命、エジプト国籍を取得]
- フランク・セッジマン (4回戦)
- ビル・タルバート (ベスト4)
- エリック・スタージェス (ベスト4)
- アーサー・ラーセン (ベスト8)
- ジョン・ブロムウィッチ (ベスト8)
- バッジ・パティー (初優勝)
- ビック・セイシャス (ベスト8)
女子シングルス
編集- マーガレット・オズボーン・デュポン (ベスト8)
- ルイーズ・ブラフ (ベスト4)
- ドリス・ハート (初優勝)
- パトリシア・トッド (準優勝)
- シャーリー・フライ (ベスト8)
- アナリサ・ボッシ (ベスト8)
- リタ・アンダーソン (3回戦)
- ジョーン・カリー (3回戦)
大会経過
編集男子シングルス
編集準々決勝
- ヤロスラフ・ドロブニー vs. ビック・セイシャス 7-5, 17-15, 5-7, 6-4
- エリック・スタージェス vs. アーサー・ラーセン 4-6, 6-3, 6-2, 6-4
- ビル・タルバート vs. ジョン・ブロムウィッチ 6-2, 6-2, 6-3
- バッジ・パティー vs. アービン・ドーフマン 0-6, 6-1, 3-6, 6-1, 11-9
準決勝
- ヤロスラフ・ドロブニー vs. エリック・スタージェス 6-4, 7-5, 3-6, 12-10
- バッジ・パティー vs. ビル・タルバート 2-6, 6-4, 4-6, 6-4, 13-11
女子シングルス
編集準々決勝
- バーバラ・スコフィールド vs. マーガレット・オズボーン・デュポン 3-6, 6-0, 6-2
- パトリシア・トッド vs. シャーリー・フライ 6-3, 6-3
- ドリス・ハート vs. アナリサ・ボッシ 6-4, 6-2
- ルイーズ・ブラフ vs. ベティ・ローゼンクエスト 6-2, 6-2
準決勝
- パトリシア・トッド vs. バーバラ・スコフィールド 6-2, 6-3
- ドリス・ハート vs. ルイーズ・ブラフ 6-2, 6-3
決勝戦の結果
編集- 男子シングルス: バッジ・パティー vs. ヤロスラフ・ドロブニー 6-1, 6-2, 3-6, 5-7, 7-5
- 女子シングルス: ドリス・ハート vs. パトリシア・トッド 6-4, 4-6, 6-2
- 男子ダブルス: ビル・タルバート& トニー・トラバート vs. ヤロスラフ・ドロブニー& エリック・スタージェス 6-2, 1-6, 10-8, 6-2
- 女子ダブルス: ドリス・ハート& シャーリー・フライ vs. ルイーズ・ブラフ& マーガレット・オズボーン・デュポン 1-6, 7-5, 6-2
- 混合ダブルス: エンリケ・モレア& バーバラ・スコフィールド vs. ビル・タルバート& パトリシア・トッド 不戦勝
外部リンク
編集先代 1950年オーストラリア選手権 (テニス) |
テニス4大大会 1950年 |
次代 1950年ウィンブルドン選手権 |
先代 1949年全仏選手権 (テニス) |
全仏オープン 1950年 |
次代 1951年全仏選手権 (テニス) |