1936年全米選手権 (テニス)

1936年 全米選手権(1936ねんぜんべいせんしゅけん)に関する記事。

大会の流れ

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  • 1881年から1967年まで、全米選手権は各部門が個別の名称を持ち、大会会場も別々のテニスクラブで開かれた。これが他の3つのテニス4大大会と大きく異なる点である。
    • 男子シングルス 名称:全米シングルス選手権(U.S. National Singles Championship)/会場:ニューヨーククイーンズ区フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1924年-1977年
    • 女子シングルス 名称:全米女子シングルス選手権(U.S. Women's National Singles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1921年-1977年
    • 男子ダブルス 名称:全米ダブルス選手権(U.S. National Doubles Championship)/会場:マサチューセッツ州ボストン市、ロングウッド・クリケット・クラブ (1935年-1941年まで)
    • 女子ダブルス 名称:全米女子ダブルス選手権(U.S. Women's National Doubles Championship)/会場:ボストン、ロングウッド・クリケット・クラブ (1935年-1941年まで)
    • 混合ダブルス 名称:全米混合ダブルス選手権(U.S. Mixed Doubles Championship)/会場:ボストン、ロングウッド・クリケット・クラブ (1935年-1941年まで)

シード選手

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男子シングルス

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(アメリカ人シード選手:8名)

  1.   ドン・バッジ (準優勝)
  2.   ブライアン・グラント (ベスト4)
  3.   シドニー・ウッド (4回戦)
  4.   フランク・パーカー (ベスト4)
  5.   ボビー・リッグス (4回戦)
  6.   グレゴリー・マンジン (ベスト8)
  7.   ジョン・マクダーミド (ベスト8)
  8.   ハロルド・サーフェス (2回戦)

(外国人シード選手:5名)

  1.   フレッド・ペリー (優勝、2年ぶり3度目)
  2.   ベルナール・デストレモー (4回戦)
  3.   ジャック・ブルニョン (3回戦)
  4.   イボン・ペトラ (4回戦)
  5.   ピエール・ペリッザ (4回戦)

女子シングルス

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(アメリカ人シード選手:8名)

  1.   ヘレン・ジェイコブス (準優勝)
  2.   サラ・ファビアン (1回戦)
  3.   アリス・マーブル (初優勝)
  4.   カロリン・バブコック (ベスト8)
  5.   マージョリー・グラッドマン・バン・リン (3回戦)
  6.   グラシン・ホイーラー (ベスト8)
  7.   ヘレン・ペダーセン (ベスト4)
  8.   メアリー・グリーフ (3回戦)

(外国人シード選手:2名)

  1.   ケイ・スタマーズ (ベスト4)
  2.   中野徳子 (1回戦) [ハワイ・ホノルル出身のアメリカ合衆国市民だが、日本国籍で記載] Tokuko Nagano の綴りで記載されている。

大会経過

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男子シングルス

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準々決勝

準決勝

女子シングルス

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準々決勝

準決勝

決勝戦の結果

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外部リンク

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  • 全米オープンの歴史 (英語、全米オープンテニス公式サイト内)
  • 抽選表・シード選手:男子女子 (男子はGrand Slam Tennis Archive、女子はTennisForum.com提供スレッドによる)

参考文献

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  • Roger M. Williams, “The U.S. Open: Game, Set, Unmatched”(全米オープン-ゲーム・セット・試合は続く) Time-Life Books, New York (1997) ISBN 0-7835-5260-2 各部門ごとの開催地について、本書の189ページを参照した。
  • Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3
先代
1936年ウィンブルドン選手権
テニス4大大会
1936年 - 1937年
次代
1937年全豪テニス選手権
先代
1935年全米選手権 (テニス)
全米オープン
1936年
次代
1937年全米選手権 (テニス)